現在、絶賛開催中の「私だけの午前十時の映画祭2」。

今年の「午前十時の映画祭16」と、16年前の「第一回・午前十時の映画祭」から計39本をセレクトしたホームシアター自己満足イベントだ。

9月は4本の名作を観たので、簡単に振り返ることにしよう。

(ネタバレはありません)



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この9月は、本家9月のラインナップから「許されざる者」と「レッド・サン」を、「第一回・午前十時の映画祭」から「北北西に進路を取れ」と「ライムライト」を鑑賞した。


それでは恒例のパンフコレクションをご紹介。

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…と言いつつ「レッド・サン」は持っていなかったので、それ以外をパシャ。

「許されざる者」は1992年公開時に買ったもので、「北北西に進路を取れ」は初公開時の復刻版。

そして「ライムライト」は全部で4バージョン。

1953年初公開時のものが2種類と、1974年と1986年のリバイバル公開版だ。


それでは1本につき5行で振り返っていこう。


1本目 許されざる者(1992)


老ガンマンのウィリアム・マニーが、娼婦に賞金を懸けられた男とその仲間たちを相手に闘うウエスタン。

2021年の映画追い込み月、昨年のジーン・ハックマン追悼祭に続いて、この5年で3度目の再鑑賞だ。

こんな悪人映画がアカデミー賞を獲ったことに、今さらながら驚く。

そして、こんな渋くてかっこいい映画イーストウッドしか撮れないよなあ、とも思う。

配信オンリーだった「陪審員2番」もやっと録画できたので、早いとこ観なきゃ!


2本目 北北西に進路を取れ(1959)


ヒッチコック十八番の巻き込まれ型サスペンスの傑作。

工夫を凝らしたアクションシーンの連続には「さすがヒッチコック」とうならされる。

ケイリー・グラントとエヴァ・マリー・セイントの20歳差カップルに違和感を覚えないでもないが、当初キャスティングされていたジェームズ・ステュアートよりは若見えするので飲み込むとしよう。

ケイリー・グラントは40年前に亡くなっているけど、エヴァ・マリー・セイントはご健在なのね。

御年102歳、まだまだ長生きして!


3本目 レッド・サン(1971)


西部男✕フレンチイケメン✕江戸侍という奇天烈な組み合わせの異色ウエスタン。

こちらも4年前のアラン・ドロン追悼祭以来、2回目の鑑賞だ。

別記事でも書いたが、炎天下の荒野をビシッと裃で歩く三船敏郎が本当にかっこいいのよ。

日本人としてのプライド、侍としての矜持を常に失わないその姿が誇らしくて誇らしくてね。

鬼籍に入った男3人に対し、ヒロインのウルスラ・アンドレスは90歳でご壮健。長生きして!


4本目 ライムライト(1951)


落ち目のボードビリアンと若い踊り子のふれあいを描くチャップリンの半自伝的ドラマ。

NHKの「世界名画劇場」で観て以来40年ぶりの再鑑賞で、内容もよく覚えていなかった。

でも、自分もそれだけ年を取ったこともあり、老境の芸人の心情に共感を覚えることしきり。

バスター・キートンと組んだステージは圧巻で、ホームシアターのスクリーンに惜しみない拍手を贈った。

そして、ヒロインを演じたクレア・ブルームもまた95歳でご存命。長生きして!



以上が、9月に観た「私だけの午前十時の映画祭2」上映作品のレビューでした。

10月は「用心棒」「椿三十郎」「チャップリンの独裁者」「フィールド・オブ・ドリームス」の4本を鑑賞予定。

それでは月末のこの時間まで、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。


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