現在、絶賛開催中の「私だけの午前十時の映画祭2」。
今年の「午前十時の映画祭16」と、16年前の「第一回・午前十時の映画祭」から計38本をセレクトしたホームシアター自己満足イベントだ。
6月は3本の名作を観たので、簡単に振り返ることにしよう。
(ネタバレはありません)
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今年の「午前十時の映画祭16」と、16年前の「第一回・午前十時の映画祭」から計38本をセレクトしたホームシアター自己満足イベントだ。
6月は3本の名作を観たので、簡単に振り返ることにしよう。
(ネタバレはありません)
今月は、今年6月のラインナップから「ゴッドファーザー PART II」を、「第一回・午前十時の映画祭」から「大脱走」と「戦場にかける橋」を鑑賞した。
まず、自慢のパンフコレクションをご紹介。
日本公開は「戦場にかける橋」が1957年、「大脱走」は1970年(リバイバル)、「ゴッドファーザー PART II」は1975年。
すべて半世紀以上前のものだけど、その割には保存状態がいいのが自慢ね。
それでは1本につき5行で振り返っていこう。
本当にあった集団脱走劇を元に作られた戦争娯楽大作で、観るたびに男くさい豪華キャストに感嘆する。
マックイーンやブロンソン、ガーナーやコバーンがかっこいいのは当然だが、今回注目したいのは両軍の指揮官。
「敵をかく乱するために脱走を図るのは兵士の義務」と言い切る捕虜代表の英軍ラムゼイ大佐に対し、真正面から受けて立つ収容所の独軍フォン・ルーゲル大佐。
これが非道なナチスじゃなくて、少しまともなドイツ空軍というのがミソね。
フォン・ルーゲルを演じたハンネス・メッセマーは、戦争中捕まったロシアの収容所から逃げてきたというリアル脱走将校という話も興味深かった。(パンフ掲載のコラムより)
3年前のシリーズ全作イッキミ以来の再鑑賞で、今回はDVD特典の監督による音声解説版をチョイス。
「PART III」のあとに収録したらしく、本作に加えてその後に撮った映画のエピソードも満載だった。
最初この続編に気乗りしなかったので、代わりの若手監督してスコセッシを推したとか。
「PART III」は「コルレオーネの死」というタイトルにしたかったけど、「ワン・フロム・ザ・ハート」で大赤字を出して弱い立場だったので仕方なく「PART III」で妥協したとか。
他にも型破りエピソードがてんこ盛りで、コッポラのすごさ(いい意味だけでなく)がわかる音声解説だった。
21時台のテレビ放送で観て以来ひさびさの再鑑賞だが、あのラストシーンとクワイ川マーチはよく覚えていた。
欧米万歳なアクション映画になりがちな太平洋戦争の話も、巨匠デヴィッド・リーンが撮るとこんなにも風格漂う大作になるのかと感じ入る次第。
頑固な堅物将校のアレック・ギネス、女に目がないチャラ兵士のウィリアム・ホールデン、武士道を体現する収容所所長の早川雪舟、この3人の対比が見事だ。
特に早川が演じた斉藤を、ナチスのような悪者一辺倒にしなかった制作陣には感謝したいくらいだ。
観終わってしばらくは無常感から逃れられない、映画史に残る名作である。
以上が、6月に観た「私だけの午前十時の映画祭2」上映作品のレビューでした。
7月は「カプリコン・1」「A.I.」「ワイルドバンチ」「ライトスタッフ」「十二人の怒れる男」と新旧5本を鑑賞予定。
それでは来月末のこの時間まで、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
まず、自慢のパンフコレクションをご紹介。
日本公開は「戦場にかける橋」が1957年、「大脱走」は1970年(リバイバル)、「ゴッドファーザー PART II」は1975年。
すべて半世紀以上前のものだけど、その割には保存状態がいいのが自慢ね。
それでは1本につき5行で振り返っていこう。
1本目 大脱走(1963)
本当にあった集団脱走劇を元に作られた戦争娯楽大作で、観るたびに男くさい豪華キャストに感嘆する。
マックイーンやブロンソン、ガーナーやコバーンがかっこいいのは当然だが、今回注目したいのは両軍の指揮官。
「敵をかく乱するために脱走を図るのは兵士の義務」と言い切る捕虜代表の英軍ラムゼイ大佐に対し、真正面から受けて立つ収容所の独軍フォン・ルーゲル大佐。
これが非道なナチスじゃなくて、少しまともなドイツ空軍というのがミソね。
フォン・ルーゲルを演じたハンネス・メッセマーは、戦争中捕まったロシアの収容所から逃げてきたというリアル脱走将校という話も興味深かった。(パンフ掲載のコラムより)
2本目 ゴッドファーザー PART II(1974)
3年前のシリーズ全作イッキミ以来の再鑑賞で、今回はDVD特典の監督による音声解説版をチョイス。
「PART III」のあとに収録したらしく、本作に加えてその後に撮った映画のエピソードも満載だった。
最初この続編に気乗りしなかったので、代わりの若手監督してスコセッシを推したとか。
「PART III」は「コルレオーネの死」というタイトルにしたかったけど、「ワン・フロム・ザ・ハート」で大赤字を出して弱い立場だったので仕方なく「PART III」で妥協したとか。
他にも型破りエピソードがてんこ盛りで、コッポラのすごさ(いい意味だけでなく)がわかる音声解説だった。
3本目 戦場にかける橋(1957)
21時台のテレビ放送で観て以来ひさびさの再鑑賞だが、あのラストシーンとクワイ川マーチはよく覚えていた。
欧米万歳なアクション映画になりがちな太平洋戦争の話も、巨匠デヴィッド・リーンが撮るとこんなにも風格漂う大作になるのかと感じ入る次第。
頑固な堅物将校のアレック・ギネス、女に目がないチャラ兵士のウィリアム・ホールデン、武士道を体現する収容所所長の早川雪舟、この3人の対比が見事だ。
特に早川が演じた斉藤を、ナチスのような悪者一辺倒にしなかった制作陣には感謝したいくらいだ。
観終わってしばらくは無常感から逃れられない、映画史に残る名作である。
以上が、6月に観た「私だけの午前十時の映画祭2」上映作品のレビューでした。
7月は「カプリコン・1」「A.I.」「ワイルドバンチ」「ライトスタッフ」「十二人の怒れる男」と新旧5本を鑑賞予定。
それでは来月末のこの時間まで、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
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