往年の名作を映画館のスクリーンで味わえる「午前十時の映画祭」。
15回目となる今年は「私だけの午前十時の映画祭」と称して、ラインナップを自前で準備し、ホームシアターで順番に鑑賞している。
今日はその第3回レポートだ。
さあ、はりきって行ってみよう!
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ここでいま一度、今年のラインナップをおさらいしておく。
札幌シネマフロンティア(グループA)の上映順に並べてみると…
前回の記事では13本目の「ローマの休日」までをレビューした。
今日は、14本目の「E.T.」から現在上映中の「2001年宇宙の旅」まで。
今回も1本につき5行ずつ振り返っていこう。
2019年5月の「午前十時の映画祭」で、2022年7月の公開30周年を記念した自宅鑑賞に続いて、今回はセミリタイア後3回目。
本家イベントに準じて、1982年の初公開時オリジナル版だ。
E.T.とエリオット少年はもちろん、えらそうだけど抜けてる兄、こまっしゃくれた妹、大人になりきれない母親、少年の心を失っていないNASAの男など、周りのキャラがものすごく魅力的。
そしてクライマックス、虹がかかるあの瞬間にまた涙腺が崩壊した。
本編後にチェックしたDVD特典の中には、2002年の「ジョン・ウィリアムス生演奏プレミア上映版」があるのだが、これはまた次の機会に。
2024年10月の「黒澤明全作鑑賞計画」以来、1年ぶりの再鑑賞。
本家イベントはカンヌでお披露目された「新4Kリマスター版」だが、私の方はBSプレミアムで放送されたひとつ前のリマスター版だ。
アクションがすごいのは言わずもがな、山ほど出てくる登場人物の描き分けが巧みで、誰にでも大なり小なり共感できちゃうのはもはやミラクル。
ただ、世界に誇る名作を一度は映画館で観てみたいと思うも、3時間27分を完走する自信がない。
やっぱりホームシアターでゆったり楽しむのが一番かな。
2024年11月の「未見DVD鑑賞月間」以来、こちらも1年ぶり。
本家の「4Kレストア版」は手元にないので、「ディレクターズ・カット版」DVDで代用した。
この映画のすごいのは、元ネタが舞台であることを感じさせないきわめて映画的な画だ。
舞台の映画化はすべてかくあるべきという、見本のような名作。
次回はDVD特典の監督による音声解説版で観ようっと。
スピルバーグがリメイクしたほどの名作ミュージカルで、およそ20年ぶりの再鑑賞。
でも世の評価とは違って、私自身はそれほど惹かれるところがないのよね。
「トゥナイト」「アメリカ」「マリア」なんかは名曲だと認めるけど、それ以外は「こんなどうでもいい気持ちまで高らかに歌い上げなくても」って思っちゃう。
チンピラ同士のやってやられてやり返して…にもイマイチ興味が持てないし。
今回のイベントがなければ観ることのない映画で、半ば義務感での鑑賞でした。
数十年ぶりの再鑑賞となった、ティム・バートン監督によるカルトファンタジー。
ジョニー・デップのはかなげな表情にハートを撃ち抜かれ、ヒロインのウィノナ・ライダーに自分を重ねた女性も多かっただろう。
つまり本作は多分に女性向けの映画であり、そこから外れたひねくれ男にはあまり響かなかった。
エドワード以外のキャラ(つまり人間たち)に共感できる人が皆無なのも難点。
あれだけ性格悪い人たちばかりの街なら、手がハサミじゃなくても住みにくそうだもの。
2019年8月の「午前十時の映画祭」、2024年11月の「未見DVD鑑賞月間」に続いて、セミリタイア後3回目の鑑賞。
今回は本家イベントに準じて、劇場公開された「インターナショナル版」(124分)をチョイスした。
1年前にDVDで観たのは、中年になって帰郷したトトと初恋の相手エレナとの再会を追加した「完全オリジナル版」(174分)だったが、私としてはやっぱりこのインターナショナル版を推す。
エレナはね、若く美しく神々しいアニェーゼ・ナーノひとりで十分なのよ。
若き日々の喪失感をひきずっている人ほど、このシンプルなバージョンに泣かされるはずだ。
2026年最初の映画は、公開40周年を迎えるスティーブン・キング原作のノンホラー代表作。
少年時代のひと夏の冒険に、かつて少年だった人たちはみんな涙する…のだろう。
昔からインドア派な私にこんな強烈な経験もないし、友達もみんなインドア派。
「子供だけで死体を探しに行くなんてアメリカっぽい」と遠巻きに眺めていたのよね。
昨年末に亡くなったロブ・ライナー監督の追悼も兼ねて、数十年ぶりに鑑賞したのでした。
キング原作映画の頂点で、アカデミー賞7部門ノミネート。(しかし無冠)
その後も評価を上げ続けて、IMDbのレーティング☆9.3は全映画中トップである。
そんなスゴスギシネマなんだけど、これもひねくれ男の私には「よくできた映画」止まりで、今回だって21世紀初の再鑑賞。
あまりにウェルメイドなファンタジーなので、陰惨な刑務所と釣り合っていない気がするのだ。
いや、私も好きなのよ、持ち上げすぎだと思うだけで。私なら☆7ぐらいかな。
SF映画の概念を覆した、スタンリー・キューブリック×アーサー・C・クラークによる世紀の映像モニュメント。
セミリタイア後は初鑑賞だが、人生では何度目かわからないほど大好きな映画だ。
「難解すぎる」「眠くなる」というのは否定しない。
でもね、「これはこういうことかなあ」と想像力を駆使して観続ければ、最後は自分なりの答えにたどりつける知的な冒険なのよ。
世界中の映画人が神のように崇め、少しでも近づこうと努力する映画、それが「2001年宇宙の旅」なのだ。
これで25本中22本の上映が終わった。
残りはあと3本だ。
最後の記事を書くころには、「午前十時の映画祭16」のラインナップもアナウンスされているはず。
来年度もぜひ「私だけの午前十時の映画祭」を開催したいものだわん。
15回目となる今年は「私だけの午前十時の映画祭」と称して、ラインナップを自前で準備し、ホームシアターで順番に鑑賞している。
今日はその第3回レポートだ。
さあ、はりきって行ってみよう!
ここでいま一度、今年のラインナップをおさらいしておく。
札幌シネマフロンティア(グループA)の上映順に並べてみると…
- アラビアのロレンス/完全版(1962)【了】
- ベン・ハー(1959)【了】
- ターミネーター2(1991)【了】
- 八甲田山(1977)【了】
- ゴッドファーザー(1972)【了】
- 風と共に去りぬ(1939)【了】
- 羊たちの沈黙(1991)【了】
- 砂の器(1974)【了】(←これだけ3月に事前鑑賞済)
- 天使にラブソングを…(1992)【了】
- メリー・ポピンズ(1964)【了】
- トップガン(1986)【了】
- エイリアン(1979)【了】
- ローマの休日(1953)【了】
- E.T.(1982)【了】
- 七人の侍【新4Kリマスター版】(1954)【了】
- アマデウス【4Kレストア版】(1984)【了】
- ウエスト・サイド物語(1961)【了】
- シザーハンズ(1990)【了】
- ニュー・シネマ・パラダイス(1988)【了】
- スタンド・バイ・ミー(1986)【了】
- ショーシャンクの空に(1994)【了】
- 2001年宇宙の旅(1968)【了】←現在上映中
- 時計じかけのオレンジ(1971)
- レオン/完全版(1994)
- パルプ・フィクション(1994)
前回の記事では13本目の「ローマの休日」までをレビューした。
今日は、14本目の「E.T.」から現在上映中の「2001年宇宙の旅」まで。
今回も1本につき5行ずつ振り返っていこう。
14本目 E.T.(1982)
2019年5月の「午前十時の映画祭」で、2022年7月の公開30周年を記念した自宅鑑賞に続いて、今回はセミリタイア後3回目。
本家イベントに準じて、1982年の初公開時オリジナル版だ。
E.T.とエリオット少年はもちろん、えらそうだけど抜けてる兄、こまっしゃくれた妹、大人になりきれない母親、少年の心を失っていないNASAの男など、周りのキャラがものすごく魅力的。
そしてクライマックス、虹がかかるあの瞬間にまた涙腺が崩壊した。
本編後にチェックしたDVD特典の中には、2002年の「ジョン・ウィリアムス生演奏プレミア上映版」があるのだが、これはまた次の機会に。
15本目 七人の侍(1954)
2024年10月の「黒澤明全作鑑賞計画」以来、1年ぶりの再鑑賞。
本家イベントはカンヌでお披露目された「新4Kリマスター版」だが、私の方はBSプレミアムで放送されたひとつ前のリマスター版だ。
アクションがすごいのは言わずもがな、山ほど出てくる登場人物の描き分けが巧みで、誰にでも大なり小なり共感できちゃうのはもはやミラクル。
ただ、世界に誇る名作を一度は映画館で観てみたいと思うも、3時間27分を完走する自信がない。
やっぱりホームシアターでゆったり楽しむのが一番かな。
16本目 アマデウス(1984)
2024年11月の「未見DVD鑑賞月間」以来、こちらも1年ぶり。
本家の「4Kレストア版」は手元にないので、「ディレクターズ・カット版」DVDで代用した。
この映画のすごいのは、元ネタが舞台であることを感じさせないきわめて映画的な画だ。
舞台の映画化はすべてかくあるべきという、見本のような名作。
次回はDVD特典の監督による音声解説版で観ようっと。
17本目 ウエスト・サイド物語(1961)
スピルバーグがリメイクしたほどの名作ミュージカルで、およそ20年ぶりの再鑑賞。
でも世の評価とは違って、私自身はそれほど惹かれるところがないのよね。
「トゥナイト」「アメリカ」「マリア」なんかは名曲だと認めるけど、それ以外は「こんなどうでもいい気持ちまで高らかに歌い上げなくても」って思っちゃう。
チンピラ同士のやってやられてやり返して…にもイマイチ興味が持てないし。
今回のイベントがなければ観ることのない映画で、半ば義務感での鑑賞でした。
18本目 シザーハンズ(1990)
数十年ぶりの再鑑賞となった、ティム・バートン監督によるカルトファンタジー。
ジョニー・デップのはかなげな表情にハートを撃ち抜かれ、ヒロインのウィノナ・ライダーに自分を重ねた女性も多かっただろう。
つまり本作は多分に女性向けの映画であり、そこから外れたひねくれ男にはあまり響かなかった。
エドワード以外のキャラ(つまり人間たち)に共感できる人が皆無なのも難点。
あれだけ性格悪い人たちばかりの街なら、手がハサミじゃなくても住みにくそうだもの。
19本目 ニュー・シネマ・パラダイス(1988)
2019年8月の「午前十時の映画祭」、2024年11月の「未見DVD鑑賞月間」に続いて、セミリタイア後3回目の鑑賞。
今回は本家イベントに準じて、劇場公開された「インターナショナル版」(124分)をチョイスした。
1年前にDVDで観たのは、中年になって帰郷したトトと初恋の相手エレナとの再会を追加した「完全オリジナル版」(174分)だったが、私としてはやっぱりこのインターナショナル版を推す。
エレナはね、若く美しく神々しいアニェーゼ・ナーノひとりで十分なのよ。
若き日々の喪失感をひきずっている人ほど、このシンプルなバージョンに泣かされるはずだ。
20本目 スタンド・バイ・ミー(1986)
2026年最初の映画は、公開40周年を迎えるスティーブン・キング原作のノンホラー代表作。
少年時代のひと夏の冒険に、かつて少年だった人たちはみんな涙する…のだろう。
昔からインドア派な私にこんな強烈な経験もないし、友達もみんなインドア派。
「子供だけで死体を探しに行くなんてアメリカっぽい」と遠巻きに眺めていたのよね。
昨年末に亡くなったロブ・ライナー監督の追悼も兼ねて、数十年ぶりに鑑賞したのでした。
21本目 ショーシャンクの空に(1994)
キング原作映画の頂点で、アカデミー賞7部門ノミネート。(しかし無冠)
その後も評価を上げ続けて、IMDbのレーティング☆9.3は全映画中トップである。
そんなスゴスギシネマなんだけど、これもひねくれ男の私には「よくできた映画」止まりで、今回だって21世紀初の再鑑賞。
あまりにウェルメイドなファンタジーなので、陰惨な刑務所と釣り合っていない気がするのだ。
いや、私も好きなのよ、持ち上げすぎだと思うだけで。私なら☆7ぐらいかな。
22本目 2001年宇宙の旅(1968)
SF映画の概念を覆した、スタンリー・キューブリック×アーサー・C・クラークによる世紀の映像モニュメント。
セミリタイア後は初鑑賞だが、人生では何度目かわからないほど大好きな映画だ。
「難解すぎる」「眠くなる」というのは否定しない。
でもね、「これはこういうことかなあ」と想像力を駆使して観続ければ、最後は自分なりの答えにたどりつける知的な冒険なのよ。
世界中の映画人が神のように崇め、少しでも近づこうと努力する映画、それが「2001年宇宙の旅」なのだ。
これで25本中22本の上映が終わった。
残りはあと3本だ。
最後の記事を書くころには、「午前十時の映画祭16」のラインナップもアナウンスされているはず。
来年度もぜひ「私だけの午前十時の映画祭」を開催したいものだわん。
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