前回の記事「『復路に入りました』と私も言いたい」の最後で、「あれ」について触れた。

最終的な決着がつく来年にまとめて書くつもりでいたが、「今年の汚れ今年のうちに」ということで、何があったかだけ簡単に残しておこう。

この冬、わが終の住処に起きた一大事である。



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事件はバスルームで起こった。

どこかで水がポタポタ落ちる音がするのだ。

お風呂場で水がポタポタするのは当たり前なので、別におかしな話ではない。

そのせいだね、ことの大きさに気づくのが遅れたのは。

水の落ちる音は日に日に大きくなっていくも、そのせいで水濡れしているところは見当たらない。

そうなって初めて私も、得体のしれぬ恐怖に襲われた。

SOSを出した先は、4年前のキッチン水漏れ今年8月の排水管詰まりでお世話になったわが家の準レギュラー的水回り業者。

来て見てもらったところ、壁の後ろの配管がズバリあやしいでしょうとのこと。

でも、真実をつきとめるには壁をぶち壊すしかないらしい。

えー⁉ またー?


「またー?」というのは、昨年10月にも同じ悪夢に襲われているから。

あのときはトイレの天井裏の配管が裂けていて、それはもう大掛かりな始末となった。

今回はそれ以上の作業が必要で、準レギュラーの業者では対処できず。

そこで、水回りの工事をやってくれる工務店を探して、修理を依頼した。

水の音もかなりやばくなってきていて待ったなしの状態だ。

後先考えずにバスルームの壁を破壊して、ついに破損個所を特定。

とりあえず水漏れに関してはストップをかけることができた。

よかったよかった。



…と、ここまでならまあ大事件ではあるけど、昨年のトイレ案件とそう変わらない。

お金はかかるにせよ、「あれ」というほどのものか?と。

実は、今回の水漏れに背中を押されて、私の中である踏ん切りがついたのだ。

それは、バスルームのリフォーム

築30年を超えるマンションのお風呂場は、最近の快適便利な浴室環境に比べると不満だらけだったのだ。

「終の住処なんだし」と以前からリフォームしたい希望があったのだが、とにもかくにもお金がかかる。

あと一歩を踏み出せなかった私の後頭部をガゴーンとなぐったのが、今回の水漏れだったというわけ。



今回、配管の応急処置は終わったけど、どうせ全部取り壊すので壁は直さず穴あきのまま。

これからいくつか見積もりを取って業者を厳選し、来年春までには新しくて気持ちのいいお風呂をゲットしたい。

これは11年以上におよぶセミリタイア生活最大の出費。

まさに「あれ」なのである。


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