2014年11月1日、私はセミリタイアした。

そうか、あれからもう10年がたったのか…(遠い目)

なんだかあっという間だったなあ。

今日は更新日ではないですが、この時期恒例のセミリタ記念日記事をお送りします。



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【セミリタイア記念日の記事】

そして今日、私の「セミリタイアな日々」はめでたく10周年を迎えた。

いやー、何もしていないのになんだろうこの達成感。

無職の独身中年男ってもっとさびしいイメージのはずだが、本人は猛烈に感動しているという。

これは、好きなときに好きなことを好きなだけしてきた男の輝ける到達点。

ま、他人には理解されなくてもいいや。



当時の自分をふと思い出してみたら、この10年でかなり変化していることに気づいた。

もちろん45歳の初老が55歳のプレ高齢者になったわけだけど、問題は年齢や見た目や健康状態だけじゃない。

それは、いつ来るかわからない死に間違いなく10年近づいたという厳然たる事実。

これってすごく大きいわー。

人生のリミットをえらく感じるようになったという話だから。


思い返せばセミリタイアしたばかりのあの頃は、自由になった解放感となんでもできるという万能感に満ち溢れていた。

仕事に取られていた時間を全部自分の好きなように使えるってのは大きいよね。

だから当時は後先考えず、気分のままに生きていた気がする。

そうしなきゃセミリタイアした意味がないとさえ感じていたし。


でも、そんな10年間を過ごしてきて今思うのは、残された時間の短さだ。

あれもこれもとホイホイ手をつけてきた昔のようには生きられなくなってしまった。

映画ひとつをとっても、死ぬまでに観ておかなきゃ後悔する作品が山ほど残っている。

なんでこの10年ほったらかしにしてきたんだろう、と。

セミリタ当初は夢中になっていた試写会も、今思えば半分以上は無益な時間だった。

たとえ興味ゼロの映画でも、「ひと足先にタダで観られるなら」と片っ端から応募していたもの。

やりたくてやっていたことだからいいんだけど、経験して初めてその軽重を認識したというね。

こういうことばっかりよ、この10年は。


セミリタイア11年目に突入した55歳のおじさんは、これまでとは一味違う。

これからの人生は、優先順位をつけて取捨選択することが何より重要になってくるのだ。

何も考えずに毎日を過ごすのはもうやめやめ。

今後の「セミリタイアな日々」のテーマは「選択と集中」だ。

好きなときに好きなことを好きなだけやるのは変わらないけど、その中身はもっと濃厚こってり味にしていく。

それが、死ぬときの後悔を少しでも減らすはずだからね。



明日からはもう少し詳しく、これまでの振り返りと今後の抱負について書く予定。

しばらくはセミリタ10周年記事が続きます。

なにとぞよろしくであります。


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