明日13日は、第95回アカデミー賞の授賞式。
昨年と比べるとセレモニーが2週間早まり、徐々にコロナ前の2月開催に戻りつつある。
今日は更新日じゃないけれど、毎年恒例の予想記事を書くことにしたい。
(ネタバレはありません)
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作品賞にノミネートされた10本のうち、鑑賞済みは4本だけ。
「トップガン:マーヴェリック」「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」「フェイブルマンズ」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」だ。
「エルヴィス」は興味がなくてスルーしたし、「イニシェリン島の精霊」はいつのまにか上映が終わっていたし、「西部戦線異状なし」は「1ヶ月ネトフリ生活」を延期したせいでオスカー発表前に観る機会を逸した。
でも、鑑賞不足&情報不足は例年のこと。
見切り発車で今年も行ってみよう!
私の主要6部門の予想は次の通り。
個別に見ていこう。
今年は「エブリシング~」「フェイブルマンズ」「イニシェリン島~」の三つ巴の戦い。
いつもならゴールデングローブ賞を獲得した「フェイブルマンズ」と「イニシェリン島~」が有利なんだけど、勢いを考えると「エブリシング~」を推したいところだ。
ファンタジー映画がオスカーを獲ったことはあっても、SF映画は完全に無視されてきた歴史を考えるとちょっと難しい。
でも、MCU映画では評価されなかったルッソ兄弟をステージに上げるなら、これはまたとない機会。
これまでの賞レースの席巻ぶりを見れば、「エブリシング~」しかないね。
「フェイブルマンズ」は作品賞としては小粒だし、「イニシェリン島~」は観てないのでなんとも。
「トップガン」や「アバター」はジャンル的にノミネートされたことが快挙で、それ以上はないでしょう。
作品賞は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に獲ってほしい!
こちらは「エブリシング~」のダニエルズと「フェイブルマンズ」のスピルバーグの一騎打ち。
「エブリシング~」の作品賞&監督賞のW受賞も大いにありえるだろう。
でも作品賞が「エブリシング~」なら、監督賞はスピルバーグという痛み分けが妥当な線じゃないかな。
「エブリシング~」で評価されるべきは制作のルッソ兄弟の方だと思うし、ダニエルズは今後に期待すればいい。
一方、自身の心苦しい思い出をストレートに吐露した巨匠の手腕は、三度目のオスカーにふさわしい。
76歳の史上最年長受賞という話題性もあるしね。
私の個人的な願望も込めて、監督賞はスピルバーグに獲ってほしい!
この部門のノミネート作品は、なんと一本も観ていない。
よって何の思い入れもなく、誰が受賞しても全然かまわない。
下馬評では、「エルヴィス」でプレスリーを演じたオースティン・バトラーが強そうね。
「ザ・ホエール」のブレンダン・フレイザーや、「イニシェリン島~」のコリン・ファレルも評価が高いみたい。
全然わからないので、「ボヘミアン・ラプソディー」のラミ・マレックと同じことが起きると予想。
主演男優賞はオースティン・バトラーが獲るでしょう!
この部門の鑑賞済みは、「エブリシング~」のミシェル・ヨーと「フェイブルマンズ」のミシェル・ウィリアムズのみ。
同じミシェルでも、ウィリアムズの方は実質的に主演ではないので除外。
荒れ狂う嵐のような物語の海を見事な百面相で泳ぎ切ったヨーの女優魂は、今年の授賞式でスタンディングオベーションを受けるに値する。
対抗馬は5月公開の「TAR」のケイト・ブランシェットで、こちらもこれまでの受賞実績は十分なんだけど、観てないのでなんともね。
ここはやっぱりミシェル・ヨーに獲ってほしい!
もしも彼女が獲らなかったら、「アジア人差別だ!」という声が上がるかも。
この部門の鑑賞済みは、「エブリシング~」のキー・ホイ・クァンと「フェイブルマンズ」のジャド・ハーシュの2人だけ。
短い出番で全部かっさらったハーシュもよかったんだけど、今年は間違いなくクァンの年。
40年ぶりに姿を現して、主役のミシェル・ヨーをアシストしまくった存在感は素晴らしいの一言。
これまでの賞レースもほぼ一人勝ち状態で、予想する必要もないくらいだ。
助演男優賞はキー・ホイ・クァン以外ありえない!
こちらも彼が受賞しなければ、「アジア人差別だ!」という声が間違いなく上がるね。
この部門の鑑賞済みは、「エブリシング~」のジェイミー・リー・カーティスとステファニー・スーの2人だけ。
どちらもパワフルな演技が印象的で、2人いっぺんにオスカーをあげてもいいくらい。
でも今年はもっと強力な本命がいるっぽい。
「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のアンジェラ・バセットと「イニシェリン島~」のケリー・コンドンだ。
特にバセットはMCUからの初受賞がかかっており、マーベルファンの注目を集めている。
コンドンも評価が高いので、彼女にオスカーが行ってもおかしくはない。
うーん、全然わからん。
ここは先日観たばかりのジェイミー・リー・カーティスを推そう!
最初は誰だかわからないぐらいなりきっていた変人税務署員役に敬意を表して。
以上が、今年のアカデミー賞の予想でした。
さて、どんだけ当たるかしら?
結果は明日の記事で。
昨年と比べるとセレモニーが2週間早まり、徐々にコロナ前の2月開催に戻りつつある。
今日は更新日じゃないけれど、毎年恒例の予想記事を書くことにしたい。
(ネタバレはありません)
作品賞にノミネートされた10本のうち、鑑賞済みは4本だけ。
「トップガン:マーヴェリック」「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」「フェイブルマンズ」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」だ。
「エルヴィス」は興味がなくてスルーしたし、「イニシェリン島の精霊」はいつのまにか上映が終わっていたし、「西部戦線異状なし」は「1ヶ月ネトフリ生活」を延期したせいでオスカー発表前に観る機会を逸した。
でも、鑑賞不足&情報不足は例年のこと。
見切り発車で今年も行ってみよう!
私の主要6部門の予想は次の通り。
部門 | 予想 |
---|---|
作品賞 | エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス |
監督賞 | スティーヴン・スピルバーグ 「フェイブルマンズ」 |
主演 男優賞 | オースティン・バトラー 「エルヴィス」 |
主演 女優賞 | ミシェル・ヨー 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 |
助演 男優賞 | キー・ホイ・クァン 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 |
助演 女優賞 | ジェイミー・リー・カーティス 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 |
個別に見ていこう。
作品賞
今年は「エブリシング~」「フェイブルマンズ」「イニシェリン島~」の三つ巴の戦い。
いつもならゴールデングローブ賞を獲得した「フェイブルマンズ」と「イニシェリン島~」が有利なんだけど、勢いを考えると「エブリシング~」を推したいところだ。
ファンタジー映画がオスカーを獲ったことはあっても、SF映画は完全に無視されてきた歴史を考えるとちょっと難しい。
でも、MCU映画では評価されなかったルッソ兄弟をステージに上げるなら、これはまたとない機会。
これまでの賞レースの席巻ぶりを見れば、「エブリシング~」しかないね。
「フェイブルマンズ」は作品賞としては小粒だし、「イニシェリン島~」は観てないのでなんとも。
「トップガン」や「アバター」はジャンル的にノミネートされたことが快挙で、それ以上はないでしょう。
作品賞は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に獲ってほしい!
監督賞
こちらは「エブリシング~」のダニエルズと「フェイブルマンズ」のスピルバーグの一騎打ち。
「エブリシング~」の作品賞&監督賞のW受賞も大いにありえるだろう。
でも作品賞が「エブリシング~」なら、監督賞はスピルバーグという痛み分けが妥当な線じゃないかな。
「エブリシング~」で評価されるべきは制作のルッソ兄弟の方だと思うし、ダニエルズは今後に期待すればいい。
一方、自身の心苦しい思い出をストレートに吐露した巨匠の手腕は、三度目のオスカーにふさわしい。
76歳の史上最年長受賞という話題性もあるしね。
私の個人的な願望も込めて、監督賞はスピルバーグに獲ってほしい!
主演男優賞
この部門のノミネート作品は、なんと一本も観ていない。
よって何の思い入れもなく、誰が受賞しても全然かまわない。
下馬評では、「エルヴィス」でプレスリーを演じたオースティン・バトラーが強そうね。
「ザ・ホエール」のブレンダン・フレイザーや、「イニシェリン島~」のコリン・ファレルも評価が高いみたい。
全然わからないので、「ボヘミアン・ラプソディー」のラミ・マレックと同じことが起きると予想。
主演男優賞はオースティン・バトラーが獲るでしょう!
主演女優賞
この部門の鑑賞済みは、「エブリシング~」のミシェル・ヨーと「フェイブルマンズ」のミシェル・ウィリアムズのみ。
同じミシェルでも、ウィリアムズの方は実質的に主演ではないので除外。
荒れ狂う嵐のような物語の海を見事な百面相で泳ぎ切ったヨーの女優魂は、今年の授賞式でスタンディングオベーションを受けるに値する。
対抗馬は5月公開の「TAR」のケイト・ブランシェットで、こちらもこれまでの受賞実績は十分なんだけど、観てないのでなんともね。
ここはやっぱりミシェル・ヨーに獲ってほしい!
もしも彼女が獲らなかったら、「アジア人差別だ!」という声が上がるかも。
助演男優賞
この部門の鑑賞済みは、「エブリシング~」のキー・ホイ・クァンと「フェイブルマンズ」のジャド・ハーシュの2人だけ。
短い出番で全部かっさらったハーシュもよかったんだけど、今年は間違いなくクァンの年。
40年ぶりに姿を現して、主役のミシェル・ヨーをアシストしまくった存在感は素晴らしいの一言。
これまでの賞レースもほぼ一人勝ち状態で、予想する必要もないくらいだ。
助演男優賞はキー・ホイ・クァン以外ありえない!
こちらも彼が受賞しなければ、「アジア人差別だ!」という声が間違いなく上がるね。
助演女優賞
この部門の鑑賞済みは、「エブリシング~」のジェイミー・リー・カーティスとステファニー・スーの2人だけ。
どちらもパワフルな演技が印象的で、2人いっぺんにオスカーをあげてもいいくらい。
でも今年はもっと強力な本命がいるっぽい。
「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のアンジェラ・バセットと「イニシェリン島~」のケリー・コンドンだ。
特にバセットはMCUからの初受賞がかかっており、マーベルファンの注目を集めている。
コンドンも評価が高いので、彼女にオスカーが行ってもおかしくはない。
うーん、全然わからん。
ここは先日観たばかりのジェイミー・リー・カーティスを推そう!
最初は誰だかわからないぐらいなりきっていた変人税務署員役に敬意を表して。
以上が、今年のアカデミー賞の予想でした。
さて、どんだけ当たるかしら?
結果は明日の記事で。
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アカデミー賞楽しみですね。主要部門にノミネートされた作品はどれも見応えがあるでしょうから後は時の運ですね。
毎年結果が出ると、あーそうなんだ、となんとなく納得するけど数年たってみると意外と地味に感じる作品も多いです。
期待の波が来ているか、ケチをつけ辛いか、みたいなその時点での雰囲気に左右されているような。
お祭りを楽しみ、作品選びの参考に大いに活用し、好きな作品に出合えるきっかけになればうれしいです。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス、面白かったですね。
マルチバース X マイノリティ移民のその日暮らし。
昨今席巻するマルチバースになぜ魅了されるのか、一見賑やかなように見せて、あえてヒロイックな要素を外して、そこに残っているものを見せてくれたように思いました。