公開から約1ヶ月が過ぎ、昨日やっと「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を観てきた。

これが予想外に苦難の連続だったので、今日はこれでひと記事書くことにしたい。

(ネタバレはありません)



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当初は、北海道の長い冬休みが明けた来週あたりに劇場へ足を運ぼうと考えていた。

ところが今週に入って、週末の気温は4月並みの暖かさになるという予報が。

13日のユナイテッドシネマ札幌の座席状況をチェックすると、IMAX3D鑑賞によさげな席がまだ残っている。

「よーし、路面状況がよければチャリで行こう」と考え、いつもは当日現地で購入するチケットを2日前に予約してしまった。

これが思わぬ苦難の始まりだった。



シリーズものを観るときの習いで、前作「アバター」を復習鑑賞。

2日前の11日に178分のエクステンデッド・エディションを観て、BD収録の映像特典も続けてチェックした。

これが本編の何倍もの長さで、半分は翌日に持越し。

12日の夕方に再開しようとしたとき、あいつが襲ってきた。

片頭痛だ。

飲み薬で応戦して少しはよくなったものの、頭はズーンとかなり重い。

どんよりした気分のまま、残りのBD特典をすべて制覇。

就寝時間にはだいぶ楽になったのだが、なんとそこに同日2度めの片頭痛が襲来した。

今度は自己注射を打ち、横になると痛みが増すのでソファで頭を起こしたまま一夜を過ごす。

この時点で、翌日午前10時半からの「アバター」はほとんど諦めていた。

チケットなんか予約しなきゃよかった…と後悔するも後の祭りだ。


うつらうつらの睡眠不足状態で迎えた翌朝も、重い痛みはまだ残っている。

しかも、不安要素はこれだけじゃない。

以前「最近激しくなった映画館離れについて」にも書いたが、トイレ問題も深刻だ。

実は最後のビッグベンが2日前で、いつ便意に襲われてもおかしくない状態だった。

さらに「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の上映時間は、本編前の予告編も含めると205分。

加齢の影響もあり、尿意だってこんな長時間抑えられる自信がない。

できる対策は、膀胱や腸を刺激しないよう朝から飲食物を控えることぐらい。

予約は取り消せないので、家を出る時間ぎりぎりまで劇場に行くか行かないか迷いまくった。


それでも最終的にGOの判断をしたのは、「最悪途中で帰ればいいや」という覚悟ができたから。

IMAX3D料金1900円を何もせずどぶに捨てるのではなく、「最後まで観れたらもうけもの」という気持ちに切り替えたのだ。

幹線道路の雪はおおむねとけて、ギリギリ自転車でも大丈夫っぽかったけど、大事を取って徒歩に変更。

片頭痛・睡眠不足・便意・尿意・ノーチャリという五大障害を向こうに回して、53歳真冬の大冒険がスタートした。


余裕をもって家を出たはずなのに、劇場に着いたのは上映開始時間直前。

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予約したチケットを入手し、もう一度トイレで小用を済ませ、IMAXレーザーの11番シアターへ。

周囲には誰もいない理想的な席に陣取り、右のこめかみを押さえながら3Dメガネを装着した。

そしてついに205分の闘いが幕を開けたのだった。

【アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 本予告編】


あんな巨大スクリーンで観る3D映像なんて、刺激が強すぎて片頭痛にはよろしくないはず。

でも、なんとか乗り切ったね。

中盤、ナヴィたちと一緒に舟をこぎそうになる瞬間もあったけど、そんな睡魔もなんとか撃退。

便意にも尿意にも襲われず、キャメロン監督渾身のパンドラストーリーに没入することができた。

映画もすごかったけど、私もよくがんばった!

2023年の映画館初めは、並々ならぬ達成感に満たされたのでした。



帰りは「銀座篝」でラーメンをいただき、帰宅後すぐに2日ぶりのビッグベンを放出。

軽く昼寝をして目覚めた後は、片頭痛も消え失せて完全復活。

大変な一日を無事終えることができた。

めでたしめでたし。



肝心の映画の感想は…

うーん、前作の方が面白かったかな。

個人の感想ですが。


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