「FIRE卒業」という不思議なワードが巷を騒がせたのは先週のこと。

私も乗っかり記事を書こうとしていたのだが、月初からのいろいろで延び延びになってしまった。

もう周回遅れなのはわかっているけど、気にしないで書いちゃうよー。



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2022111201


「FIRE卒業」SNSでトレンド入り 投資で生活…甘くない?
先週、SNSで「FIRE卒業」という言葉がトレンド入りしました。(中略)
「FIRE卒業」には大きく2つのパターンがあるとみられています。1つは、早期リタイアをしたものの、暇を持て余しているパターン。もう1つは、投資計画の破綻です。
(テレ朝news 2022/11/9)

元になったツイートは「また仕事がしたくなったからFIRE生活を終了する」という内容で、「FIRE卒業」なんて一言も書いていない。

その辺の事情は勘案せず、「FIRE卒業」というワードのインパクトに敏感に反応した人たちがたくさんいたみたいだ。

ただ、言葉尻だけとらえれば、上記ニュースの分析はおおむね妥当。

「FIREしたぜ!」とドヤ顔だった人が元の生活に戻る理由は、「やることがない」か「お金がない」のどちらかだろう。

これに対してFIRE否定派が「それ見たことか」と石をぶつけ、FIRE擁護派も「見通しが甘い」とか「FIRE適性がない」と批判。

「それは卒業じゃなくて失敗だろ」と、ワードセンスもやり玉に挙げられている。

加えて、FIRE否定派の攻撃に「ねたむな社畜」と反論するFIRE擁護派もいたりして、もうてんやわんや状態。



かくいう私の意見は…

FIRE卒業大いに結構!


FIREもセミリタイアも、マイノリティだからこそ存在できる生き方だ。

こんなのが雨後の筍みたいに増えてしまったら、社会インフラを支える人がいなくなってしまう。

すでに若い働き手の不足が深刻化しているのに、FIREブームなんて起こしてどうするの?

そろそろ下火になってくれないかな…と思っていたところに、この「FIRE卒業」騒ぎ。

諸手を挙げて賛成するのが当然でしょう。

FIRE否定派は、「あんたはえらい。社会復帰を歓迎する」と旗を振った方がいい。

FIRE達成者は、「あんたはえらい。社会復帰を応援する」と旗を振った方がいい。

FIRE卒業を批判したりバカにしたりする要素なんてゼロよ。


そして、ここぞとばかりにFIRE攻撃に走る人たちには、言いたい放題言わせておこう。

そうして肩身を狭くしていた方が、結果的にFIREもセミリタイアも生きやすい社会が続くのだ。

それでもFIREしたい人はこっそり努力して、こっそり達成して、こっそり楽しめばいいのよ。


確かに私もセミリタイアした当初は、このマイナーな生き方に共感してほしくて「セミリタイアしてよかった!」とブログで叫んでいた。

セミリタ9年目の今そのセリフを言うとしたら、それは純粋な満足感によるもので、誰かに認めてほしいという気持ちはきれいさっぱりない。

極端な話、セミリタイアしているのは自分だけでもいいくらいなんだから。

これぞ究極の利己主義。

だからこそ、FIRE卒業なんて考えるあっぱれな人は手放しで賞賛したいのだ。

もう卒業証書を渡してあげたいくらい!



最後にあらためて言わせてもらおう。

FIRE卒業おめでとう!

お仕事がんばってくださいね!


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