今日のテーマはタイトルのとおり。

うちのかわいいねこちゃんが飼い主マッサージ係に牙をむいた、というお話だ。



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うちのねこちゃんは昔の多頭飼い時代にトラウマがあるらしく、自分から甘えてくることはない。

それでも4年も一緒に暮らすと気を許すのか、好き勝手なときにおなかをなでまわしても嫌な顔をせず、さわられるがままにさせてくれる。

近づくと逃げるけど離れると追ってくるし、私がソファに座るとすっ飛んできて私の横に寝転がる。

2人用ソファを買った甲斐があるというものだ。



しかし、今度の事件のねこちゃんは違った。

私がうっかり片づけ忘れたお菓子の個包装を、いつのまにか手に入れたねこちゃん。

興奮してカシャカシャ噛みまくっている音が聞こえてきた。

飼い始めの頃、アメの包みを飲み込んで飼い主をオロオロさせたことがあり(あとで吐き出した)、「ヤバイ!」とあせった私は急いでねこちゃんの元へ。

逃げる彼女をケージに追いつめると、つかんで離さない包みを奪おうと手を伸ばした。

その時、まさかの出来事が。

いわれなき攻撃を受けるウクライナ市民のように、彼女は牙という武器でロシア私を迎えうったのだ。

痛っ!

突然の激痛に手を引っ込めると、左手の甲に血があふれる傷が2つ。

思いっきり噛まれたらしい。

甘噛みしかされたことがなかったのに…

とりあえずなめて自己治癒をはかりながら、なんとか包みを回収した。



「ごめんねーびびらせて」とねこちゃんに謝罪し、観ていたドラマに戻った私。

しかし傷が思いのほか深かったらしく、しばらくたっても血が止まらない。

不安になった私は、ねこに噛まれたときの対処法をネットで検索した。

結論を書くと、「放置せずに病院へ行け!」とのこと。

ねこの口内には雑菌がうじゃうじゃいるから、すぐに処置しないと最悪の事態もあり得るというのだ。

時は連休なか日の5月2日、夜の8時すぎ。

対応してくれる救急病院に電話で確認してから、保険証と財布を持って、取るものもとりあえず家を出た。


当番の病院は意外にも閑散としていて、受付後あまり間を置かずに診察してもらうことができた。

消毒してもらい、何かのすさまじく痛い注射を打たれ、レントゲンを撮られ、抗生物質を出してもらって、正味1時間半ほどですべて終了。

骨に異常はなく、ねこちゃんの歯(の一部)も残ってなかったので、「あとは薬で様子を見てください」ということだった。

帰宅後、無残な傷あとをねこちゃんに見せると、「にゃにそれ?誰がやったのにゃ?」と鼻を近づけてきた。

「あんたが噛んだんでしょ」と詰問するも、知らん顔してゴロンとおなかを見せてくる。

仕方なく、右手だけでマッサージをしてあげたのでした。



あれから1週間が過ぎ、傷のかさぶたも取れ、左手は順調に快方へ向かっている。

体調も変わらないので、私の免疫力と抗生物質がねこちゃん菌に勝利したのだろう。

これが、ゴールデンウィーク中に起きた「飼いねこに手を噛まれる事件」の一部始終である。

「窮鼠猫を噛む」ならぬ「窮猫人を嚙む」となったわけだ。

小さくてか弱い相手だと思ったら、さにあらず。

この教訓をぜひとも、ロシアの戦犯独裁者に届けたいものだ。(関係ないけど)


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