第105作目の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、昨日最終回を迎えた。
昨年11月スタートだったので、わずか5ヶ月ちょっとの放送だった。
今日は恒例の「朝ドラ総括&展望記事」を書くことにしたい。
(ネタバレしまくりです)
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3代100年にわたる物語という意欲的な試みに、最初は大きな不安があった。
「ころころ交代する主人公にちゃんと思い入れができるの?」ってね。
しかし始まってみれば、戦争をはさんだ安子編→高度成長期のるい編→私と同世代のひなた編と話はぐいぐい進んでいくも、それぞれ個性豊かなヒロインたちにずっとひきこまれっぱなし。
そして、3世代が一堂に会する大団円に感動させられっぱなしだった。
それにしても、最後の週の詰め込み方は半端じゃなかったね。
いろんなエピソードをもっとじっくり観たかったと思うのは、私だけじゃないはず。
原因は話数の少なさだろう。
働き方改革で週6から週5に減らされた上に、コロナの影響で放送期間が短縮されて、この「カムカム」は全部でわずか112話!
以前の朝ドラより40話も少ないんだから、どうしても駆け足になっちゃうよね。
話数をもてあまして終盤が消化試合になったあのドラマとかこのドラマに比べたらずっとマシなんだけど、伏線の魔術師・藤本有紀を起用してこれでは彼女もちょっとかわいそう。
「ちりとてちん」の再放送を熱望します!
それにしても苦言を呈したいのは、昨今の世の風潮。
猫も杓子も「伏線回収」とか「考察」とか、もうホントうざいわ。
少ない話数にあれもこれもつめこんだのが、こうなってしまった一因なのは認める。
それでも、何かにつけて「回収された!」とか「回収されるのか?」とかそればっかりなのは聞くに堪えない。
伏線も確かに大事なんだけど、それに気を取られて本質を見逃さないようにしたいものです。
上白石萌音と川栄李奈、どちらもとても素晴らしかった。
でもやっぱり私の世代は、ふかっちゃんこと深津絵里なのよね。
すみれさん、いくつになっても若いわー。
感情を抑えた難しい役どころを完璧にこなしていて、すでに大女優の貫禄さえある。
「カムカム」が彼女の代表作のひとつになることは間違いないだろう。
カムカムロスに暮れている庶民も多いみたいだが、私の切り替えはすっかり完了している。
なぜなら次の朝ドラは、待ちに待った黒島結菜がヒロインだから。
若手女優数あれど、彼女のコメディセンスは頭ひとつ抜きん出ている。
「マッサン」「スカーレット」という助走を経て、満を持しての登板は楽しみ以外の何ものでもない。
放送前から録画の永久保存も決定しているという期待ぶり。(これは「ひよっこ」以来)
いやー、早く月曜日にならないかな。
BSプレミアム再放送枠の「マー姉ちゃん」はひと足早く先月終了。
NHKのアーカイブに全話保存されている朝ドラは1978年放送の本作が最古らしいが、これがまあ時代を超越した自由奔放ぶりだった。
しらっと辛辣なことを言うナレーションや、ふた言目には母親をヒトラー呼ばわりする娘たちに大笑い。
しかし何と言っても、戦後すぐの話を現代(昭和54年)の福岡市役所周辺で普通にロケした回にはぶっとんだ。(大渋滞の幹線道路を着物姿の熊谷真実が走る!)
「あまちゃん」「ひよっこ」の次に好きなのは「おしん」だったけど、今後は「マー姉ちゃん」に入れ替えよう。
破天荒な「マー姉ちゃん」のあとは、これまた破天荒なヒロインが活躍する「芋たこなんきん」が再放送中。
藤山直美が朝ドラヒロインってインパクトが強すぎて、毎朝しっかり見入ってます。
夕方再放送枠は「純ちゃんの応援歌」がクライマックスに近づいている。
そのあとをひきつぐのは、松嶋菜々子の「ひまわり」だ。
これも観たかったのよねー。
今から楽しみだわ。(全162話!)
昨年11月スタートだったので、わずか5ヶ月ちょっとの放送だった。
今日は恒例の「朝ドラ総括&展望記事」を書くことにしたい。
(ネタバレしまくりです)
「カムカム」は短すぎ!
3代100年にわたる物語という意欲的な試みに、最初は大きな不安があった。
「ころころ交代する主人公にちゃんと思い入れができるの?」ってね。
しかし始まってみれば、戦争をはさんだ安子編→高度成長期のるい編→私と同世代のひなた編と話はぐいぐい進んでいくも、それぞれ個性豊かなヒロインたちにずっとひきこまれっぱなし。
そして、3世代が一堂に会する大団円に感動させられっぱなしだった。
それにしても、最後の週の詰め込み方は半端じゃなかったね。
いろんなエピソードをもっとじっくり観たかったと思うのは、私だけじゃないはず。
原因は話数の少なさだろう。
働き方改革で週6から週5に減らされた上に、コロナの影響で放送期間が短縮されて、この「カムカム」は全部でわずか112話!
以前の朝ドラより40話も少ないんだから、どうしても駆け足になっちゃうよね。
話数をもてあまして終盤が消化試合になったあのドラマとかこのドラマに比べたらずっとマシなんだけど、伏線の魔術師・藤本有紀を起用してこれでは彼女もちょっとかわいそう。
「ちりとてちん」の再放送を熱望します!
それにしても苦言を呈したいのは、昨今の世の風潮。
猫も杓子も「伏線回収」とか「考察」とか、もうホントうざいわ。
少ない話数にあれもこれもつめこんだのが、こうなってしまった一因なのは認める。
それでも、何かにつけて「回収された!」とか「回収されるのか?」とかそればっかりなのは聞くに堪えない。
伏線も確かに大事なんだけど、それに気を取られて本質を見逃さないようにしたいものです。
やっぱふかっちゃん
上白石萌音と川栄李奈、どちらもとても素晴らしかった。
でもやっぱり私の世代は、ふかっちゃんこと深津絵里なのよね。
すみれさん、いくつになっても若いわー。
感情を抑えた難しい役どころを完璧にこなしていて、すでに大女優の貫禄さえある。
「カムカム」が彼女の代表作のひとつになることは間違いないだろう。
来週からは「ちむどんどん」
2022年度前期 連続テレビ小説「ちむどんどん」ヒロインは黒島結菜さん!
ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロインと、支えあう兄妹たち。
“朝ドラ”第106作は個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く
笑って泣ける朗らかな、50年の物語
(NHKドラマトピックス 2021/3/3)
カムカムロスに暮れている庶民も多いみたいだが、私の切り替えはすっかり完了している。
なぜなら次の朝ドラは、待ちに待った黒島結菜がヒロインだから。
若手女優数あれど、彼女のコメディセンスは頭ひとつ抜きん出ている。
「マッサン」「スカーレット」という助走を経て、満を持しての登板は楽しみ以外の何ものでもない。
放送前から録画の永久保存も決定しているという期待ぶり。(これは「ひよっこ」以来)
いやー、早く月曜日にならないかな。
再放送も衣替えの季節
BSプレミアム再放送枠の「マー姉ちゃん」はひと足早く先月終了。
NHKのアーカイブに全話保存されている朝ドラは1978年放送の本作が最古らしいが、これがまあ時代を超越した自由奔放ぶりだった。
しらっと辛辣なことを言うナレーションや、ふた言目には母親をヒトラー呼ばわりする娘たちに大笑い。
しかし何と言っても、戦後すぐの話を現代(昭和54年)の福岡市役所周辺で普通にロケした回にはぶっとんだ。(大渋滞の幹線道路を着物姿の熊谷真実が走る!)
「あまちゃん」「ひよっこ」の次に好きなのは「おしん」だったけど、今後は「マー姉ちゃん」に入れ替えよう。
破天荒な「マー姉ちゃん」のあとは、これまた破天荒なヒロインが活躍する「芋たこなんきん」が再放送中。
藤山直美が朝ドラヒロインってインパクトが強すぎて、毎朝しっかり見入ってます。
夕方再放送枠は「純ちゃんの応援歌」がクライマックスに近づいている。
そのあとをひきつぐのは、松嶋菜々子の「ひまわり」だ。
これも観たかったのよねー。
今から楽しみだわ。(全162話!)
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