今日は第94回アカデミー賞の授賞式。
昨日の記事で受賞予想を書いたので、今日はその答え合わせでブログを臨時更新します。
(ネタバレはありません)
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今年の主要部門の予想と受賞結果は以下の通り。
(詳しくはWikipediaをどうぞ)
今年もありましたな、番狂わせが。
もちろん「コーダ あいのうた」の作品賞受賞だ。
下馬評が高いのは耳にしていたが、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」の方が圧倒的に強いだろうと高をくくっていたのよ。
これはまさに第91回の「ROMA」対「グリーンブック」の再現。
文句なしの完成度を誇る配信映画よりも、王道プロットの劇場公開作品を選ぶのがアカデミー会員なのだ。
しかも、監督賞でバランスを取ったところまで同じ構図。
あの一騎打ちから3年たっているのに、Netflixってまだこんなに嫌われているのね。
期待の「ドライブ・マイ・カー」は国際長編映画賞受賞の順当な評価で、「夢を見せてくれてありがとう」という感じ。
脚色賞を「ドライブ~」ではなく「コーダ」が獲ったところで、今回の結果は見えたね。
一方、予想しやすかった俳優部門は余裕の全勝で、特に驚きはない。(一本も観てないけど)
それより、クリス・ロックになぐりかかったウィル・スミスにびっくりしたわ。
病気で苦しんだ奥さんの外見を揶揄したロックもバカだけど、すぐに暴力に走るウィルもいただけない。
でも、からかわれて表情を失っていたジェイダ・ピンケット・スミスは旦那に感謝しただろうね。
家族を重視するウィルには、迷うことのない行動だったのかな。
というわけでWOWOW未加入の私は、テレビ中継を見る人たちの実況Youtubeでアカデミー賞を楽しみました。
「コーダ」はまだギリギリ上映しているので、ちゃんと劇場に観に行くことにしようっと。
※明日は記事の更新をお休みします。次の更新は3月31日です。
※3/29追記:「コーダ」は本国ではAppleTV+の配信作品でした。認識不足を痛感。でもNetflixが嫌われているのは間違いなさそう。
「コーダ あいのうた」の元になったフランス映画はこちら↓(号泣必至)
昨日の記事で受賞予想を書いたので、今日はその答え合わせでブログを臨時更新します。
(ネタバレはありません)
今年の主要部門の予想と受賞結果は以下の通り。
部門 | 予想 | 結果 |
---|---|---|
作品賞 | ドライブ・マイ・カー | コーダ あいのうた |
監督賞 | 濱口竜介 「ドライブ・マイ・カー」 | ジェーン・カンピオン 「パワー・オブ・ザ・ドッグ」 |
主演 男優賞 | ウィル・スミス 「ドリームプラン」 | 〇 |
主演 女優賞 | ジェシカ・チャスティン 「タミー・フェイの瞳」 | 〇 |
助演 男優賞 | トロイ・コッツァー 「コーダ あいのうた」 | 〇 |
助演 女優賞 | アリアナ・デボーズ 「ウエスト・サイド・ストーリー」 | 〇 |
今年もありましたな、番狂わせが。
もちろん「コーダ あいのうた」の作品賞受賞だ。
下馬評が高いのは耳にしていたが、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」の方が圧倒的に強いだろうと高をくくっていたのよ。
これはまさに第91回の「ROMA」対「グリーンブック」の再現。
文句なしの完成度を誇る配信映画よりも、王道プロットの劇場公開作品を選ぶのがアカデミー会員なのだ。
しかも、監督賞でバランスを取ったところまで同じ構図。
あの一騎打ちから3年たっているのに、Netflixってまだこんなに嫌われているのね。
期待の「ドライブ・マイ・カー」は国際長編映画賞受賞の順当な評価で、「夢を見せてくれてありがとう」という感じ。
脚色賞を「ドライブ~」ではなく「コーダ」が獲ったところで、今回の結果は見えたね。
一方、予想しやすかった俳優部門は余裕の全勝で、特に驚きはない。(一本も観てないけど)
それより、クリス・ロックになぐりかかったウィル・スミスにびっくりしたわ。
病気で苦しんだ奥さんの外見を揶揄したロックもバカだけど、すぐに暴力に走るウィルもいただけない。
でも、からかわれて表情を失っていたジェイダ・ピンケット・スミスは旦那に感謝しただろうね。
家族を重視するウィルには、迷うことのない行動だったのかな。
というわけでWOWOW未加入の私は、テレビ中継を見る人たちの実況Youtubeでアカデミー賞を楽しみました。
「コーダ」はまだギリギリ上映しているので、ちゃんと劇場に観に行くことにしようっと。
※明日は記事の更新をお休みします。次の更新は3月31日です。
※3/29追記:「コーダ」は本国ではAppleTV+の配信作品でした。認識不足を痛感。でもNetflixが嫌われているのは間違いなさそう。
「コーダ あいのうた」の元になったフランス映画はこちら↓(号泣必至)
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いつになく話題を集めた今年のアカデミー賞、日本作の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞したのは素直に喜びたいと思います。惜しくも先品賞は逃しましたが、いずれ日本映画が作品賞を受賞するのは遠い先のことではないと感じます。
それから、ウィル・スミスが壇上に駆け上がってプレゼンターに殴りかかったのは、気持ちは理解できるものの、ハリウッドの大スターが取るべき行動ではないと思いました。余りにも軽率過ぎます。
「ドライブ・マイ・カー」で主演した西島秀俊に対する国内評価はうなぎ上りになって、今後オファーが殺到する事が予想されますが、安易に応諾することなく、彼が求める映画人としてのスタイルや考え方を大切に守っていって欲しいと願っています。