今日は更新日ではないけれど、急遽記事をアップすることにした。

ほんの少し前、私はクレジットカードを落としたのだ。



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2021122701


近所のラーメン屋さんでランチを終えた私は、その足でよく利用するスーパーへ。

牛乳やカット野菜を購入し、レジでクレカを出そうとしてサーっと青ざめた。

カードがない…


ここでカード紛失に気づくまでの足取りを確認しよう。

ラーメン屋さんで小銭を使い、小銭入れの中がさびしくなってきたので、お札を両替することにした。

某銀行の支店に寄り、両替機の前で財布を取り出す。

そのとき、1000円札を数枚抜き出すと同時に、クレジットカードも取り出しておいた。

このあとに寄るスーパーで使うつもりだったからだ。

財布を出す手間を少しでも省きたかったのよね。

そのカードをダウンの左ポケットに入れて、1000円札を100円玉に両替した。

外に出ると急に風が強くなっていて、結構な吹雪状態。

私はダウンのポケットに入れていた手袋をはいて、スーパーに向かった。

…あっ!そのときだ!

手袋を取り出した時に、カードが一緒に引きずり出されて落ちたに違いない!



別のカードでスーパーの会計を終えた私はいそいそと店を出て、今来た道を戻り始めた。

雪の積もる歩道を目を凝らして探すも、それらしきものは見つからず。

ついにさっき両替をしたばかりの支店の前に着いてしまった。


そこに落ちていなかったらどうしよう…

誰かに盗られていたらどうしよう…

紛失手続きをすれば被害はなさそうだけど、これから物入りなのになんてこった…


どんより落ち込みながら、出口のあたりを探してみる。

「やっぱりないなー…」とがっかりしていたら、雪で踏みしめられた歩道の一角に何やら銀色の四角いものが…

あったー!

拾ってみると、間違いなくそれは私のカード。

一面まっ白の雪道に落ちていたから、保護色になって誰にも気づかれなかったのね。

落としてから見つかるまで正味20分ほど、歩道の端で私に見つかるのを待っていたのだ。

ごめんねごめんねカードちゃん。

おっちょこなおじさんを許しておくれ。


まあ、見つかってしまえば官軍気取りで、「これも日頃の行いがいいからかなー。ふふーん」と調子に乗ってこんな記事を書いているわけだが。

今後カードは会計の直前に財布から取り出すことにしよう。

同じ思いは二度としたくないのでね。



以上、2021年師走に起きた小さな奇跡のお話でした。

「クレカを落としたけどすぐに気づいて探したら見つかった」で済むところを、うれしさのあまり長々と書いてしまいました。


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