長引く腰痛に苛まれる日々が続いているが、ここにきてやっと痛みがやわらいできた。

今日は、まだ痛みがきつい状態で観に行った映画を書くことにしたい。

その映画は、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」だ。

(ネタバレはありません)



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コロナのせいで公開が延び延びになった映画は数あれど、ここまで引っ張った大作はあまりない。

当初は昨年4月10日の予定だったから、1年半も待たされたわけだ。

前作「スペクター」から数えても、実に6年がたっている。

まさに「全世界待望」という言葉がぴったり。

私も首を長ーくしてましたよ。



今度の007は、ダニエル・クレイグ版ボンドの最終作。

これまでの最長記録は、3代目ボンドのロジャー・ムーアで12年だった。(7本に出演)

クレイグは作品数は5本だけど、2006年からなので期間は15年となり、一番長くボンドを演じた役者となった。

私のひとつ上(学年では2コ上)だから、登板当初は38歳だったのね。

長い間ご苦労様でした。



そんなクレイグ・ボンドのエンディングを満喫するために、事前準備は欠かせない。

今年の春に「スカイフォール」までのシリーズ全作を観終わっていたので、今回は「スカイフォール」とそれに続く前作「スペクター」を復習鑑賞した。


さらに、ムービープラスで放映されたダニエル・クレイグのドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」もチェック。

彼が新ボンドに決まったとき、あんなにバッシングを受けていたとは。

その悪評を吹き飛ばしたのが、パパラッチによる海パンムキムキ写真だったとは。

「カジノ・ロワイヤル」は大成功したけど、その後は山あり谷ありいばらの道だったとは。

クールに決めているように見えて、実は心身ともにヘトヘトだったのね。

とても興味深い番組でした。


加えて、ビリー・アイリッシュが歌うメインテーマのYouTubeを流しまくった。

【ビリー・アイリッシュ - No Time To Die】

最初は「なんだこの暗く沈んだ曲は」と眉をひそめたけど、聞きこんでいくうちに「なかなか深いじゃん」に変化。

基本的にデュラン・デュランやクリス・コーネルあたりのバリバリロック系主題歌が好みなんだが、こういうのも悪くないね。



混雑を避けるため公開から2週間待ち、座薬で痛みを抑えてユナイテッドシネマ札幌に向かったのは、先週金曜日朝イチの回。

客の入りはまばらで、誰も座っていないエリアをひとり占めして、シリーズ最長163分の大作を堪能した。

【007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 予告編】

007に「シリーズをつなぐストーリー」という新機軸を持ち込んだクレイグ・ボンドの、これはまさに集大成。

どこを切っても手抜き場面は皆無で、クレイグ・ボンドどころかシリーズそのものの大団円なんじゃないかと思うくらいだ。

間違いなく映画史に残るアクション大作、劇場で観ないのは人生の損ですよ。



…と手放しでほめてみたのだが、だからと言って「007ってよく知らんけど観ちゃう?」なんてライトな観客を受け入れるほど親切な映画でもない。

本作を観るなら、「カジノ・ロワイヤル」から「スペクター」までの前4作鑑賞済みが最低ライン。

なぜならそれが「クレイグ・ボンド」だから。


以前の007シリーズは、単品で楽しめるお約束エンターテインメントだった。

私だって、お初はテレビで観たロジャー・ムーアで、劇場なら14作目の「美しき獲物たち」が最初。

それでもすぐにボンドワールドに入り込めたし、それがこのシリーズのいいところでもあった。

この路線を大きく変えたのがクレイグ・ボンド。

第2弾の「慰めの報酬」以降は、前作を観ていなければ理解できないストーリーになっている。

この新しい挑戦はおおむね好評で、私もそれで感動した場面がないわけではない。

でも、でもね。

後先考えない単発的な昔のシリーズ作品にも、強い愛着があるのよ。

もう、あの頃には戻れないんだろうなあ。


今回の作品でも、「007らしくないわー」と顔をしかめたところがいくつかある。

「それは禁じ手だろ」と嘆きたくなる場面もあった。

クレイグ・ボンドしか知らない若いファンならいいのかもしれないが、ロジャー・ムーアでスタートした世代としては、「うーん」と考えこんでしまう。

映画に満足しながらも、ものすごく微妙な気持ちで劇場をあとにしたのでした。



こんな書きぶりで終わるのはさびしいので、最後に見どころをひとつ。

本作のボンドガールのひとり、パロマがものすごくいい!

彼女を演じたキューバの女優、アナ・デ・アルマスは今世界中から注目を集めている。

あの場面だけでもお釣りがきます。

お見逃しなく!


ジェームズ・ボンドとして
ジェームズ・ボンドとしてDaniel Craig, Michael G. Wilson, Barbara Broccoli

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