昨日の「クローズアップ現代+」のテーマはあなたの家は大丈夫?~事故物件の真相に迫る~

なんちゃって大家として興味深い話だし、ブログのネタにもできそう。

なので、録画してまで観たのだが、まさかこんな気持ちにさせられるとは…



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2021100701

「事故物件」が新型コロナの中で増えているという。殺人や孤独死が放置された物件は特殊清掃に多額の費用がかかる上、物件価値も大きく下がる。 そうしたリスクから一人暮らしの高齢者が賃貸を断られるケースや、離れた親族の死で突然巻き込まれるトラブルが発生しているのだ。

高齢入居者の問題については、当ブログでも何度か取り上げてきた。

【高齢者の住宅問題関連記事】

孤独死した店子の発見が遅れて事故物件化するリスクを避けたいのは、大家として当然のこと。

それだけじゃなく、身元保証人がいない、立ち退き拒否、貧困老人の家賃滞納、男やめもの汚部屋などにより、とんでもない損害を被りかねない。

だから私も以前の記事で、「高齢者に貸すぐらいなら空室でもいいわ」とまで書いた。

昨日の番組には、所有物件で孤独死と自殺が相次いで発生した悲劇の大家が登場し、

「敷地から一歩出て死んでくれれば…」

と言っていたね。

ちょっと過激に聞こえるけど、150万円の特殊清掃代を払わされたなら、これぐらい愚痴る権利はあるだろう。



同じ大家として、「そうよそうよ」と共感したくて見た昨日のクロ現。

しかし、思いも寄らぬ展開に大きなダメージを受けた。

事故物件を相続した女性が取材に応じていたのだが、ここからは完全採録でお送りしたい。


ナレーション:ひとり暮らしの兄を亡くした千葉県の60代。処分の手続きに追われ、悲しむ間もなかったと言います。
(ひとり暮らしの兄だと?)

女性:薄情だって言われちゃうかもしれないけど、正直に言うと面倒くさいなって。
(だよね…)

ナレ:7歳違いの兄は持ち家で30年間ひとり暮らし。ここ数年は家族や親せきとも疎遠で、顔を合わせることはほとんどありませんでした。
(7歳差とか持ち家とか長年ひとり暮らしとか、まんま私だ…)

ナレ:コロナ禍になると感染を恐れ、さらに家に閉じこもるようになった兄。
(うわ、どこまでも私みたい…)

ナレ:去年の夏、トイレで遺体が発見されました。死後2ヶ月が経過していました。
(夏にトイレで2ヶ月か…)

女性:もうちょっと頻繁に連絡しておけばよかったなと思いますけど…。コロナだからって理由にしちゃったところはあるかもしれないですね。
(………)

ナレ:血痕やにおいを取る特殊清掃などにかかった費用は、およそ60万。家を不動産業者に買い取ってもらったものの清掃費用にすら届きませんでした。
(………)

女性:煩わしいって言ったら怒られちゃうかもしれませんけど、悲しいって思うより大変だなって思う方が多い。やっと終わったという感じです。
(本当にごめんなさい…)


もう他人事と思えなさすぎ!

最後は亡くなったお兄さんにかわって、この女性に土下座したくなってしまった。


これは間違いなく、未来の私。

離れて住んでいる妹に迷惑をかけてしまうのは避けたいが、札幌のこのマンションで孤独死する確率はきわめて高い。

せめて発見ぐらいは早めにしてもらって、事故物件にならないようにしなきゃ。

そのために、こまめに生存確認をしてほしくて書いているのが、このブログなのだ。

火木土の週3回、決まった時間に更新したり、ネタ不足で記事が書けなくても、「今日はお休みします」とだけ残すようにしているのは、これが目的でもある。

先日も、定時更新がないと勘違いした妹から、安否確認のLINEがあった。

このブログは、私の「ちゃんと生きてますよ!」というメッセージなのだ。



FIRE(ていうかセミリタイア)7週年まで1ヶ月を切った。

刺激的な話など何もないのにだらだらブログを書き続けているのは、ボケ防止のためだけじゃない。

もっと重ーい使命を帯びているのだ。

これからも、シングルFIRE中年のお気楽極楽のほほんライフをお届けしますので、少し愛して、ながーく愛していただければ幸いです。


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事故物件 恐い間取り亀梨和也, 奈緒, 瀬戸康史

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