「猫も杓子もFIRE」な今日この頃、いかがおすごしでしょうか。

当ブログもFIREカテゴリの行列にすべりこみを図ったので、それっぽい記事を書いてみることにした。



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2021091801


FIREネタで1本書くために、Yahoo!ニュースで「FIRE」をキーワードに検索してみた。

すると、9月1日以降だけで18本のFIRE絡み記事がひっかかった。

平均すると一日一本である。

以前はこんなになかったはずだが、それだけ集客力のある話題になってきたということだろうか。


18本について内容を分類してみると、
  • FIREを釣りにした普通の投資記事…7本
  • 「FIREとは?」な初歩的知識記事…5本
  • 安易なFIREに対する警鐘・批判記事…3本
  • FIRE達成者に関する記事…2本
  • FIREに肯定的な記事…1本
となった。

確かに記事の数は増えてきたが、FIREを目指す人にとって有意義なものは少ないね。

FIRE」カテゴリに登録している人が読んでためになりそうなのは、最後の2つぐらいでしょう。

「FIREとは何ぞや」なんて今さらだし、「仕事をする方が人生充実する」とか「FIREしてもすぐに暇を持て余す」とか耳タコだよ。

記事を書く側の方がまだまだ勉強不足で、時代についてこれていない感じがするわ。



最後の「FIREに肯定的な記事」に分類したのは、こちら。



FIREを目指している人に「なんでFIREしたいのか」とたずねたら、「会社を辞めてもいいという選択肢を持ちたい」と言われた…という話だ。

つまり、"Financial Independence, Retire Early"の前半部分「経済的独立」を手に入れるのが目的で、後半の「早期リタイア」はマストではない、ということらしい。

これまでの会社員は、メシの糧を会社にがっちり握られていて、相当の不満があっても我慢するしかなかった。

今の若者はそういう状況を早いうちに理解しており、それを跳ね返すのがFIRE、というわけだ。


私はすでにFIRE(ていうかセミリタイア)を達成しているけど、同じような人間が世の中にあふれるのは正直あまり歓迎しない。

ちゃんと仕事に励む人がたくさんいて、社会や経済をしっかり回してくれることが、今の生活の大前提になっているからだ。

自分勝手なことは百も承知だが、これが本音。

だから「猫も杓子もFIRE」なのは、ちょっと困るのよね。


でも、FIREの前半部分"FI"だけなら「どうぞどうぞ」である。

労働者が強大な力を持つ資本家に対抗するために、経済的フリーハンドを手に入れようとするのは当然の行動。

人生の主役は、会社じゃなくて自分自身だからね。

私も会社員時代、この簡単な事実に気づいていない人が多くて辟易したものだ。

それがわかっているだけ今の若者は見どころがあるよ、うん。(なぜか上から目線)


だからそういう先駆者たちは、「私は"FIRE"じゃなくて"FI"を目指します」って言えばいいんだけど、なんかイマイチね、「ふぁい」って。

でもFIREだと、「辞めてどうすんの?」とか「辞めてもつまんないぜ」とか「やり直しきかんぞ」とか、おせっかいなアドバイスであふれるのが今の日本。

FIREと同じぐらい言いやすいネーミングがあるといいんだけどな。


そこで考えてみた。

"Financial Independence"だけでいいんだから、それぞれの頭3文字を合体させて、

FIND(ファインド)

ってのはどう?

「新しい人生を見つける」って、ちょっとよくない?



まあ、絶対に広まらないと思うけど…


人生はあなたが決めていいんだよ
人生はあなたが決めていいんだよ横山小寿々

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