自分ではどうしようもないめぐりあわせを、最近は「〇〇ガチャ」と言うらしい。
このブログでも、映画館の「隣席ガチャ」について触れたことがある。
今日はその第2弾、「配属ガチャ」と「上司ガチャ」を取り上げてみたい。
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新卒で就職して最初の配属先で、思い通りになる方がレアケース。
なので、この話に関する私の結論は、「そんなもん期待すんな」である。
新人くんは「配属ガチャ」を恐れるよりも、自分がその職場にとって「新人ガチャ」と言われないよう気をつけた方がいい。
社会人デビューしたばかりの「100%馬の骨」なんだから、せめて「人の骨」ぐらいにはなれるよう、目の前の仕事に全力投球しなきゃね。
かくいう私は、「労働は罰だ」という考えで会社に入ったので、初めから仕事に期待なんてしていなかった。
同僚の中には、「なんで大卒で会社に入ったのに、こんな会議の机並べなんかしなきゃいけないんだ?」とグチをこぼす人もいた。
そういう人に限って、机並べも満足にできなかったりするんだけど。
私は仕事に期待していなかったので、そういう底辺業務が特別ネガティブな仕事だと思ったことはなかった。
仕事なんだから、可能な限り速さと正確さを工夫してやるだけだ。
難しい仕事や不本意な仕事も、あとで振り返ってみると「大事な経験だった」とわかるもの。
若いうちは能力が低いんだから、そういう壁や障害がないといつまでも大きくはなれないよね。
人を成長させたり、一歩踏み出させたりするのは、まさに逆境なのよ。
若人よ、「配属ガチャ」を恐れるなかれ!
恵まれない職場こそ、人生の要になりうるのだから。
「配属ガチャ」とは異なり、「上司ガチャ」については「百害あって一利なし」だ。
私も会社員生活23年の間、たくさんの上司に仕えてきた。
そのうち半分ほどが、ガチャで見事にはずれてしまったというね。
「こうはなるまい」という反面教師にはなったけど、それ以外で彼らから学んだことはひとつもない。
でも、最後の酔っ払い上司をのぞいて、みんなちゃんと出世してんのよね。
私がセミリタイアしたのは、会社の「人を見る目のなさ」に失望したという面なきにしもあらずだ。
救いになったのは、全国転勤の会社だったこと。
どんなにイヤな上司でも、相手か自分のどちらかが先にその職場を去っていくから。
前述のハズレ上司たちも、最長で1年半、最短で半年の上下関係だった。
しかも、はずれたあとの上司は当たりだったりして、「悪いことも長くは続かないもんだなー」とつくづく思ったね。
これが、転勤も配置転換もない会社だったらと思うと、心底ゾッとする。
逃げ道のある会社に入って正解だったと、セミリタイアした今でも確信しています。
「上司ガチャ」は会社勤めする以上避けられないものなので、こればかりは運次第。
積極的に人間関係を作っていくのも解決法ではあるけど、そんなこともしたくない相手なら、おとなしく嵐が過ぎるのを待つしかないかな。
体を壊すほどストレスがひどかったら、転職やセミリタイアもアリかもね。
まあ、こんな昔話を武勇伝のように語るようになったら、私もおじいさん。
今は令和だしコロナ禍だし、私の経験なんかまったく通用しない時代になっているのだろう。
一線を退いた老人のたわ言と、どうか聞き流してくだされ。
さ、お茶でも飲むかの。
このブログでも、映画館の「隣席ガチャ」について触れたことがある。
今日はその第2弾、「配属ガチャ」と「上司ガチャ」を取り上げてみたい。
配属ガチャ
新卒社員・就活生を怯えさせる「配属ガチャ&上司ガチャ」の恐怖
配属ガチャとは、入社時の配属先の部署や配属先の上司がどうなるのかわからないことをソーシャルゲームの「ガチャ」になぞえたもの。
(中略)ネット上でも「希望していた仕事ができるものと思っていたが、全く違う部署だったのでがっかりした」、「実家から通勤できると思っていたが、入社したら地方の営業所に配属され、転職を考えている」という声も挙がっている。
(PRESIDENT Online 2021/3/11)
新卒で就職して最初の配属先で、思い通りになる方がレアケース。
なので、この話に関する私の結論は、「そんなもん期待すんな」である。
新人くんは「配属ガチャ」を恐れるよりも、自分がその職場にとって「新人ガチャ」と言われないよう気をつけた方がいい。
社会人デビューしたばかりの「100%馬の骨」なんだから、せめて「人の骨」ぐらいにはなれるよう、目の前の仕事に全力投球しなきゃね。
かくいう私は、「労働は罰だ」という考えで会社に入ったので、初めから仕事に期待なんてしていなかった。
同僚の中には、「なんで大卒で会社に入ったのに、こんな会議の机並べなんかしなきゃいけないんだ?」とグチをこぼす人もいた。
そういう人に限って、机並べも満足にできなかったりするんだけど。
私は仕事に期待していなかったので、そういう底辺業務が特別ネガティブな仕事だと思ったことはなかった。
仕事なんだから、可能な限り速さと正確さを工夫してやるだけだ。
難しい仕事や不本意な仕事も、あとで振り返ってみると「大事な経験だった」とわかるもの。
若いうちは能力が低いんだから、そういう壁や障害がないといつまでも大きくはなれないよね。
人を成長させたり、一歩踏み出させたりするのは、まさに逆境なのよ。
若人よ、「配属ガチャ」を恐れるなかれ!
恵まれない職場こそ、人生の要になりうるのだから。
上司ガチャ
配属ガチャのもうひとつの問題が配属先での上司や教育担当者との関係だ。運良く希望部署に配属されても、ちゃんと指導してくれない、あるいは上司の高圧的な態度についていけないと悩む新人もいる。
(同上)
「配属ガチャ」とは異なり、「上司ガチャ」については「百害あって一利なし」だ。
私も会社員生活23年の間、たくさんの上司に仕えてきた。
そのうち半分ほどが、ガチャで見事にはずれてしまったというね。
- 前触れなく沸騰して、口角泡を飛ばしてキレまくる上司
- 自分の成功体験を部下に押しつけて、できなければキレまくる上司
- 現場に顔を出さず自席から指示するだけで、思い通りにいかないとキレまくる上司
- ゴマスリ能力だけで昇進した無能上司
- 不機嫌をすぐ顔に出す上司
- 勤務時間中に引き出しからこっそり酒を出して飲む上司
「こうはなるまい」という反面教師にはなったけど、それ以外で彼らから学んだことはひとつもない。
でも、最後の酔っ払い上司をのぞいて、みんなちゃんと出世してんのよね。
私がセミリタイアしたのは、会社の「人を見る目のなさ」に失望したという面なきにしもあらずだ。
救いになったのは、全国転勤の会社だったこと。
どんなにイヤな上司でも、相手か自分のどちらかが先にその職場を去っていくから。
前述のハズレ上司たちも、最長で1年半、最短で半年の上下関係だった。
しかも、はずれたあとの上司は当たりだったりして、「悪いことも長くは続かないもんだなー」とつくづく思ったね。
これが、転勤も配置転換もない会社だったらと思うと、心底ゾッとする。
逃げ道のある会社に入って正解だったと、セミリタイアした今でも確信しています。
「上司ガチャ」は会社勤めする以上避けられないものなので、こればかりは運次第。
積極的に人間関係を作っていくのも解決法ではあるけど、そんなこともしたくない相手なら、おとなしく嵐が過ぎるのを待つしかないかな。
体を壊すほどストレスがひどかったら、転職やセミリタイアもアリかもね。
まあ、こんな昔話を武勇伝のように語るようになったら、私もおじいさん。
今は令和だしコロナ禍だし、私の経験なんかまったく通用しない時代になっているのだろう。
一線を退いた老人のたわ言と、どうか聞き流してくだされ。
さ、お茶でも飲むかの。
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私のいた会社は、良いガッコウ卒は花形部門へ配属、
アホ大学は傍流部門へ配属の傾向がありました。
マクロ的傾向であって もちろん絶対ではありませんが。
で、当時のニッポン企業には衰退という言葉はなく
世界制覇と明るい未来のみを信じていたのですが、
私が引退する頃は花形部門が衰退事業になり、
かってのエリート達はポンコツ集団になり、え、あれ東大卒なの?とかね。
で、私はもちろんアホ大学出身、傍流配属で、
アホなりに頑張ったのですが、
やはり傍流も衰退産業へとお約束通り邁進してしまいました。
ですから配属ガチャもどうなるか、わかりません。