セミリタイアして7年目になるが、これくらいになってようやく書けることもある。

今日のテーマは、

「セミリタイア前は不安だったけど、実際セミリタイアしてみたら大丈夫だった」

という話。

と言っても、セミリタイアの根幹にかかわるような大事ではないのでお含みおきを。



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私がセミリタイアしたのは2014年。

その最後の職場となった勤務地に転勤してきたのが、前年の2013年7月。

世は「半沢直樹(第1期)」の放送で盛り上がっており、私もブームにハマった一人だった。

テレビのドラマが会社の飲み会でおじさんたちの話題に上がったのは、後にも先にもアレしか記憶にない。

それぐらい、世のお父さんのハートをわしづかみにしていたのだ。



当時、セミリタイアする未来を明確に思い描いていた私は、その飲み会に参加しながらこんなことを考えていた。

セミリタイアしたら、こういうドラマに今ほどのめりこめなくなるかも…


日頃うっぷんやストレスがたまっている社会人を代表して、舌鋒するどく憂さ晴らししてくれる平成のヒーロー、半沢直樹。

でも、セミリタイアして第一線から身を引くと、こういうお話も完全に他人事になって冷静に観ちゃうようになるかも。

「半沢直樹」だけでなく、会社員が主役の社会派エンターテインメントはすべからく、遠い世界の物語になってしまうのかしら。

それってちょっと残念だなー。



あれから7年。

セミリタイアな日常が当たり前になって、あらためてこの件を考えてみた。

うん、全然大丈夫だわ!


実際、昨年放送された「半沢直樹」の第2期も存分に楽しませてもらった。

セミリタイアしても、その面白さに変わりはない。

それどころか、現実の職場や上司に対する不満がないので、変なバイアスがかからない分、より純粋に没入できたかもしれない。

今の自分の立場って、あんまり関係ないみたいね。


よく考えたら、世の中の物語の大半は、自分の境遇とは縁もゆかりもないものばかり。

でも、たとえ犯罪とは無縁でも警察ものは興奮するし、たとえ独身でも家族愛あふれる話には涙が出ちゃう。

ウェルメイドだったり情熱に充ちていたり、心がこもっていたりすれば感動できるのだ。

私の不安はまったくの杞憂でした。



もちろん、他人事とは思えないほど共感しまくっちゃう作品も、人それぞれあるだろう。

それはそれで特別な存在であり、大事にすればいい。

私にも、そういうのあるもの。

これからもたくさんの物語に触れて、いろんな感動を味わいたいな。

そうして、映画&ドラマ&読書三昧の「セミリタイアな日々」は続くのでした。


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