日曜劇場「半沢直樹」が終了して1週間になる。
いまだにネットニュースになるところを見ると、ロス状態の人がまだたくさんいるんだろうね。
この私も、一緒に盛り上がった日本人のひとりだ。
(ネタバレはほとんどありません)
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しかし、みんなと同じ温度で「半沢終わった。ロスだー」とは言いにくい。
なぜなら、全部録画で観たから。
しかも、イッキ見で。
当初はちゃんと毎週観ていくつもりだったのよ。
7月には「U-NEXT」で映画三昧の合間を縫って、原作のシリーズ4冊読破したし。
でも、いつでも観れると思うと、つい先延ばしにしちゃうのが私の悪いクセ。
積ん録を続けたまま、気づけば最終回の週末を迎えていた。
せめて最後だけは、リアルタイムで終わりたい。
金曜の夜にやっと重い腰を上げた私は、年初に放送された「エピソード・ゼロ」を皮切りに、本編9話、ダイジェスト3回、生放送1回を立て続けに観た。
世の中に追いついたのは、日曜日の最終回スタート2時間前。
なんとか間に合ったー。
でも、ここで気になることが。
タブレット福山って、前回何をしたんだっけ? 全然覚えていない。
このモヤモヤを残したまま最終回を迎えるのは、なんかイヤだ。
そこで急遽、HDDに保存してある前シリーズを観直すことにした。
全部観ているヒマはないので、最終回直前ダイジェストと最終回を早回しで再視聴。
観終わったのは、22時過ぎだった。
ははは、放送終わってる…。
それから録画した最終回を観始め、リアルタイムから1時間遅れで、やっと大団円にたどり着いた。
そして、ずっと封印していたネットニュースを読みまくり、興奮冷めやらぬままベッドに入ったのでした。
さて、前置きが長くなったけど、ここからが今日の本題。
7年前、平成ドラマの最高視聴率をマークし、たくさんの流行語を生みだした第1期。
今年、7年のブランクをものともせず、さらに熱いドラマを見せてくれた第2期。
様変わりした点を挙げれば、次々と出てくる。
コロナで撮影が中断したり、再開後も感染防止に苦労したり、製作が間に合わなくて生放送でしのいだり。
敵だった大和田が自由なキャラに進化して、主役を食う大活躍をしたり。
社内の敵を相手にしていたのが、今度は親会社、そして政治家とスケールアップしたり。
孤独な戦いだったのが、「アベンジャーズ」なみの総力戦にパワーアップしたり。
しかし、一番変わったのは…
観ている私だ。
第1期が放送された2013年当時、私はまだサラリーマンだった。
会社の飲み会でも、半沢談義で盛り上がったっけ。
酒の入ったいい大人が、ドラマの話なんて普通しないよね。
翌年のホワイトデーでチョコのお返しをして、「こんなにあげてないですよ」と恐縮する相手に、「倍返しだ!」と言ったのも覚えている。
セミリタイアするつもりだったから、最後だと思ってかなり豪華にしたのよね。
とはいえ、あの頃はまだ終の住処も決まっておらず、退社の時期もぼんやりとしていた。
つまり会社員真っただ中、半沢と同じ側の人間だったのだ。
あれから7年。
会社を辞め、セミリタイア生活も6年目だ。
仕事の悩みや人間関係のストレスからすっかり開放され、朝から晩まで好きなことをして暮らしている。
半沢とは完全に違うカテゴリの人間になってしまったのだ。
敵なんか、周りにひとりもいません。
境遇はすっかり変わってしまったけれど、それでもドラマはのめりこんで観ることができた。
現実に会社で苦汁をなめている勤め人は、自分と半沢を重ね合わせて感情移入するのだろう。
でも、そんなのなくても大丈夫だった。
心を悩ますものが何もないからこそ、変にかたよることなくストレートに入り込めたのかも。
だとしたら、やっぱりセミリタイアしてよかった!
ちなみに私の大好きな台詞第1位は、大和田の「はい、千倍」です。
いまだにネットニュースになるところを見ると、ロス状態の人がまだたくさんいるんだろうね。
この私も、一緒に盛り上がった日本人のひとりだ。
(ネタバレはほとんどありません)
しかし、みんなと同じ温度で「半沢終わった。ロスだー」とは言いにくい。
なぜなら、全部録画で観たから。
しかも、イッキ見で。
当初はちゃんと毎週観ていくつもりだったのよ。
7月には「U-NEXT」で映画三昧の合間を縫って、原作のシリーズ4冊読破したし。
でも、いつでも観れると思うと、つい先延ばしにしちゃうのが私の悪いクセ。
積ん録を続けたまま、気づけば最終回の週末を迎えていた。
せめて最後だけは、リアルタイムで終わりたい。
金曜の夜にやっと重い腰を上げた私は、年初に放送された「エピソード・ゼロ」を皮切りに、本編9話、ダイジェスト3回、生放送1回を立て続けに観た。
世の中に追いついたのは、日曜日の最終回スタート2時間前。
なんとか間に合ったー。
でも、ここで気になることが。
タブレット福山って、前回何をしたんだっけ? 全然覚えていない。
このモヤモヤを残したまま最終回を迎えるのは、なんかイヤだ。
そこで急遽、HDDに保存してある前シリーズを観直すことにした。
全部観ているヒマはないので、最終回直前ダイジェストと最終回を早回しで再視聴。
観終わったのは、22時過ぎだった。
ははは、放送終わってる…。
それから録画した最終回を観始め、リアルタイムから1時間遅れで、やっと大団円にたどり着いた。
そして、ずっと封印していたネットニュースを読みまくり、興奮冷めやらぬままベッドに入ったのでした。
さて、前置きが長くなったけど、ここからが今日の本題。
7年前、平成ドラマの最高視聴率をマークし、たくさんの流行語を生みだした第1期。
今年、7年のブランクをものともせず、さらに熱いドラマを見せてくれた第2期。
様変わりした点を挙げれば、次々と出てくる。
コロナで撮影が中断したり、再開後も感染防止に苦労したり、製作が間に合わなくて生放送でしのいだり。
敵だった大和田が自由なキャラに進化して、主役を食う大活躍をしたり。
社内の敵を相手にしていたのが、今度は親会社、そして政治家とスケールアップしたり。
孤独な戦いだったのが、「アベンジャーズ」なみの総力戦にパワーアップしたり。
しかし、一番変わったのは…
観ている私だ。
第1期が放送された2013年当時、私はまだサラリーマンだった。
会社の飲み会でも、半沢談義で盛り上がったっけ。
酒の入ったいい大人が、ドラマの話なんて普通しないよね。
翌年のホワイトデーでチョコのお返しをして、「こんなにあげてないですよ」と恐縮する相手に、「倍返しだ!」と言ったのも覚えている。
セミリタイアするつもりだったから、最後だと思ってかなり豪華にしたのよね。
とはいえ、あの頃はまだ終の住処も決まっておらず、退社の時期もぼんやりとしていた。
つまり会社員真っただ中、半沢と同じ側の人間だったのだ。
あれから7年。
会社を辞め、セミリタイア生活も6年目だ。
仕事の悩みや人間関係のストレスからすっかり開放され、朝から晩まで好きなことをして暮らしている。
半沢とは完全に違うカテゴリの人間になってしまったのだ。
敵なんか、周りにひとりもいません。
境遇はすっかり変わってしまったけれど、それでもドラマはのめりこんで観ることができた。
現実に会社で苦汁をなめている勤め人は、自分と半沢を重ね合わせて感情移入するのだろう。
でも、そんなのなくても大丈夫だった。
心を悩ますものが何もないからこそ、変にかたよることなくストレートに入り込めたのかも。
だとしたら、やっぱりセミリタイアしてよかった!
ちなみに私の大好きな台詞第1位は、大和田の「はい、千倍」です。
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