日本でもかなり浸透してきた感のある"FIRE"なる言葉。

"Financial Independence, Retire Early"のことで、経済的独立早期リタイアを意味している。

セミリタイアとの親和性は高いはずだが、このブログでは6年間一度も使ったことがない。

その理由は…



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2020092401


その前にセミリタイアしちゃったから。


Wikipediaによれば、「FIREムーブメント」は10年ぐらい前にアメリカで始まったみたい。

でも、日本で広まり出したのはつい最近。

それまでFIREと言えば、缶コーヒーか大仁田厚が相場だった。


私がセミリタイアしたのは6年前だが、当時こんな言葉を耳にした記憶はない。

でも、「経済的独立と早期リタイア」という意味だけなら、私だって当てはまるはず。

セミリタイアしたのが最近ならば、「FIREしたったぜ!」とドヤ顔で息巻いたかも。

ブログの副題も「セミリタイアな日々」じゃなくて、「DAYS OF FIRE」でビシッと決めるね。


でも今からじゃやっぱり名乗れないわ。

単純に違和感あるもの。

誰かに「FIREしたんですね」って言われても、「いや、セミリタイアです」と訂正するだろう。

私が10年間目指したのはセミリタイアだった。

私の目標は厚切りジェイソンじゃなく大橋巨泉だったのよ。

時代は令和だけど、昭和は遠くなっていないのだ。

少なくとも私の中では。



FIREなるものについては、
  • 投資で資産を増やしていること
  • 経済的独立後は4%ルールに基づいて生活費を捻出すること
あたりが特徴なのかな。

私はiDeCoでしか株に手を出したことはないし、不動産投資と言っても全部現金購入なので、元を取るか売却するまでは赤字が続いているのと一緒。

投資で増えた資産は今のところなく、家賃収入は「回収途中の元本の一部」でしかないのだ。

これではやっぱりFIREは語れませんな。



私のセミリタイアは給料やボーナスをできるだけ使わずに貯めることで達成した。

そして、セミリタイア後も節約を続けて働かない生活を維持しているのだ。

私はこれをFIREに対抗して、"KETI"(キーティ)と呼んでいる。

KETIとは、"Keep the Expences Tight Intensely"の略。

訳すなら、「支出を強力に抑制し続けること」となる。

私は酒にもタバコにもギャンブルにも溺れず、ゴルフや海外旅行には目もくれなかった。

値引き品で食をつなぎ、せっせこせっせこ貯め続けた結果が、マネーフォワードの「総資産」の欄に表示された額なのだ。

FIREなんてカッコいいもんじゃない。

すべて地道なKETIの賜物なのである。



投資ではなく節約でセミリタイアを果たしたみなさん!

これからは日本生まれのKETIを名乗りませんか?

え? 名乗らなくてもすでに周りから言われてる?

そうですか。でもそれはたぶんローマ字読みですよね?

KETI「キーティ」と読みますので!




















…意味は同じですが。


おひとりさまのケチじょうず
おひとりさまのケチじょうず小笠原 洋子

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