ネガティブキャラで一世を風靡したヒロシのソロキャンプ動画が、人気を博しているらしい。

今日は、ウルトラインドアな私でも「わかるー」となってしまった、彼に関する記事を取り上げたい。



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2020082201

芸人ヒロシが"集団の掟"から抜けて掴んだ境地
好きなことだけを追い求め、ソロキャンプ動画をアップしているYouTubeチャンネルの登録者数は、86万人を超える。(中略)
ヒロシちゃんねる」の編集は、独特である。まず、全国に顔が知られる芸人でありながら、ヒロシさん自身の姿がほとんど映らない。(中略)動画内で、ヒロシさんはとくに声も張らないし、非常に淡々としている。(中略)
「僕にとって、キャンプは趣味であり遊び。『ヒロシ』を出した瞬間、仕事になってしまうんです。だから、ネタは封印して、のんびり更新することにしました。無理にしゃべることもしません」
(東洋経済オンライン 2020/8/22)

「ひとりキャンプで食って寝る」なんてドラマも観たけど、こういうの流行ってんのかね。

ひとり旅が市民権を得ているように、いわゆるソロキャンプも当たり前の時代になるのかな。

ていうか、もうなっているのかも。

他人に気を遣いながらやるよりは、自分だけのルールでやった方が自由だもんね。

「共同作業の方が達成感があって楽しい」という意見もわかるけど、「誰にも気兼ねせず好き勝手にできる」というのも相当に魅力的なのだ。

私もキャンプするなら、ひとりがいいな。(やらないけど)



この記事の中で、「なるほど」と思った部分を抜粋しよう。

キャンプはみんなでワイワイ楽しむものだ、という刷り込みがあるのかもしれない。団体行動が大嫌いだというヒロシさん自身も、そうだったという。
「いやいや、よく考えたら1人でもいいじゃん、と思えるようになったんです。一つひとつ、自分の中の思い込みを手放したら、楽になりました
「思い込みといえば、『キャンプは夏に行くもの』もそのひとつ。よくよく考えたら、夏は暑いし、いちばん行きたくないシーズンですよね。よりによって、みんなキャンプファイヤーとかやりたがるでしょう? 夏にあんなデッカい焚き火したら、暑いし、地獄でしかないわけですよ」
「夏にキャンプは、危険ですよ。熱中症のリスクもある。僕は、冬に行くキャンプが好きです。1人で行くソロキャンプなら、人と希望や予定を合わせなくてもいい。いつでも、好きなときに好きなペースで楽しめるんです

「キャンプはみんなでワイワイ楽しむもの」
「キャンプは夏に行くもの」

こういうよくある思い込みはキャンプに限った話じゃなく、社会全般に存在する。

「大人は働いて結婚して子供を育てるもの」
「会社は定年まで働くもの」
「お金は汗水たらして稼ぐもの」

思い込みというか、価値観だね。

こういう価値観をひっくり返すと、私のようなセミリタイアが一丁上がり、となる。

ただ、これらの価値観には圧倒的な正しさがあって、こんな私でも異議を唱えるつもりはない。

むしろ、日本人の大半がこう考えてくれているおかげで、私のような弱小セミリタイアでも社会的な暮らしができるのだ。

思い込みって大事ね。

ヒロシだって、メインストリームからはずれることで注目されているんだし。

みんながソロキャンパーだったら、「ヒロシちゃんねる」なんて誰も見ないかもよ。


このブログも、「45歳で会社を辞めて好きなことを好きなときに好きなだけしている」から、「セミリタイア」というカテゴリに属することができるのだ。

日本人の価値観から逸脱した生き方だからこそ、マイノリティとしての存在価値があるのだ。

「猫も杓子もセミリタイア!」なんてなったら、逆にこんなカテゴリなくなっちゃう。

それどころか、ただでさえ人手不足が壊滅的に深刻なのに、これ以上労働者が減っちゃったら日本そのものが崩壊するね。



ヒロシのソロキャンプが注目されたり、セミリタイアブログが存在し続ける限り、この国はまだまだ大丈夫。

セミリタイアを目指している皆さん、もう一度考え直した方がいいですよ。

『働き続ければ老後も怖くない』は絶対に正しい」「オススメしません!セミリタイア」にその理由が書いてありますので、ぜひご一読ください。


ヒロシのソロキャンプ-~自分で見つけるキャンプの流儀~
ヒロシのソロキャンプ-~自分で見つけるキャンプの流儀~ヒロシ

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