NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が、先ほど終了した。
日曜日はブログお休みの日だけど、最終回もなまら感動したので、今日は特別に更新したい。
(ネタバレは少しだけあります)
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クドカンの大河ということで、今年こそは毎週しっかり観ていこうと心に決めていた。
しかし、出だしでつまづいたのよね。
理由は、期待していたほどはじけていなかったから。
さすがのクドカンも、歴史の事実や実在の人物という足かせがあると、好きなように書けないのかなと。
それで気づけば、積ん録状態。
ちょっとずつ消化に努めていたのだが、11月の時点でまだ第一部の途中だった。
しかし…しかしである。
最初は不調だったエンジンが、第一部の終盤からうまくかかり始めた。
つまり、面白くなってきたのだ。
そこからは最終回放送日に向けて、キャッチアップに励む毎日。
後半の第二部は、東京五輪開催に向けて盛り上がっていく当時の日本を疑似体験しながら、戦後最大の難事業に賭けた人々の、ひたすら熱い物語に何度も泣かされた。
そして昨日、残っていた直近3週分をイッキミして、今日の日を迎えたというわけだ。
20時からの地上波放送を待ちきれず、BSプレミアムで2時間早く最終回を観させてもらった。
東京オリンピックそのものがクライマックスで、盛り上がらないわけないじゃんねー。
この最終回に起こるイベントを逆算して、1年間、ひとつひとつエピソードを重ねてきたのがよくわかった。
すべての物事に伏線があるから、どのシーンを観ても泣けてくるのよ。
半世紀以上にわたる日本オリンピック史の重みに、心が揺さぶられるのよ。
クドカン、改めて見直したわ。
これを最初から計算していたあんたはすごい。天才です。
豪華なキャストがそろった本作だが、ダントツはやはり阿部サダヲ演じる田畑政治だ。
あんなに強引で自分勝手な人、周りにいたら関わりたくはない。
違う!そう! そんな男だからこそ、あんな偉業を成し遂げられたのよね。
最初は引き気味だったけど、途中からは心底応援していました。
その他のキャストでは、岩ちん(松坂桃李)、東龍さん(松重豊)、平沢(星野源)、カクさん(皆川猿時)、菊枝(麻生久美子)、マリー(薬師丸ひろ子)など、田畑を支える面々が好印象。
陸上の人見絹枝(菅原小春)、水泳の前畑秀子(上白石萌歌)、バレーのウマ(安藤サクラ)など、女子選手の苦悩と活躍にも胸が震えた。(この3人がメインの回はすべて号泣)
あとは…と、挙げていたらそれこそ全出演者の名前を書いてしまいそうなので、この辺にしておく。
最初のころの低空飛行が嘘のように、後半は右肩上がりの満足感を与えてくれた本作。
いわゆる「神回」連発で、自分でもびっくりするほど涙をしぼりとられた。
大河史上最低の視聴率を記録したとは思えないほどの、一大感動巨編になっていた。
最終回の視聴率も、きっと芳しくないだろう。
でも、それはこのドラマの評価とは比例しない。
「いだてん」は、大河史上最高の一本と言っても、決して過言ではないのだ。
「こんなの大河じゃない」と言って、初期の段階で観るのをやめてしまった人は、もったいないことをしたね。
何十年も前に苦労して、志半ばで倒れた先人がいたからこそ、あの東京五輪が開催できたという事実。
脈々と連なる人々の歴史。
これぞまさに「大河」じゃんねー。
いだてんロスになりそうな気分なので、次の大河に入るにはちょっと時間が必要。
ちょうどいいことに、来年の「麒麟がくる」は初回放送が2週間遅れるらしい。
それまでにしっかりと気持ちを落ち着けて、戦国絵巻に向けた心の準備をしておきたい。
日曜日はブログお休みの日だけど、最終回もなまら感動したので、今日は特別に更新したい。
(ネタバレは少しだけあります)
クドカンの大河ということで、今年こそは毎週しっかり観ていこうと心に決めていた。
しかし、出だしでつまづいたのよね。
理由は、期待していたほどはじけていなかったから。
さすがのクドカンも、歴史の事実や実在の人物という足かせがあると、好きなように書けないのかなと。
それで気づけば、積ん録状態。
ちょっとずつ消化に努めていたのだが、11月の時点でまだ第一部の途中だった。
しかし…しかしである。
最初は不調だったエンジンが、第一部の終盤からうまくかかり始めた。
つまり、面白くなってきたのだ。
そこからは最終回放送日に向けて、キャッチアップに励む毎日。
後半の第二部は、東京五輪開催に向けて盛り上がっていく当時の日本を疑似体験しながら、戦後最大の難事業に賭けた人々の、ひたすら熱い物語に何度も泣かされた。
そして昨日、残っていた直近3週分をイッキミして、今日の日を迎えたというわけだ。
20時からの地上波放送を待ちきれず、BSプレミアムで2時間早く最終回を観させてもらった。
東京オリンピックそのものがクライマックスで、盛り上がらないわけないじゃんねー。
この最終回に起こるイベントを逆算して、1年間、ひとつひとつエピソードを重ねてきたのがよくわかった。
すべての物事に伏線があるから、どのシーンを観ても泣けてくるのよ。
半世紀以上にわたる日本オリンピック史の重みに、心が揺さぶられるのよ。
クドカン、改めて見直したわ。
これを最初から計算していたあんたはすごい。天才です。
豪華なキャストがそろった本作だが、ダントツはやはり阿部サダヲ演じる田畑政治だ。
あんなに強引で自分勝手な人、周りにいたら関わりたくはない。
違う!そう! そんな男だからこそ、あんな偉業を成し遂げられたのよね。
最初は引き気味だったけど、途中からは心底応援していました。
その他のキャストでは、岩ちん(松坂桃李)、東龍さん(松重豊)、平沢(星野源)、カクさん(皆川猿時)、菊枝(麻生久美子)、マリー(薬師丸ひろ子)など、田畑を支える面々が好印象。
陸上の人見絹枝(菅原小春)、水泳の前畑秀子(上白石萌歌)、バレーのウマ(安藤サクラ)など、女子選手の苦悩と活躍にも胸が震えた。(この3人がメインの回はすべて号泣)
あとは…と、挙げていたらそれこそ全出演者の名前を書いてしまいそうなので、この辺にしておく。
最初のころの低空飛行が嘘のように、後半は右肩上がりの満足感を与えてくれた本作。
いわゆる「神回」連発で、自分でもびっくりするほど涙をしぼりとられた。
大河史上最低の視聴率を記録したとは思えないほどの、一大感動巨編になっていた。
最終回の視聴率も、きっと芳しくないだろう。
でも、それはこのドラマの評価とは比例しない。
「いだてん」は、大河史上最高の一本と言っても、決して過言ではないのだ。
「こんなの大河じゃない」と言って、初期の段階で観るのをやめてしまった人は、もったいないことをしたね。
何十年も前に苦労して、志半ばで倒れた先人がいたからこそ、あの東京五輪が開催できたという事実。
脈々と連なる人々の歴史。
これぞまさに「大河」じゃんねー。
いだてんロスになりそうな気分なので、次の大河に入るにはちょっと時間が必要。
ちょうどいいことに、来年の「麒麟がくる」は初回放送が2週間遅れるらしい。
それまでにしっかりと気持ちを落ち着けて、戦国絵巻に向けた心の準備をしておきたい。
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