ショックなニュースが飛び込んできた。
私の大好きな俳優、ルトガー・ハウアーが19日に亡くなったという。
今日は、彼の代表作を取り上げることで、追悼の意を表したい。
(ネタバレはありません)
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ルトガー・ハウアー御大の代表作と言えば、1982年公開の「ブレードランナー」。
この名作について、今さら私ごときが書くことなんて何もない。
この映画は、ロードショーこそ逃したものの、その数年後にレンタルビデオで初鑑賞。
最近では、一昨年公開の続編「ブレードランナー2049」を観る前に、「オリジナル版」「完全版」「ディレクターズ・カット」「ファイナル・カット」の4バージョンを立て続けに観た。
どのバージョンにおいても、彼は主役のハリソン・フォードを完全に食っていたね。
この映画の舞台は、2019年のロサンゼルス。
まさか映画の設定と同じ年に亡くなるとは、彼は本当にレプリカントだったんじゃないだろうか。
この悲壮感漂う当たり役で一世を風靡した御大だが、私との出会いは、実は「ブレラン」ではない。
あの名作をビデオで観たのは、大学に入ってから。
その数年前、高校生の時分に札幌の劇場で観たのが、サスペンススリラーの名作「ヒッチャー」だ。
先読み不可能なストーリー、考え抜かれたカメラワーク、芸術的なライブアクション、幻想的な音楽、こだわりあふれる音響と、本作の魅力を挙げればキリがない。
こんなに怖くて面白い映画を多感な頃に観ちゃったもんだから、以後は常に私のオールタイムベストにランクインする一作に。
すぐにレーザーディスクを買って何度も観て、DVDを買ってまた何度も観た。
その後、特典映像つきDVDが出たので買い直して何度も観た。
数えきれないほど観たので、セリフはすべて完コピ可能。
「ブレードランナー」の何百倍も愛する映画、それが「ヒッチャー」なのだ。
そして、この映画を神レベルに押し上げているのが、ルトガー・ハウアー御大だ。
殺人ヒッチハイカーのジョン・ライダーは悪夢以外の何者でもないのに、いつまでも観ていたくなるような魅力にあふれているのは、ひとえに彼の存在感のたまもの。
この「地獄のラブストーリー」(評:秋本鉄次)をスクリーンに映し出して、脚本以上のヴィランを体現できるのは御大しかいない!
2007年のリメイクではショーン・ビーンが挑戦していたけど、まさに力不足。
この世には、リメイクなんかしちゃいけない孤高の名作があるのよ。
ジョン・ライダー最高! ルトガー・ハウアー万歳!…である。
と、ここまで絶賛しておきながら、セミリタイア後は一度も観ていなかったことに気づいた。
今夜は彼を追悼して、久しぶりに恐怖に震え、感動の余韻に浸ることにしよう。
御大、安らかにお眠りください。
私の大好きな俳優、ルトガー・ハウアーが19日に亡くなったという。
今日は、彼の代表作を取り上げることで、追悼の意を表したい。
(ネタバレはありません)
「ブレードランナー」ロイ役ルトガー・ハウアーさん死去 75歳
映画「ブレードランナー」で反逆したレプリカントたちのリーダー、ロイ・バティーを演じたことなどで知られるオランダ人俳優ルトガー・ハウアーさんが現地時間19日、オランダの自宅で死去した。75歳だった。
(シネマトゥデイ 2019/8/25)
ルトガー・ハウアー御大の代表作と言えば、1982年公開の「ブレードランナー」。
この名作について、今さら私ごときが書くことなんて何もない。
この映画は、ロードショーこそ逃したものの、その数年後にレンタルビデオで初鑑賞。
最近では、一昨年公開の続編「ブレードランナー2049」を観る前に、「オリジナル版」「完全版」「ディレクターズ・カット」「ファイナル・カット」の4バージョンを立て続けに観た。
どのバージョンにおいても、彼は主役のハリソン・フォードを完全に食っていたね。
この映画の舞台は、2019年のロサンゼルス。
まさか映画の設定と同じ年に亡くなるとは、彼は本当にレプリカントだったんじゃないだろうか。
この悲壮感漂う当たり役で一世を風靡した御大だが、私との出会いは、実は「ブレラン」ではない。
あの名作をビデオで観たのは、大学に入ってから。
その数年前、高校生の時分に札幌の劇場で観たのが、サスペンススリラーの名作「ヒッチャー」だ。
先読み不可能なストーリー、考え抜かれたカメラワーク、芸術的なライブアクション、幻想的な音楽、こだわりあふれる音響と、本作の魅力を挙げればキリがない。
こんなに怖くて面白い映画を多感な頃に観ちゃったもんだから、以後は常に私のオールタイムベストにランクインする一作に。
すぐにレーザーディスクを買って何度も観て、DVDを買ってまた何度も観た。
その後、特典映像つきDVDが出たので買い直して何度も観た。
数えきれないほど観たので、セリフはすべて完コピ可能。
「ブレードランナー」の何百倍も愛する映画、それが「ヒッチャー」なのだ。
【The Hitcher Trailer】
そして、この映画を神レベルに押し上げているのが、ルトガー・ハウアー御大だ。
殺人ヒッチハイカーのジョン・ライダーは悪夢以外の何者でもないのに、いつまでも観ていたくなるような魅力にあふれているのは、ひとえに彼の存在感のたまもの。
この「地獄のラブストーリー」(評:秋本鉄次)をスクリーンに映し出して、脚本以上のヴィランを体現できるのは御大しかいない!
2007年のリメイクではショーン・ビーンが挑戦していたけど、まさに力不足。
この世には、リメイクなんかしちゃいけない孤高の名作があるのよ。
ジョン・ライダー最高! ルトガー・ハウアー万歳!…である。
と、ここまで絶賛しておきながら、セミリタイア後は一度も観ていなかったことに気づいた。
今夜は彼を追悼して、久しぶりに恐怖に震え、感動の余韻に浸ることにしよう。
御大、安らかにお眠りください。
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