今日の記事は、今年で10回目となる午前十時の映画祭について。

古今東西の名作をスクリーンで観られる良企画なのだが、実は今年になるまで足を運んだことがなかった。

でも、聞けば今回が最後だっていうじゃないの。



【スポンサード リンク】


2019041301


昨年まで一度も観に行かなかった理由は、「もう観ているから」か、(BD・DVDや録画など)手元にあっていつでも観られるから」

映画ファンの風上にも置けない発言だけど、劇場で観るなら新作優先になるのはやむをえない。


札幌の上映館が、あまり好きではないシネマフロンティアというのも、足が向かなかった原因の一つ。

これがユナイテッドシネマディノスシネマズだったなら、作品によっては利用したはずだ。

実際ディノスでは昨年から今年にかけて、「シムソンズ」「ストリート・オブ・ファイヤー」「恐怖の報酬」「ディア・ハンター」のリバイバル上映を観ている。

こんないい小屋があと少しでなくなってしまうなんて…。(本件とは関係ないけど)



そんな私が「午前十時の映画祭」デビューを果たしたのは、今年の2月。

観たのは、わが青春の名作ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカだ。

【Once Upon a Time in America Trailer】


公開当時15歳だった私は、上映時間204分の長尺を2回続けて観るほど感動した。(当時は入替制じゃなかった)

その後、レーザーディスクを購入して何度も観たし、229分の完全版もDVDで観た。

だから当初は、今さらわざわざ劇場で観たいなんて思っていなかったのよ。

180度方針を転換したのは、今回の上映が未使用フィルムを復元したディレクターズ・カット版だったから。

その長さ、なんと251分!

これは観るしかない!

実際に観てみたら、寝不足だったにもかかわらず、まったく眠気に襲われることなく堪能できた。

35年たっても色あせない魅力に、あらためてしびれてしまった。

あの名作の本来あるべき姿を大スクリーンで観られるのは、幸せ以外の何物でもありません。



この経験があったのと、今回で最後というレア感に、これまでの自分を反省した私。

今年は、「午前十時の映画祭」にどっぷり浸ることにした。


今回のラインナップ27本中、劇場で観たのは9本、自宅で観たのは15本、未見は3本。

全部なんらかの形で手元にはあるし、すべて大好きな映画というわけではないので、劇場に行くのは半分ぐらいになりそうだ。

よし、ここで宣言しておこう。

今年は「午前十時の映画祭」で次の映画を観ることにします!(カッコ内は鑑賞歴)

  • 未知との遭遇 ファイナル・カット版(自宅)
  • JAWS ジョーズ(自宅)
  • E.T.(劇場)
  • ゴッドファーザー(自宅)
  • 八甲田山(未見)
  • 日本のいちばん長い日(未見)
  • ブルース・ブラザース(自宅)
  • ニュー・シネマ・パラダイス(自宅)
  • ベニスに死す(未見)
  • レオン 完全版(劇場)
  • サウンド・オブ・ミュージック(自宅)
  • ショーシャンクの空に(自宅)
  • アラビアのロレンス 完全版(自宅)
  • 大脱走(自宅)
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー(劇場)
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー PATR2(劇場)
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(劇場)


そしてこの火曜日、さっそく第一弾を観てきた。

スピルバーグが映画の歴史を変えた名作、未知との遭遇だ。

【CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND - Official Trailer】


今回上映のファイナル・カット版のDVDは持っていて、すでに何度か観ている。

しかし致命的なのは、どのバージョンであれ劇場では一度も観ていないことだ。

公開時、あのマザーシップを劇場で目撃した人は、めちゃくちゃ度肝を抜かれたことだろう。

うらやましい!うらやましすぎる!

当時と同じ衝撃を味わうことはできないけど、せめて大スクリーンで目に焼きつけておきたい。

そう思って、シネマフロンティア11番スクリーンのシートに身を沈めた私。

いやー、面白かった!

これぞ、映画館で観るのにふさわしい映画だ。

「午前十時の映画祭」に感謝しなきゃね。


午前十時の映画祭10-FINAL プログラム (キネマ旬報ムック)
午前十時の映画祭10-FINAL プログラム (キネマ旬報ムック)キネマ旬報社

Amazonで詳しく見る

↓↓↓↓↓ランキング参加中↓↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村

人気ブログランキング