2012年から国連が発表している「世界幸福度報告」。
その最新版が先日発表され、156ヵ国中、日本は58位という結果に。
今日はこの話をふくらませて、ひと記事書くことにしたい。
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このランキングの分析項目は、
この記事だけ読むと、「寛容さ」の順位の低さについては「ああ、確かにね」と思ってしまう。
昨今の「他人を認めない人・許せない人」「自分の正義を臆面もなくふりかざす人」の跳梁跋扈には、心底辟易するもの。
でも、ちょっと調べたらわかるのだが、ここで問われている「寛容さ」とは、「過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか」なんだって。
だとしたら上記記事のインタビュー部分は、見当違いもはなはだしい。
だいたい、日本で頻繁に寄付している人なんて、ほぼ皆無でしょ。
たまたま直近1ヶ月以内に寄付した人だけで92位は、逆に高すぎるわ。
最下位に近くてもおかしくないくらいだ。
これだけで、このランキングの信憑性には疑問符がつく。
「人生の選択の自由度」については、64位という順位の妥当性よりも、項目そのものに問題提起をしたい。
自由の大切さは私も手放しで認めるし、それを手に入れるためにセミリタイアしたようなもの。
でも、そんな日本人は少数派で、大半は真逆の考えらしい。
「自由とともに責任も負わなきゃならんのならそんなのない方が楽」というのが、この国の民の気質なのだ。
だとしたら、「人生の選択の自由度」が高い方が幸せという認識は、日本には当てはまらないことになる。
不思議の国だね、日本って。
最後に、58位という総合順位について。
156ヵ国の中の58位なので、「上の下」に近い「中の上」といったところか。
だったら、そう悪くないんじゃない?
先進国よりも、むしろ発展途上国の方が夢いっぱいなのだから、幸福度は高くて当然だ。
だからと言って、先進国が不幸まみれというわけじゃないでしょ。
「人生は心ひとつの置きどころ」なのよ。
どんな境遇でも前向きになれる人は幸せだし、恵まれているのにネガティブな見方ばかりする人は不幸せなのよ。
というわけで、今回の結論。
こういう調査がまったく無駄とまでは言わないけれど、それほど意味があるとも思えません。
国連の超頭いい人が負担金をつかいまくって調べたんだろうが、ただの自己満足ですな。
私ひとり調べなら、日本が第1位ですよ。
それも、ダントツでね。
その最新版が先日発表され、156ヵ国中、日本は58位という結果に。
今日はこの話をふくらませて、ひと記事書くことにしたい。
“世界幸福度ランキング”後退の日本に足りないのは寛容さ?「みんな自分のことしか考えていない」
トップはフィンランドで、デンマーク、ノルウェー、アイスランドと北欧諸国が続く。日本は過去最低の58位で、健康寿命は2位、GDPは24位と上位だったものの、自由度は64位、寛容さは92位と足を引っ張った。
(Abema TIMES 2019/3/22)
このランキングの分析項目は、
- 人口あたりGDP
- 社会的支援
- 健康寿命
- 人生の選択の自由度
- 寛容さ
- 腐敗の認識
この記事だけ読むと、「寛容さ」の順位の低さについては「ああ、確かにね」と思ってしまう。
昨今の「他人を認めない人・許せない人」「自分の正義を臆面もなくふりかざす人」の跳梁跋扈には、心底辟易するもの。
でも、ちょっと調べたらわかるのだが、ここで問われている「寛容さ」とは、「過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか」なんだって。
だとしたら上記記事のインタビュー部分は、見当違いもはなはだしい。
だいたい、日本で頻繁に寄付している人なんて、ほぼ皆無でしょ。
たまたま直近1ヶ月以内に寄付した人だけで92位は、逆に高すぎるわ。
最下位に近くてもおかしくないくらいだ。
これだけで、このランキングの信憑性には疑問符がつく。
「人生の選択の自由度」については、64位という順位の妥当性よりも、項目そのものに問題提起をしたい。
自由の大切さは私も手放しで認めるし、それを手に入れるためにセミリタイアしたようなもの。
でも、そんな日本人は少数派で、大半は真逆の考えらしい。
「自由とともに責任も負わなきゃならんのならそんなのない方が楽」というのが、この国の民の気質なのだ。
だとしたら、「人生の選択の自由度」が高い方が幸せという認識は、日本には当てはまらないことになる。
不思議の国だね、日本って。
最後に、58位という総合順位について。
156ヵ国の中の58位なので、「上の下」に近い「中の上」といったところか。
だったら、そう悪くないんじゃない?
先進国よりも、むしろ発展途上国の方が夢いっぱいなのだから、幸福度は高くて当然だ。
だからと言って、先進国が不幸まみれというわけじゃないでしょ。
「人生は心ひとつの置きどころ」なのよ。
どんな境遇でも前向きになれる人は幸せだし、恵まれているのにネガティブな見方ばかりする人は不幸せなのよ。
というわけで、今回の結論。
こういう調査がまったく無駄とまでは言わないけれど、それほど意味があるとも思えません。
国連の超頭いい人が負担金をつかいまくって調べたんだろうが、ただの自己満足ですな。
私ひとり調べなら、日本が第1位ですよ。
それも、ダントツでね。
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幸福度が高い国に移住したら外国人も幸せかどうかと言ったらそうでもないと思うし、やはり母国で暮らすことが何人であれ幸せなことだと思いますね。それに幸福って家族と一緒にいることでもあったりするので、ラテン系の人とか、治安が悪いところに住んでても家族でダンス踊ったり楽しそうです。何を持って幸福というのか、物差し一つで結果が変わるところが統計の特徴でもあるとは思いますが。
ところで、幸せの国ブータンは何位なんでしょうね。