NHKの大河ドラマ「西郷どん」が、先ほど終了した。
積ん読ならぬ積ん録状態だったのだが、ここにきて毎日イッキミを続けた結果、なんとか最終回に間に合わせることができた。
そこで今回も、「私の好きな登場人物ベスト5」を発表することにしたい。
(ネタバレは少しだけあります)
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ドラマ本放送に加えて、3回のスペシャルやキャストがゲスト出演した「あさイチ」「ごごナマ」「土スタ」、関連する歴史番組などもすべて録画していたので、これらを1年分イッキミするのはなかなかの作業だった。
でもこれによって、撮影秘話や歴史知識も知った上で、本編を楽しむことができた。
いやー、充実した半月間だったわ。
それでは、主役の西郷吉之助を別格として、私の好きな登場人物ベスト5を発表したい。
ずっと貧乏暮らしであるにも関わらず、一向にやせることのない謎の男だ。
第1話から最終話まで出続けた唯一のキャラで、「一体何歳なんだ?」と鈴木亮平が首をひねったのもうなずける。
吉之助をいつまでも「若さあ」と呼んで慕い続ける好人物を、塚ちゃんが自然体で演じていた。
吉之助と大久保が対立してからは、政府と士族たちとの板挟みに苦しむも、最後は吉之助を支援して政府に拘束される。
吉之助を擁護して、政府相手に啖呵を切る姿にはしびれたね。
ひねくれ俳優・北村の本領発揮とも言える名場面だった。
討幕を目論む吉之助を、命懸けで阻止しようとする姿には、鬼気迫るものがあった。
どんな苦境でも愚痴ひとつこぼさない、謙虚で前向きな美しい女性を、北川景子が好演。
宮﨑あおい版を観たことがない私にとって、篤姫と言えば彼女になりました。
絶望ど真ん中の吉之助に反発しながらも、その固く閉ざした心を徐々に開かせていく、南国ラブスートーリーのヒロインだ。
吉之助だけでなく、子供たちまで薩摩に送り出した彼女の心境は、容易には想像できません。
健気さの中に情熱を秘めたしまんちゅを、沖縄出身の二階堂ふみが熱演。
ふたりの別れの場面で、愛加那の唄に西郷どんがハモったのは、彼女のアドリブに鈴木亮平が答えた結果なんだって。
ラスト・サムライとしての使命を果たそうとする吉之助を最後まで支え、西郷の家を気丈に守る姿は、まさに大和撫子の鑑だ。
吉之助を引っ張り出そうとする半次郎や、西南戦争のさなかにやってきた官軍に対し、腹のすわった啖呵を切って、終盤の盛り上げを一手に引き受けていた。
以前に糸を演じた女優たちの中で、もっとも地味フェイスと思われる黒木華。
でも、その静かな魂の込め方は、過去の誰にも引けを取らない力演だった。
このほかにも印象的なキャラが多く、5人選ぶのが大変だった。
西郷吉兵衛(風間杜夫)、西郷満佐(松坂慶子)、大久保次右衛門(平田満)の蒲田行進曲トリオは、集まっているだけで感動した。
安政の大獄で処刑された橋本左内(風間俊介)や、西南戦争で命を散らした人斬り半兵衛こと中村半次郎(大野拓朗)は、命を賭して信念を貫こうとする姿が男らしくてカッコよかった。
飄々とした世捨て人の川口雪蓬(石橋蓮司)や、篤姫教育係の幾島(南野陽子)は、キャラを活かしたベテランの味が観ていて楽しかった。
一方、島津久光(青木崇高)と一橋慶喜(松田翔太)は、西郷寄りの見方で描かれたせいか、もろ悪役キャラになってしまって、ちょっとかわいそうな気がした。
悪役キャラと言えば、本作の影の立役者、瑛太演じる大久保正助もそう。
終盤、冷血極悪人風の描写が強烈に続いてしまい、史実なんだろうけど残念だった。
あと、大河ならではの豪華キャストが幕末の偉人たちを演じていて壮観だったけど、こちらの予想を超えてくる人はあまりいなかったので、ここでは省略します。
幕末から明治にかけての激動の時代をちゃんと学ぶことができたのが、このドラマ最大の収穫。
個人的な事情から、たった半月で駆け抜けたので、「西郷どんロス」はないかな。
すでに心は、来年の「いだてん」に移っております。
クドカンワールドを1年間も楽しめるんだから、こりゃ絶対リアルタイムで観なきゃ!
積ん読ならぬ積ん録状態だったのだが、ここにきて毎日イッキミを続けた結果、なんとか最終回に間に合わせることができた。
そこで今回も、「私の好きな登場人物ベスト5」を発表することにしたい。
(ネタバレは少しだけあります)

ドラマ本放送に加えて、3回のスペシャルやキャストがゲスト出演した「あさイチ」「ごごナマ」「土スタ」、関連する歴史番組などもすべて録画していたので、これらを1年分イッキミするのはなかなかの作業だった。
でもこれによって、撮影秘話や歴史知識も知った上で、本編を楽しむことができた。
いやー、充実した半月間だったわ。
それでは、主役の西郷吉之助を別格として、私の好きな登場人物ベスト5を発表したい。
第5位 熊吉(演:塚地武雅)
吉之助が生まれる前から西郷家に仕える下男。ずっと貧乏暮らしであるにも関わらず、一向にやせることのない謎の男だ。
第1話から最終話まで出続けた唯一のキャラで、「一体何歳なんだ?」と鈴木亮平が首をひねったのもうなずける。
吉之助をいつまでも「若さあ」と呼んで慕い続ける好人物を、塚ちゃんが自然体で演じていた。
第4位 大山綱良(演:北村有起哉)
吉之助の幼馴染で、明治維新後は鹿児島県令を務めた薩摩藩士。吉之助と大久保が対立してからは、政府と士族たちとの板挟みに苦しむも、最後は吉之助を支援して政府に拘束される。
吉之助を擁護して、政府相手に啖呵を切る姿にはしびれたね。
ひねくれ俳優・北村の本領発揮とも言える名場面だった。
第3位 篤姫(演:北川景子)
島津斉彬の養女から13代将軍徳川家定の御台所となり、一橋慶喜の擁立に動いたポジティブウーマン。討幕を目論む吉之助を、命懸けで阻止しようとする姿には、鬼気迫るものがあった。
どんな苦境でも愚痴ひとつこぼさない、謙虚で前向きな美しい女性を、北川景子が好演。
宮﨑あおい版を観たことがない私にとって、篤姫と言えば彼女になりました。
第2位 愛加那(演:二階堂ふみ)
奄美大島で蟄居していた吉之助と結婚し、二児をもうけた島の女。絶望ど真ん中の吉之助に反発しながらも、その固く閉ざした心を徐々に開かせていく、南国ラブスートーリーのヒロインだ。
吉之助だけでなく、子供たちまで薩摩に送り出した彼女の心境は、容易には想像できません。
健気さの中に情熱を秘めたしまんちゅを、沖縄出身の二階堂ふみが熱演。
ふたりの別れの場面で、愛加那の唄に西郷どんがハモったのは、彼女のアドリブに鈴木亮平が答えた結果なんだって。
第1位 糸(演:黒木華)
吉之助の幼馴染で、のちに三番目の妻となった薩摩女性。ラスト・サムライとしての使命を果たそうとする吉之助を最後まで支え、西郷の家を気丈に守る姿は、まさに大和撫子の鑑だ。
吉之助を引っ張り出そうとする半次郎や、西南戦争のさなかにやってきた官軍に対し、腹のすわった啖呵を切って、終盤の盛り上げを一手に引き受けていた。
以前に糸を演じた女優たちの中で、もっとも地味フェイスと思われる黒木華。
でも、その静かな魂の込め方は、過去の誰にも引けを取らない力演だった。
このほかにも印象的なキャラが多く、5人選ぶのが大変だった。
西郷吉兵衛(風間杜夫)、西郷満佐(松坂慶子)、大久保次右衛門(平田満)の蒲田行進曲トリオは、集まっているだけで感動した。
安政の大獄で処刑された橋本左内(風間俊介)や、西南戦争で命を散らした人斬り半兵衛こと中村半次郎(大野拓朗)は、命を賭して信念を貫こうとする姿が男らしくてカッコよかった。
飄々とした世捨て人の川口雪蓬(石橋蓮司)や、篤姫教育係の幾島(南野陽子)は、キャラを活かしたベテランの味が観ていて楽しかった。
一方、島津久光(青木崇高)と一橋慶喜(松田翔太)は、西郷寄りの見方で描かれたせいか、もろ悪役キャラになってしまって、ちょっとかわいそうな気がした。
悪役キャラと言えば、本作の影の立役者、瑛太演じる大久保正助もそう。
終盤、冷血極悪人風の描写が強烈に続いてしまい、史実なんだろうけど残念だった。
あと、大河ならではの豪華キャストが幕末の偉人たちを演じていて壮観だったけど、こちらの予想を超えてくる人はあまりいなかったので、ここでは省略します。
幕末から明治にかけての激動の時代をちゃんと学ぶことができたのが、このドラマ最大の収穫。
個人的な事情から、たった半月で駆け抜けたので、「西郷どんロス」はないかな。
すでに心は、来年の「いだてん」に移っております。
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「西郷どん」ベストいないんですよね~。出てきてわくわくするキャスティングが。犬もさほど活躍していないし。去年の猫はよかったですけど。猫好きだからでしょうか。