未来の年表」を読むと、日本は待ったなしの状態だということがわかる。

少子高齢化はもうかなり深刻だし、今後はさらに加速度を増して進行していくのだ。

セミリタイアした身にとっても、これは本当に大きな問題。

そんな中、こんな記事を読んだ。



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2018101101


喫緊の課題リスト in Japan
第四次・安倍内閣が「持続可能な全世代型社会保障制度」とか言いだしてて、そのネーミングの巧妙さに心から感心した。(中略)これに限らず「日本として、そろそろ逃げられないこと。さすがにやらねばならなくなったこと」が増えてきてる。(中略)詳しい解説はまた後として、今日はとりあえずそれらの一覧を作っておきましょう。
(ちきりんの日記 2018/10/8)

というわけで、ちきりんさんが挙げた喫緊の課題は、次の10項目。
  1. 時代遅れの教育制度の抜本改革
  2. 結婚制度の大幅見直し
  3. 子供の貧困対策
  4. 終末期医療の抜本変革
  5. 政府統計の再整備
  6. マイナンバ-の強制使用
  7. 現金廃止、高速道路の人間運転禁止、ネット選挙開始
  8. 地方自治体の整理統合
  9. 移民、外国人労働者制度の整備
  10. 社会福祉制度の抜本変更

それぞれの趣旨については、ちきりんさんのブログを読んでもらうとして、私も賛同できる内容ばかりだ。

ただひとつを除いて。

それは…マイナンバー


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この世紀の愚策に反対する理由は、上記記事に書いた。

簡単に言えば、個人情報漏えいの危険性や、将来の増税などの可能性があるからだ。

だが、実はそれ以上に反対する理由がある。

それは、ただただイヤだから


もしももしも、街で突然見知らぬおっさんに呼び止められて、「お前の財布を今すぐ見せろ」って言われたら、どうする?

「はぁっ?!」となるのが当然だ。

でも向こうは、「オレは役人だ。お前の財布を見る権限があり、お前に拒否する権利はない」って言ってくる。

そして、抵抗空しく財布をむしり取られて、中身を細かく調べられるのだ。

なんならレシートまでチェックされて、「これはなんの目的で買った?」と細かく追及される。

…そんな理不尽なことってないよね。



この話を個人の金融資産全体に広げようとするのが、マイナンバーなのだ。

金融機関にマイナンバーを申告したが最後、お金に関わるすべてが国に把握され、そして好きなように利用されてしまう。

財布ひとつでさえイヤなのに、預金も全部監視されるなんてまっぴらごめん。

これは、効率化や利便性や脱税防止よりも優先されるべき、個人の自立と尊厳と自由の問題なのだ。

大げさかな?

大げさかもしれないね。

でも、このシステムが力を持ったら、ありとあらゆる悪いことができるようになっちゃう。

それも、こっちが知らないうちに。

とてもじゃないけど、もろ手をあげて賛成する気にはなれないのだ。


それ以外の項目はどんどんやっちゃってもらいたいわ。

7番なんか特にね。


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