今回の停電がわが家を襲ったのは、6日の3:25から7日の3:45までの24時間20分

9月とはいえ、北海道的にはまだ暑い日が続いていて、本当に厳しかった。

しかし結論から言えば、冷蔵庫内の食料は何ひとつ、傷まず腐らずに済んだのだ。



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2018091201


わが家の話をする前に、同じ札幌リタイア組のブログを見てみよう。

「poohの毎日~40代アーリーリタイア夫婦の暮らし~」poohさんは、「40時間にも及んだ停電…私が実践した冷蔵庫対策」という記事をアップしている。

わが家より16時間も長い試練をよく耐え抜いたものだと、ほとほと感心させられた。

また、「少欲知足~セミリタイア夫婦のシンプルライフ~」エスカルジュニアさんは、「24時間の停電生活で悩まされたのは冷蔵庫。」という記事を書いている。

こちらはわが家と同じ24時間の停電だったが、poohさんと同様、夫婦の力で見事難局を乗り切っていた。


一方、この独身中年セミリタ男は、たったひとりでこの急場をしのいだのだから、ある意味彼らよりも称賛に値すると言えよう。(自画自賛)

その秘策を公開する前に、当時の冷蔵庫内勢力図を振り返ってみたい。

全部で4室あって、中に入っていたのは、
  • 冷蔵室…要冷蔵の食品・飲料・調味料など
  • 冷凍室A…製氷室と○○○○○○
  • 冷凍室B…肉・冷凍食品・食パン
  • 野菜室…野菜・米

私が取った対策は、poohさんやエスカルジュニアさんと同様、開閉回数を減らすこと。

そして、できるだけ瞬時に開け閉めすること。

この2つだ。


しかし、これだけで庫内温度の上昇を食い止めることはできない。

野菜室は常温でも問題なさそうだし、凍った食材が詰まった冷凍室Bはしばらく持ちそうだが、何のストッパーもない冷蔵室は待ったなしだ。

そこで大活躍したのが、冷凍室Aの○○○○○○だった。


それは…

大量の保冷剤。

ケーキの箱なんかに入っていて、捨てないでいると冷凍庫の中でどんどん増殖していくアレね。

わが家でも増えるたびに、小さいものから処分していたのだが、いつしか製氷室以外のスペースをすべて占拠するようになっていた。

その数なんと……20個!


平時は、片頭痛のときタオルでくるんで、こめかみに当てるぐらいしか出番がなく、こんなにたくさんあっても意味はない。

しかし今回は、この数が敵を圧倒した。

停電がいつまで続くかわからなかったので、20個もの保冷剤を数回に分けて、時間差攻撃で冷蔵室に投入していったのだ。

最終的には全部使い切り、すべて解けてしまっていた。

だから、時間的にはギリギリだった。

よかった、復旧が間にあって。



片づけの魔法」をいくら読んでも、モノを捨てられない性格はなかなか治らず、保冷材にしても紙袋にしても、放っておけばたまる一方。

ひとことで言えば、ただの貧乏性だ。

しかし今回は、この「もったいないお化け」のおかげで、食材全滅の危機を乗りきることができた。

こりゃもう、「片づけずの魔法」なんて本を出して、ひと儲けするしかないかね。



ちなみに、前述のpoohさんとエスカルジュニアさんは、私よりもずっとスマートにこの難題をクリアしておりました。

悔しいので、ここには書きません。

知りたい方は、本人のブログでご確認ください。


片づけは「捨てない」ほうがうまくいく
片づけは「捨てない」ほうがうまくいく伊藤勇司

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