現在4年目で、今年の秋には5年目に突入する私のセミリタイア生活。

その間に両親を亡くしてしまうとは、あり得ることではあったけど本気では想像していなかった。



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2018061901


私がセミリタイアしたのは2014年11月で、札幌に越してきたのは年明けの2015年1月

実家は車で数時間の場所にあり、離れてはいるけど行こうと思えばすぐに行ける距離にあった。



札幌に住み始めて間もなく、父が亡くなった。

連絡を受けた私は、当時まだ所有していた愛車を駆ってすぐに帰省した。

そして初七日を終えるまで実家に泊まり続けた。

セミリタイアしていたので、平日でも誰に気兼ねすることもなく葬儀に専念することができた。


母のときも同様だ。

すぐに近所のレンタカー店で車を借り実家に向かった。

今回は私が中心となって動かなくてはならず、父のときとは比べものにならない大変さだった。

でも、妹や義弟、親戚の人にいっぱい助けられてなんとか終えることができた。

連休と重なっていたとはいえ、これまた仕事のことを考えずにいられたのはセミリタイアしていたからこそと言ってもいいだろう。



セミリタイアしていなければ勤務地は道外であった可能性が高く、実家に帰るのも一苦労だったに違いない。

また、会社を長く休めば同僚に迷惑をかけてしまうので、「困ったときはお互いさま」とは言うものの気が気ではないだろう。

さらには、会社関係者から香典をいただいたりお返しをしたりなど、多大な気遣いも発生したはず。

在勤中の身内の不幸は何かと大変なものだ。

しかしこれらの苦労を一切することなく、私は両親を見送ることができた。

これもセミリタイアしてよかったことのひとつかな…と今になって思う。



父にしても母にしてももう少し長生きするだろうと思っていたんだけど、まさか自分が50歳になる前に両方ともこの世からいなくなってしまうとは。

「こうなるとわかっていたらもっと親孝行していたのに…」というのは本心だが、今となっては言い訳にもならない。

せめて早期リタイアしていたことで、最後の最後に少しは借りが返せたと思いたい。

残された者の自己満足でしかないんだけど…



せっかくブログ再開したというのに、しょっぱい記事になってしまってすみません。

次回からは通常モードに戻りますので。


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