これも『セミリタイアしてよかったこと』なのかな?」でも書いたが、先日、生まれてはじめてレンタカーを借りた。

愛車を手放して以来、運転するのは3年ぶりだ。



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母の件で連絡を受けて、すぐに帰省しようとしたのだが、今の私には自前の足がない。

なので、ここ数年、実家に帰る時は高速バスを利用していた。

しかし、直近の帰省となった今年の正月と現在とでは、状況がまったく違う。

それは、ねこちゃんの存在だ。



ねこちゃんがわが家に来たのが今年の2月で、それ以降一度も外泊をしていない。

彼女のお世話をしなければいけないからだ。

ましてや今回は、どれくらい家を空けることになるかわからず、そんな長い間ひとりぼっちにするわけにもいかない。

しかし緊急事態ゆえに、預け先を探している猶予もない。

つまり、一緒にねこちゃんを実家に連れて行く以外、選択肢はなかったのだ。


そうなると、ペットの持ち込みが明確に禁止されている高速バスは使えない。

JRだとキャリーケースに入っていればOKらしいが、うちの子は結構鳴くので、周りの迷惑になってしまうこと必至だ。

うーん、もうレンタカーしかないじゃん!


というわけで、急いで近所のお店を検索し、一番近かった大手レンタカー店に向かう。

ゴールデンウィークの真っ最中だったせいか、手ごろな車はすべて出払ってしまっていた。

「マークIIしか残っていません」と言われたが、他の店を探してまわるヒマもなく、「それでいいです」と即決。

いつもの高速バスの10倍の料金を支払って、自分史上最高級車のハンドルを握ったのだ。



一旦帰宅し、ねこちゃんをキャリーケースに入れ、切り替えたばかりの「ニャンとも清潔トイレ」とともに車に積み込む。

そして、一路実家へと向かった。


助手席のねこちゃんは、運転中ずっとにゃあにゃあ鳴きまくり。

いくらかわいいとはいえ、あれだけ鳴かれると結構神経にさわる。

でも、実はそれがよかった。

やむことのない鳴き声に気を取られたおかげで、ふさぎこんでいるヒマがなかったから。

彼女にとってはストレス以外の何ものでもなかっただろうけど、私は助けられました。


運転の方も、3年のブランクを感じさせない安定の走りで、特に危険な瞬間もなかった。

まあ、たぶんきっと、マークIIが運転しやすい車だったからなんだろうけど。

安全のため、高速道路では100キロを超えないように気をつけていたしね。

「このスピードだとマナーレスな飛ばし屋にあおられるかも」と心配したが、そんなこともなかった。



右手でハンドル、左手でねこちゃんにちょっかいを出しながら、ドライブすること数時間。

実家に着いた私は、ねこちゃんを空き部屋に運び込んだ。

トイレをセットして、持ちこんだカリカリと水を与えると、部屋を閉め切って完全隔離。

慣れない環境に最初はビビりまくっていたけど、満腹感で緊張も解けたのか、食後は部屋中を探検していた。

夜は、自宅にいる時と同様、にゃあにゃあ鳴きながらの大運動会。

この子、意外に適応能力あるのかも。



実家滞在中、私が体調を崩してしまったせいで、帰路は義弟の運転で札幌まで送ってもらった。

当初は帰りもレンタカーのつもりだったんだけど、それどころじゃなかったのよね。

またいつか、自分で運転してみたいわ。

ねこちゃんを隣りに乗せるかどうかは、彼女のご機嫌次第だけど。


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