たまにはシネマディクトらしい記事を。
日本時間の午前10時から、第90回アカデミー賞の授賞式があった。
今日は、私の予想と結果で一本書くことにしたい。
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前代未聞の作品賞発表ミスがあった昨年のアカデミー賞は、授賞式の前に観ている作品が皆無。
あれでは、予想のしようがない。
うってかわって今年は、作品賞にノミネートされた9本のうち、すでに4本を鑑賞済み。
これなら、予想のしがいもあるってもんだ。
主要部門の私の予想と結果は、以下のとおりとなった。
(詳しくはWikipediaをどうぞ)
主要6部門中、4部門が的中した。
個別に見ていこう。
これは、「シェイプ・オブ・ウォーター」と「スリー・ビルボード」で迷った。
どちらも独特の世界観にあふれていて、完成度が高かったから。
そうなると、アカデミー会員は愛の物語を選ぶだろうなあ。
というわけで、私は「シェイプ・オブ・ウォーター」を予想。
見事、的中した。
作品賞が「シェイプ・オブ・ウォーター」なら、監督賞は「スリー・ビルボード」に贈って痛み分けかな、と思ったのだが、なんと「スリー・ビルボード」の監督はノミネートされていない。
となれば、長年異形の者たちの哀しみを描き続けてきた、デル・トロ監督の実績に軍配が上がるはず。
対抗馬はノーラン監督だけど、「ダンケルク」がイマイチだった私は、推す気になれなかった。
彼には、もっとすごくてもっと彼らしい映画で、堂々と受賞してほしい。
というわけで、私はデル・トロ監督を予想。
見事、的中した。
今年のノミネートで鑑賞済みなのは、「ゲット・アウト」だけ。
でも、あれはいいとこノミネートどまりだろう。
やっぱり今年の本命は、「ウィンストン・チャ-チル」でタイトルロールを演じた実力派、ゲイリー・オールドマンだ。
対抗馬はダニエル・デイ・ルイスだけど、もう3回もオスカーを手にしているし、今回はいいでしょ。
というわけで、観ていないけど、私はオールドマンを予想。
見事、的中した。
これまた、「シェイプ・オブ・ウォーター」と「スリー・ビルボード」の一騎打ちだが、フランシス・マクドーマンドは「ファーゴ」で受賞済み。
今作の演技も素晴らしかったけど、彼女ならあれぐらいが当然で、特に驚きはなかった。
一方、サリー・ホーキンスは、口がきけないだけでも大変なのに、とんでもない相手に愛情を抱く難役だ。
あの演技は、そうそうできるもんじゃないわ。
というわけで、私はホーキンスを予想。
しかし実際はマクドーマンドが受賞して、結果はハズレ。
マクドーマンドのアカデミー賞受けはすごい、との感を新たにした次第だ。
「シェイプ・オブ・ウォーター」からひとり、「スリー・ビルボード」からふたりノミネートされた今回の助演男優賞。
「シェイプ・オブ・ウォーター」のリチャード・ジェンキンスの味わいも捨てがたいけど、やっぱり「スリー・ビルボード」のウディ・ハレルソンとサム・ロックウェルにはかなわない。
他は観ていないので、このふたりから選ぶしかないのだが、強烈なキャラクターとその変容を完ぺきに演じきったロックウェルには、すっかり脱帽させられた。
人間味あふれるハレルソンもよかったけど、ここはロックウェルが一枚も二枚も上手。
というわけで、私はロックウェルを予想。
見事、的中した。
今年のノミネートで鑑賞済みなのは、「シェイプ・オブ・ウォーター」だけ。
しかし、ノミネートされたオクタヴィア・スペンサーは、キャラクターこそ共感できるものの、そこまで絶賛されるものとは思えなかった。
よって、観ていない中から選ぶしかない。
そこで、私のこれまでの予想に、黒人の受賞者がひとりもいないことに気づいた。
一昨年、黒人差別だと騒がれ、去年はかなりバイアスがかかった受賞結果になったので、今年もその流れはあるだろう。
そうすると残る対象者は、「マッドバウンド」のメアリー・J・ブライジしかいない。
というわけで、本人についても映画についても何にも情報がないけど、私はブライジを予想。
しかし、そんなテキトーな予想当たるわけもなく、結果はハズレ。
これまたよく知らない、「アイ,トーニャ」のアリソン・ジャネイが受賞した。
「今年はやっぱりアリソンじゃねー?」って、誰かが言ったのかな。
以上が、今年のアカデミー賞の予想と結果でした。
まだ観ていない作品が多いけど、それはこれからの楽しみということで。
それではまた次回をお楽しみに、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
日本時間の午前10時から、第90回アカデミー賞の授賞式があった。
今日は、私の予想と結果で一本書くことにしたい。
前代未聞の作品賞発表ミスがあった昨年のアカデミー賞は、授賞式の前に観ている作品が皆無。
あれでは、予想のしようがない。
うってかわって今年は、作品賞にノミネートされた9本のうち、すでに4本を鑑賞済み。
これなら、予想のしがいもあるってもんだ。
主要部門の私の予想と結果は、以下のとおりとなった。
| 部門 | 予想 | 受賞者 (受賞作) | 結果 |
|---|---|---|---|
| 作品賞 | シェイプ・オブ・ウォーター | シェイプ・オブ・ウォーター | 的中 |
| 監督賞 | ギレルモ・デル・トロ 「シェイプ・オブ・ウォーター」 | ギレルモ・デル・トロ 「シェイプ・オブ・ウォーター」 | 的中 |
| 主演 男優賞 | ゲイリー・オールドマン 「ウィンストン・チャーチル」 | ゲイリー・オールドマン 「ウィンストン・チャーチル」 | 的中 |
| 主演 女優賞 | サリー・ホーキンス 「シェイプ・オブ・ウォーター」 | フランシス・マクドーマンド 「スリー・ビルボード」 | ハズレ |
| 助演 男優賞 | サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」 | サム・ロックウェル 「スリー・ビルボード」 | 的中 |
| 助演 女優賞 | メアリー・J・ブライジ 「マッドバウンド」 | アリソン・ジャネイ 「アイ,トーニャ」 | ハズレ |
主要6部門中、4部門が的中した。
個別に見ていこう。
作品賞
これは、「シェイプ・オブ・ウォーター」と「スリー・ビルボード」で迷った。
どちらも独特の世界観にあふれていて、完成度が高かったから。
そうなると、アカデミー会員は愛の物語を選ぶだろうなあ。
というわけで、私は「シェイプ・オブ・ウォーター」を予想。
見事、的中した。
監督賞
作品賞が「シェイプ・オブ・ウォーター」なら、監督賞は「スリー・ビルボード」に贈って痛み分けかな、と思ったのだが、なんと「スリー・ビルボード」の監督はノミネートされていない。
となれば、長年異形の者たちの哀しみを描き続けてきた、デル・トロ監督の実績に軍配が上がるはず。
対抗馬はノーラン監督だけど、「ダンケルク」がイマイチだった私は、推す気になれなかった。
彼には、もっとすごくてもっと彼らしい映画で、堂々と受賞してほしい。
というわけで、私はデル・トロ監督を予想。
見事、的中した。
主演男優賞
今年のノミネートで鑑賞済みなのは、「ゲット・アウト」だけ。
でも、あれはいいとこノミネートどまりだろう。
やっぱり今年の本命は、「ウィンストン・チャ-チル」でタイトルロールを演じた実力派、ゲイリー・オールドマンだ。
対抗馬はダニエル・デイ・ルイスだけど、もう3回もオスカーを手にしているし、今回はいいでしょ。
というわけで、観ていないけど、私はオールドマンを予想。
見事、的中した。
主演女優賞
これまた、「シェイプ・オブ・ウォーター」と「スリー・ビルボード」の一騎打ちだが、フランシス・マクドーマンドは「ファーゴ」で受賞済み。
今作の演技も素晴らしかったけど、彼女ならあれぐらいが当然で、特に驚きはなかった。
一方、サリー・ホーキンスは、口がきけないだけでも大変なのに、とんでもない相手に愛情を抱く難役だ。
あの演技は、そうそうできるもんじゃないわ。
というわけで、私はホーキンスを予想。
しかし実際はマクドーマンドが受賞して、結果はハズレ。
マクドーマンドのアカデミー賞受けはすごい、との感を新たにした次第だ。
助演男優賞
「シェイプ・オブ・ウォーター」からひとり、「スリー・ビルボード」からふたりノミネートされた今回の助演男優賞。
「シェイプ・オブ・ウォーター」のリチャード・ジェンキンスの味わいも捨てがたいけど、やっぱり「スリー・ビルボード」のウディ・ハレルソンとサム・ロックウェルにはかなわない。
他は観ていないので、このふたりから選ぶしかないのだが、強烈なキャラクターとその変容を完ぺきに演じきったロックウェルには、すっかり脱帽させられた。
人間味あふれるハレルソンもよかったけど、ここはロックウェルが一枚も二枚も上手。
というわけで、私はロックウェルを予想。
見事、的中した。
助演女優賞
今年のノミネートで鑑賞済みなのは、「シェイプ・オブ・ウォーター」だけ。
しかし、ノミネートされたオクタヴィア・スペンサーは、キャラクターこそ共感できるものの、そこまで絶賛されるものとは思えなかった。
よって、観ていない中から選ぶしかない。
そこで、私のこれまでの予想に、黒人の受賞者がひとりもいないことに気づいた。
一昨年、黒人差別だと騒がれ、去年はかなりバイアスがかかった受賞結果になったので、今年もその流れはあるだろう。
そうすると残る対象者は、「マッドバウンド」のメアリー・J・ブライジしかいない。
というわけで、本人についても映画についても何にも情報がないけど、私はブライジを予想。
しかし、そんなテキトーな予想当たるわけもなく、結果はハズレ。
これまたよく知らない、「アイ,トーニャ」のアリソン・ジャネイが受賞した。
「今年はやっぱりアリソンじゃねー?」って、誰かが言ったのかな。
以上が、今年のアカデミー賞の予想と結果でした。
まだ観ていない作品が多いけど、それはこれからの楽しみということで。
それではまた次回をお楽しみに、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
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