昨年、国内でのねこのペット数が、犬のそれをついに抜いたらしい。

空前のねこブームである。

しかし、これって果たして一時のブームなんだろうか?

犬よりもねこを愛する人が増えるのは、当然の帰結なんじゃないだろうか?

そう思わせる一冊、「捨て猫に拾われた男 猫背の背中に教えられた生き方のヒント」を読んだ。



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2018021201


元々は犬好きだった筆者は、奥さんが里親として引き取った黒猫の大吉と生活するうちに感化されて、完全なねこ派に転向した。

自由気ままで好き勝手に生きている猫という生き物があまり好きではなかった。誠実で義理堅い。そんな一本筋の通った犬の生き方が好きだったし、自分もそうありたいと思っていた。
(P3)
犬好きを豪語していた僕は、「犬のように誠実で義理堅くありたい」と思っていたのではなく、「誠実で義理堅くあるべき」と自分自身に言い聞かせていただけだったのだ。
甘えたい時に甘え、構って欲しくない時は容赦なく爪を立てて牙をむく。そんな自由奔放な大吉の生き様を目の当たりにして、思ったこと。
「思った通りに生きたい!」
(P4)

そう考えた筆者が、ねこの生き様から現代人が学ぶべき、人生のヒントを列挙しているのが本書だ。

まあ、ほとんどはこじつけに近いんだけどね。

子供のころから好きなものには理屈なんてないけど、大人になってから好きになったものにはちゃんと理由があるから、著者の分析はそれなりに論理的だ。

私のような無条件のねこちゃん好きには、絶対に書けない本だろう。



本書の主旨はさておき、私はこの本を読んで、著者がうらやましくなった。

自分勝手な生き方をする大吉と、良好なコミュニケーションが取れているからだ。

その様子は、最近ねこちゃんの同居人としてデビューした私には、参考になるところが多かった。

給餌の仕方、トイレの掃除法、おもちゃを使った遊び方など、実用書ではかもしだせない臨場感があった。

わが家は、まだまだ距離を感じる状態なので、純粋に「この人いいなあ」と思ったのだ。

私も早く、ねこちゃんとオープンなおつきあいができるようになりたいわ。



本書には、「世界に残る猫名言」なるものが載っていたので、最後にいくつか紹介したい。

ネコ科のいちばん小さな動物、つまり猫は、最高傑作である。
-レオナルド・ダ・ヴィンチ
(P80)
犬は所有できるが、猫には餌をあげることしかできない。
-スニーキー・パイ・ブラウン
(P84)
犬は犬、鳥は鳥、そして猫は人だ。
-マグシー・ピーボディ
(P88)
猫の愛より偉大なギフトがあろうか。
-チャールズ・ディケンズ
(P150)
猫ほど自由な動物はいない。猫は最高のアナーキストだ。
-アーネスト・ヘミングウェイ
(P156)
芸術家は猫を愛し、兵士は犬を愛する。
-デズモンド・モリス
(P158)

まさにその通り。

反論の余地ゼロだね。


捨て猫に拾われた男 猫背の背中に教えられた生き方のヒント
捨て猫に拾われた男 猫背の背中に教えられた生き方のヒント梅田悟司

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