昨日、今年初の積雪を観測した札幌。

今日のお昼まで降り続いたため、一面の雪景色となった。

こんな天気なら迷うことなくひきこもるはずの私だが、昨日は、みぞれに立ち向かう破目になってしまった。



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昨日の午後は、とある会合に参加する予定が入っていた。

自転車で行ける距離なんだけど、朝起きるとうっすら白く積もっている。

地下鉄で行くことも考えたのだが、駅まで歩かなきゃいけないし、乗り換えも必要だし、降りてからもまた歩くことになる。

やっぱり自転車の方が楽だなあ。

そんな思いが通じたのか、お昼には気温も上がり、道路の雪も大半が解けて、自転車でも行けそうな感じになった。

明るくなった空の下、私は颯爽とチャリンコで会合場所へ向かった。



会合が終わったのは夕方5時ごろ。

外に出ると、あれ?…降ってる。

傘をさした方がいい程度の、雪まじりのみぞれが降っていたのだ。

夜にはまた雪になると言っていた天気予報に対し、帰るのは夕方だからギリギリセーフだろうと踏んでいた、私の楽観的な観測は見事にはずれてしまった。

仕方がない。

あとは急いでチャリを漕ぐのみだ。


しかし、走り出して数分で、ほぼ前が見えないくらいの暴風雪に見舞われてしまった。

向かい風だったので、顔に当たる雪のかたまりが、痛いことこの上ない。

いつもなら絶対に自転車に乗らないような積雪だったけど、押して歩いたらいつまでたっても家につきそうになかったので、おっかなびっくり漕いでいく。

昨日ばかりは側道を走るのをやめて、人もほとんど歩いていない歩道を、えっちらおっちら走り続けた。


結局、往路の倍の時間をかけて、なんとか家までたどりついた。

転ばなかったのが不幸中の幸いだったが、自転車を降りると、水分をふくんだ雪で体じゅう真っ白。

バサバサ落としてみたものの、全身ぬれねずみ状態で服が重い。

そして、とにかく寒い。

家に駆け込むと、すぐに服を脱いで、お風呂に湯をためて、ザブンと飛び込んだ。

はじめて生きた心地がしたわ。



そして今日は、昨日の疲れもあって、一日中ひきもり。

今年の7月に買ったレイモンド・ブリッグスの絵本、「さむがりやのサンタ」を読んだ。

南国にあこがれるサンタが、冬の悪天候や煙突の狭さにぶつぶつ愚痴を言いながら、プレゼントを配るというお話だ。

トナカイに曳かれて雨や雪や雷や霧の中を飛ぶサンタに、昨日の自分を思い出し、心底共感してしまった。

私も道産子だけど、相当なさむがりやなのよ。

今日はエアコンで部屋を暖かくして、ぬくぬくで過ごしたのでした。


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