将棋の加藤一二三九段が、胆石性急性胆のう炎で緊急入院し、手術を受けたとのこと。
あれ、とんでもなく痛いんだよね。私にはわかります。
なぜなら…
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私も手術したことがあるから。
かれこれ20年近く前の話だ。
夜、ふと目が覚めると、腹部に耐えられないほどの痛みが走っていた。
胃痛だと思って胃薬を飲んでも、まったく効果がない。
しばらく我慢したのだが、長引く痛みにすっかり消耗し、おかしくなってしまいそうだったので、明け方に自力で救急病院へ。
そこで痛みどめを処方され、病院で改めて診察を受けるよう指示を受けた。
そして翌朝、近所の病院で精密検査を受けた結果、ひふみんと同じ病名を告げられたのだ。
エコー検査の画像で、胆のうの中に丸いものがゴロゴロ転がっているのが見える。
医者からは、「胆石のせいで胆のうが腐っているので全部取っちゃいましょう」と言われた。
即日入院→翌日手術という切迫した病状で、入院準備のためにいったん帰宅した私は、この病気についてあわててネットで調べた。
そして付け焼刃の知識ながら、胆のうを取ってしまっても特に問題はないということがわかり、医者の勧めどおり全摘手術を受けることにしたのだ。
術後、全身麻酔から覚めた私のもとに、医師が何かを載せたトレイを持ってきた。
「こんなになっていたんですよ」
そう、それは、私の体から取り出した胆のうだった。
切開された内臓の中には、大小数十個に及ぶ白っぽい石がぎっしり!
ただ、その時はまだ意識がもうろうとしていたので、「ああ、そうですか…」と力ないリアクションしか返せなかった。
いわゆる腹腔鏡手術というやつで、腹部に3ヶ所あけた穴が、手術痕として残った。
麻酔が切れたあとの猛烈な痛みに耐え、リハビリを続けること10日、ようやく退院することができた。
退院前にもらったのは、乾いたマイ胆石が入った透明の小瓶。
体から取り出した胆石はラッキーストーンだという説もあるらしく、しばらく保管していた。
見た目が気持ち悪いので、転勤の際に捨ててしまったけどね。
胆のうを取ってしまっても致命的な影響はないのだが、生活面には大きな問題が残った。
それは、トイレが近くなること。
しかも、小ではなく、大の方だ。
肝臓で作られる胆汁を蓄積し、濃縮して腸に流すのが、胆のうの役割。
しかしこの胆のうがないので、発生した胆汁は、無添加無調整のまま腸に流れこんでいく。
すると、胆汁が潤滑油になっちゃうのよね。
脂っこいものを食べた時なんか、大量の胆汁が一気になだれ込むので、まだ食事の最中にゆるゆるピーになってしまったりして。
突然やってくる便意はかなり強烈で、自分で制御することはほぼ不可能。
ゆえに、街なかでやつに襲われたとき、すぐに駆け込めるよう、どこにトイレがあるかを前もって把握しておくようになった。
当時はまだコンビニトイレも普及していなかったし、「ストッパ」も売っていなかったので、大変な目に遭うことが多かった。
映画を観る前は、なるべく食事をしないようになったのも、この頃からだ。
これは「胆のうない人あるある」なので、もしもひふみんが胆のう摘出術を受けていたら、同じ悩みに直面するかもしれない。
この20年間、胆のうがなくて、本当に苦労した。
盲腸もそうらしいけど、なくてもいい臓器なんてないんだよね。
胆のうがんになる可能性がゼロなのが、唯一の救いかな。
あれ、とんでもなく痛いんだよね。私にはわかります。
なぜなら…
私も手術したことがあるから。
かれこれ20年近く前の話だ。
夜、ふと目が覚めると、腹部に耐えられないほどの痛みが走っていた。
胃痛だと思って胃薬を飲んでも、まったく効果がない。
しばらく我慢したのだが、長引く痛みにすっかり消耗し、おかしくなってしまいそうだったので、明け方に自力で救急病院へ。
そこで痛みどめを処方され、病院で改めて診察を受けるよう指示を受けた。
そして翌朝、近所の病院で精密検査を受けた結果、ひふみんと同じ病名を告げられたのだ。
エコー検査の画像で、胆のうの中に丸いものがゴロゴロ転がっているのが見える。
医者からは、「胆石のせいで胆のうが腐っているので全部取っちゃいましょう」と言われた。
即日入院→翌日手術という切迫した病状で、入院準備のためにいったん帰宅した私は、この病気についてあわててネットで調べた。
そして付け焼刃の知識ながら、胆のうを取ってしまっても特に問題はないということがわかり、医者の勧めどおり全摘手術を受けることにしたのだ。
術後、全身麻酔から覚めた私のもとに、医師が何かを載せたトレイを持ってきた。
「こんなになっていたんですよ」
そう、それは、私の体から取り出した胆のうだった。
切開された内臓の中には、大小数十個に及ぶ白っぽい石がぎっしり!
ただ、その時はまだ意識がもうろうとしていたので、「ああ、そうですか…」と力ないリアクションしか返せなかった。
いわゆる腹腔鏡手術というやつで、腹部に3ヶ所あけた穴が、手術痕として残った。
麻酔が切れたあとの猛烈な痛みに耐え、リハビリを続けること10日、ようやく退院することができた。
退院前にもらったのは、乾いたマイ胆石が入った透明の小瓶。
体から取り出した胆石はラッキーストーンだという説もあるらしく、しばらく保管していた。
見た目が気持ち悪いので、転勤の際に捨ててしまったけどね。
胆のうを取ってしまっても致命的な影響はないのだが、生活面には大きな問題が残った。
それは、トイレが近くなること。
しかも、小ではなく、大の方だ。
肝臓で作られる胆汁を蓄積し、濃縮して腸に流すのが、胆のうの役割。
しかしこの胆のうがないので、発生した胆汁は、無添加無調整のまま腸に流れこんでいく。
すると、胆汁が潤滑油になっちゃうのよね。
脂っこいものを食べた時なんか、大量の胆汁が一気になだれ込むので、まだ食事の最中にゆるゆるピーになってしまったりして。
突然やってくる便意はかなり強烈で、自分で制御することはほぼ不可能。
ゆえに、街なかでやつに襲われたとき、すぐに駆け込めるよう、どこにトイレがあるかを前もって把握しておくようになった。
当時はまだコンビニトイレも普及していなかったし、「ストッパ」も売っていなかったので、大変な目に遭うことが多かった。
映画を観る前は、なるべく食事をしないようになったのも、この頃からだ。
これは「胆のうない人あるある」なので、もしもひふみんが胆のう摘出術を受けていたら、同じ悩みに直面するかもしれない。
この20年間、胆のうがなくて、本当に苦労した。
盲腸もそうらしいけど、なくてもいい臓器なんてないんだよね。
胆のうがんになる可能性がゼロなのが、唯一の救いかな。
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私も胆嚢摘出手術しました、今年の3月に。
私の時は術後3日で退院でした。退院時はまともには歩けなかったのですが…
しばらくは、くしゃみをすると猛烈に痛かったです(>_<)
私は特に便意などの変化は今のところありません。個個人で多少違うのでしょうね。