将棋の加藤一二三九段が、胆石性急性胆のう炎で緊急入院し、手術を受けたとのこと。

あれ、とんでもなく痛いんだよね。私にはわかります。

なぜなら…



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2017110301


私も手術したことがあるから。


かれこれ20年近く前の話だ。

夜、ふと目が覚めると、腹部に耐えられないほどの痛みが走っていた。

胃痛だと思って胃薬を飲んでも、まったく効果がない。

しばらく我慢したのだが、長引く痛みにすっかり消耗し、おかしくなってしまいそうだったので、明け方に自力で救急病院へ。

そこで痛みどめを処方され、病院で改めて診察を受けるよう指示を受けた。

そして翌朝、近所の病院で精密検査を受けた結果、ひふみんと同じ病名を告げられたのだ。


エコー検査の画像で、胆のうの中に丸いものがゴロゴロ転がっているのが見える。

医者からは、「胆石のせいで胆のうが腐っているので全部取っちゃいましょう」と言われた。

即日入院→翌日手術という切迫した病状で、入院準備のためにいったん帰宅した私は、この病気についてあわててネットで調べた。

そして付け焼刃の知識ながら、胆のうを取ってしまっても特に問題はないということがわかり、医者の勧めどおり全摘手術を受けることにしたのだ。



術後、全身麻酔から覚めた私のもとに、医師が何かを載せたトレイを持ってきた。

「こんなになっていたんですよ」

そう、それは、私の体から取り出した胆のうだった。

切開された内臓の中には、大小数十個に及ぶ白っぽい石がぎっしり!

ただ、その時はまだ意識がもうろうとしていたので、「ああ、そうですか…」と力ないリアクションしか返せなかった。


いわゆる腹腔鏡手術というやつで、腹部に3ヶ所あけた穴が、手術痕として残った。

麻酔が切れたあとの猛烈な痛みに耐え、リハビリを続けること10日、ようやく退院することができた。

退院前にもらったのは、乾いたマイ胆石が入った透明の小瓶。

体から取り出した胆石はラッキーストーンだという説もあるらしく、しばらく保管していた。

見た目が気持ち悪いので、転勤の際に捨ててしまったけどね。



胆のうを取ってしまっても致命的な影響はないのだが、生活面には大きな問題が残った。

それは、トイレが近くなること

しかも、小ではなく、大の方だ。


肝臓で作られる胆汁を蓄積し、濃縮して腸に流すのが、胆のうの役割。

しかしこの胆のうがないので、発生した胆汁は、無添加無調整のまま腸に流れこんでいく。

すると、胆汁が潤滑油になっちゃうのよね。

脂っこいものを食べた時なんか、大量の胆汁が一気になだれ込むので、まだ食事の最中にゆるゆるピーになってしまったりして。


突然やってくる便意はかなり強烈で、自分で制御することはほぼ不可能。

ゆえに、街なかでやつに襲われたとき、すぐに駆け込めるよう、どこにトイレがあるかを前もって把握しておくようになった。

当時はまだコンビニトイレも普及していなかったし、「ストッパ」も売っていなかったので、大変な目に遭うことが多かった。

映画を観る前は、なるべく食事をしないようになったのも、この頃からだ。

これは「胆のうない人あるある」なので、もしもひふみんが胆のう摘出術を受けていたら、同じ悩みに直面するかもしれない。



この20年間、胆のうがなくて、本当に苦労した。

盲腸もそうらしいけど、なくてもいい臓器なんてないんだよね。

胆のうがんになる可能性がゼロなのが、唯一の救いかな。


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