観た映画をレビューする記事の第62弾。
今回も、最近観た
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ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの2大スターが共演した、ロバート・ゼメキス監督によるミステリアスなラブストーリー。
第二次世界大戦下のカサブランカで出会った二人の工作員マックスとマリアンヌは、ミッション成功と同時に恋に落ち、ロンドンで幸せな生活をスタートさせる。しかし…
前半はスリリングなスパイアクション、後半は疑惑に翻弄される男の心理サスペンスと、映画的な盛り上げは完ぺき。
クライマックスも、涙なしでは観られない!…はずなんだが、話がちょっと作り物くさすぎたかなー。
キャスティングが豪華なのも逆効果で、美男美女のアップダウンストーリーに共感できず、あまり胸に響いてこなかった。
昨年のカンヌでグランプリを受賞した、若き天才グザヴィエ・ドランによる辛辣なホームドラマ。
自分が死ぬことを家族に告げるため、ルイは故郷に戻るが、それぞれの感情をぶつけあう家族を前に、言い出せないまま時が過ぎていく。
「Mommy マミー」が衝撃だったドラン監督の新作だし、フランスを代表する俳優たちの火花散る演技合戦は見ものだし、ストーリーは感動的だし、カンヌでも高い評価を受けている。
そんな映画であるにもかかわらず、私の心にはあまり訴えかけてこず、上映中は眠気と闘い続けるハメに。
ひどい言い方をすれば、主人公の切迫した状況が全然活かされておらず、そこらへんにいそうな問題家族が交わしそうな会話が続くだけの退屈な作品だった。
ロス市警の二人の警官が、ビデオカメラ片手に犯罪と対峙するポリスアクション。
ブライアンとマイクのコンビの職務態度は、いつもおちゃらけていて、とてもまともな警官には見えない。
なので最初は、「こういうバディムービーは好きじゃないなー」と思っていたのだが、話に進むにつれて、見方を改めなければならなくなった。
なんだかんだ言いながらこの二人、やる時は相当やるのよ。
そんな彼らが絶体絶命の窮地に追いこまれるクライマックスと、やるせない哀しみに満ちたラストにより、本作は警察映画の歴史に残る傑作となった。
「ウォール街の狼」と呼ばれたジョーダン・ベルフォードの半生を描く、スコセッシ監督とディカプリオが5回目のタッグを組んだ実録ドラマ。
仕事初日にブラック・マンデーに襲われたジョーダンは、田舎の証券会社で仲買人として頭角を現し、億万長者の道を一気に突き進んでいく。
客を人とも思わない汚いやり口や、セックスとドラッグにまみれた会社の実態など、一小市民にはにわかに信じがたい人生模様に圧倒されまくり。
あきれたエピソードてんこ盛り3時間の大作だが、展開が猛スピードなので、感覚的には1時間半ぐらいだった。
スコセッシ監督は、こういうイカれた主人公の破天荒な生き様を描いた映画が、やっぱりいいなあ。
映画評論家川本三郎が自身のジャーナリスト時代の事件をつづった回想録を、妻夫木聡と松山ケンイチのダブル主演で映画化した、過激な実録青春ドラマ。
週刊誌記者の沢田は、理想に燃える活動家梅田への密着取材を続けたことにより、梅田主導の自衛官殺害事件に巻き込まれていく。
実際に起きた「朝霞自衛官殺害事件」で、川本は犯人蔵匿および証拠隠滅罪により逮捕されているが、本作は、表面的な事実の裏に隠れた、観客が熱く共感できるような熱い真実が描かれているものと期待していた。
…うーん、勝手な想像は禁物ですな。
これは、人生で大きなミスをした人が、自身を振り返って反省するバラエティ番組の「しくじり先生」みたいな映画でした。
この5本を加えると、今年観た映画は34本になった。
目標の240本まで、あと206本だ!
今回も、最近観た
- マリアンヌ(2016)
- たかが世界の終わり(2016)
- エンド・オブ・ウォッチ(2012)
- ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)
- マイ・バック・ページ(2011)
<劇場で鑑賞>
マリアンヌ(2016)
ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの2大スターが共演した、ロバート・ゼメキス監督によるミステリアスなラブストーリー。
第二次世界大戦下のカサブランカで出会った二人の工作員マックスとマリアンヌは、ミッション成功と同時に恋に落ち、ロンドンで幸せな生活をスタートさせる。しかし…
前半はスリリングなスパイアクション、後半は疑惑に翻弄される男の心理サスペンスと、映画的な盛り上げは完ぺき。
クライマックスも、涙なしでは観られない!…はずなんだが、話がちょっと作り物くさすぎたかなー。
キャスティングが豪華なのも逆効果で、美男美女のアップダウンストーリーに共感できず、あまり胸に響いてこなかった。
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たかが世界の終わり(2016)
昨年のカンヌでグランプリを受賞した、若き天才グザヴィエ・ドランによる辛辣なホームドラマ。
自分が死ぬことを家族に告げるため、ルイは故郷に戻るが、それぞれの感情をぶつけあう家族を前に、言い出せないまま時が過ぎていく。
「Mommy マミー」が衝撃だったドラン監督の新作だし、フランスを代表する俳優たちの火花散る演技合戦は見ものだし、ストーリーは感動的だし、カンヌでも高い評価を受けている。
そんな映画であるにもかかわらず、私の心にはあまり訴えかけてこず、上映中は眠気と闘い続けるハメに。
ひどい言い方をすれば、主人公の切迫した状況が全然活かされておらず、そこらへんにいそうな問題家族が交わしそうな会話が続くだけの退屈な作品だった。
【映画パンフレット】 たかが世界の終わり 監督 グザヴィエ・ドラン キャスト ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、レア・セドゥ、マリオン・コティヤール | |
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<自宅で鑑賞>
エンド・オブ・ウォッチ(2012)
ロス市警の二人の警官が、ビデオカメラ片手に犯罪と対峙するポリスアクション。
ブライアンとマイクのコンビの職務態度は、いつもおちゃらけていて、とてもまともな警官には見えない。
なので最初は、「こういうバディムービーは好きじゃないなー」と思っていたのだが、話に進むにつれて、見方を改めなければならなくなった。
なんだかんだ言いながらこの二人、やる時は相当やるのよ。
そんな彼らが絶体絶命の窮地に追いこまれるクライマックスと、やるせない哀しみに満ちたラストにより、本作は警察映画の歴史に残る傑作となった。
エンド・オブ・ウォッチ (字幕版) | |
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)
「ウォール街の狼」と呼ばれたジョーダン・ベルフォードの半生を描く、スコセッシ監督とディカプリオが5回目のタッグを組んだ実録ドラマ。
仕事初日にブラック・マンデーに襲われたジョーダンは、田舎の証券会社で仲買人として頭角を現し、億万長者の道を一気に突き進んでいく。
客を人とも思わない汚いやり口や、セックスとドラッグにまみれた会社の実態など、一小市民にはにわかに信じがたい人生模様に圧倒されまくり。
あきれたエピソードてんこ盛り3時間の大作だが、展開が猛スピードなので、感覚的には1時間半ぐらいだった。
スコセッシ監督は、こういうイカれた主人公の破天荒な生き様を描いた映画が、やっぱりいいなあ。
ウルフ・オブ・ウォールストリート (字幕版) | |
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マイ・バック・ページ(2011)
映画評論家川本三郎が自身のジャーナリスト時代の事件をつづった回想録を、妻夫木聡と松山ケンイチのダブル主演で映画化した、過激な実録青春ドラマ。
週刊誌記者の沢田は、理想に燃える活動家梅田への密着取材を続けたことにより、梅田主導の自衛官殺害事件に巻き込まれていく。
実際に起きた「朝霞自衛官殺害事件」で、川本は犯人蔵匿および証拠隠滅罪により逮捕されているが、本作は、表面的な事実の裏に隠れた、観客が熱く共感できるような熱い真実が描かれているものと期待していた。
…うーん、勝手な想像は禁物ですな。
これは、人生で大きなミスをした人が、自身を振り返って反省するバラエティ番組の「しくじり先生」みたいな映画でした。
マイ・バック・ページ | |
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この5本を加えると、今年観た映画は34本になった。
目標の240本まで、あと206本だ!
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