(「レーシック11年目の真実」「続・レーシック11年目の真実」の続き)


11年前に受けたレーシックの手術によって、快適な暮らしができるようになった。

しかし、いい話ばかりではステマっぽくなってしまう。

シリーズ最終章となる今日は、あえてマイナスの部分を書いてみたい。



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レーシック手術の副作用(私の場合)


手術後すぐに現れたのは、以前よりまぶしく感じるようになったこと。

「ハロ・グレア」というらしいが、車のヘッドライトなどの光線の拡散が、前よりも長くなった。

日中も、日差しが強い日は、つい手をかざしてさえぎってしまう。

昨日の記事で「よかったこと」として挙げたサングラスも、実は必要に迫られてのことだったりするのだ。


夜や暗い場所での視力も、明らかに落ちた。

日常生活での不便はそれほどでもないけど、これもレーシック手術の影響らしい。


最近は、また近視に戻ってきているように感じるときもある。

かなり遠くの文字を見たときの話なので、それ以外は今までどおりなんだけど。

でも、「前はあれも見えていたんだけどなあ」と思っちゃうのよね。


小さい文字や、近くのものも見えにくくなってきたのだが、これがレーシックの悪影響なのか、ただの老眼なのかはよくわからない。

なんと言っても、もうアラフィフだからねー。



私が感じたレーシック手術の副作用は、こんなところだ。

「わー、大変!」と思われるかもしれないけど、実際のところは、それほどでもないのよね。

このレベルの影響はあらかじめ覚悟していたし、昨日書いた「よかったこと」の方が圧倒的なので、「レーシック手術を受けてよかった」という思いは変わらない。

しかし世の中には、この手術で本当にひどい目に遭っている人も、数多くいるらしい。


レーシック手術の副作用(私以外の場合)


一番有名なのは、2009年の銀座眼科によるあの事件だろう。

レーシック手術集団感染事件
2008年9月から2009年2月にかけて、東京都中央区にある「銀座眼科」でレーシック手術を受けた患者のうち、かなりの高い割合で感染性角膜炎などを発症したこと。その中には入院した被害者も2人いた。2009年2月に立ち入り調査が実施された。同院では破格の安値でレーシック手術を行っていたが、その代償として衛生管理を十分にしていなかったとして2010年12月7日、警視庁は銀座眼科の溝口朝雄元院長を業務上過失傷害の容疑で逮捕した。その後、7人に不正乱視や角膜混濁など後遺症が出る細菌性角膜炎を発症させたとして起訴した。
(Wikipedia)

この事件で、イメージが悪化したせいか、手術件数も下降の一途をたどっている。

最盛時の9分の1? 「レーシック手術」の件数はなぜ減ったのか
2000年ごろには件数は2万件ほどだったが、06年には12万件、07年22.5万件、08年には45万件と急増。09年から3年ほどは30万件前後を推移したものの、13年、14年はそれぞれ10万件、5万件程度と推定されるなど一気に減ってしまった。
(ZUU online 2016/10/10)

私も以前は、視力で悩んでいる人に、実体験を話して、手術を勧めたことがある。

でも、今はそうしようとは思わない。

私が恵まれていただけかもしれないし、今後も大丈夫という保証はないんだもの。

手術を受ける場合は、自分でしっかり調べて、自己責任で行ってくださいね。


錦糸眼科が…


セミリタイアして札幌に戻ってきたある日、しばらくぶりに札幌駅の北口に出た。

そこでふとを頭上を見上げて、唖然とした。

錦糸眼科の看板がない!


ネットで調べてみると、いつのまにか閉院している!

その上、あの眼科がやっていた手術の問題点が、いろいろ明らかにされていて、なんと訴訟まで起こされているじゃないの。

実際の手術件数に比べれば、訴訟の数はわずかだと思うけど、自分ももしかしたらそうなっていたかもしれないと思うと、ぞっとするわ。



今のところ、私の眼に大きな問題はない。

あとは、今後も今の状態が続くことを願うばかりだ。


目は治ります。
目は治ります。荒井宏幸

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