今月は、札幌地裁で裁判員裁判が3つあった。

全部傍聴したかったのだが、さすがに3つはきつかったので、昨日から始まったこの裁判に集中することにした。

今回の罪状は、殺人だ。

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2016041501

昨年11月に起きた事件の詳細は、こちら。

DV男を殺人容疑で再逮捕 札幌市
北海道札幌市で交際相手の女性を殴り、その後女性が死亡した事件で、女性を殴ったとして逮捕された男が殺人の疑いで再逮捕された。
殺人の疑いで再逮捕されたのは、札幌市東区の小林信彦容疑者(40)。小林容疑者は8日夕方、交際相手のAさん(43)の首を絞めて殺害した疑いが持たれている。
警察は、Aさんの顔を殴ったとして小林容疑者を傷害の疑いで逮捕したが、司法解剖の結果、Aさんは窒息死であることが判明したため、小林容疑者を殺人の疑いで10日に再逮捕した。
調べに対し小林容疑者は、「首を絞めたことは間違いない」と話しているという。
(お金と暮らしの情報広場 2015/11/11)


今回の裁判員は、男女それぞれ4名ずつの計8名。

うち7人はどう見ても年金受給者で、年齢的には偏りを感じるメンバーだ。

検察側は、ベテランっぽい男性と若い女性のペア。

弁護側2人のうち1人は、以前もここで見たことがある気がした。


まずはじめに公訴事実と罪状認否。

今まで傍聴した裁判と同様、起訴内容は認めているものと思っていたら、これが違った。

検察側が殺人罪の適用を訴えているのに対し、弁護側は「殺意はなかった」として、傷害致死を主張したのだ。

つまり今回の裁判の争点は、殺意の有無だ。

ちなみに殺意とは、「死ぬ危険性が高いとわかった上で、その行為を続けること」

この判断によって罪状も量刑もまったく変わってくるという、私の裁判傍聴史上もっとも目が離せない裁判となったのだ。


初日の昨日は、検察による証拠調べと、解剖を担当した北大医学部助教授の証人喚問、そして被告人質問へと進んだ。

医師の証言を聴いたのは、今回が初めて。

死因と殺害状況の特定にいたるまでの医学的な道筋が、よくわかった。

「異議有り!」が出たのも、今回が初めて。

弁護側の証人質問の途中で、検察側が異議を唱えたのだ。

なお、報道では被害者の実名が出てしまっているが、裁判中は名前を出さず、ずっと被害者で通していた。

これもまた、初めてのことだ。


公判中なので詳細は控えるが、被害者にも複雑な背景があったり、被告人の回答が首をかしげるところだらけだったり、一筋縄ではいかない裁判であることは間違いない。

私の意見陳述は、20日の判決後に明らかにしたい。


⇒⇒⇒「裁判員裁判傍聴~DV殺人を裁く(2日目)」に続く。


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