今週、実家から母が遊びに来た。

しかし、行きたい観光スポットも、タイミングよく催されているイベントも見当たらなくて、どうお・も・て・な・しするか悩んだ。(もう死語?)

そんな私が向かったのは、法の砦、札幌地方裁判所だ。

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セミリタイア前の私と同様、母も裁判を傍聴したことがなかった。

興味のあるなしはともかく、一度ぐらいは体験しても損はないだろうと思ったのだ。

そこで昨日、裁判所の近くでランチをとったあと、午後に開廷する裁判を目当てに行ってみた。

結果、2時間で4つの裁判を傍聴することができた。


<罪名:過失運転致傷(判決)>

赤信号なのに横断歩道に突っ込んで、渡っていた歩行者を負傷させた男性が被告人。

判決は罰金70万円で、もしも払えない場合は、未払額5,000円=1日で換算した日数分、刑務所にお勤めせよというものだった。


罰金が100万円以下なら、略式手続きだけで済みそうなものなのに、なぜこんな裁判になったのか。

それは、弁護側が被告人の過失を認めなかったからだ。

弁護人は「信号は青だった」と主張し、原告側証人である被害者の友人や、事故現場を取り調べた警察官の証言に、真っ向から対決したようだ。

しかし、裁判官はそんなたわごとを、全部まとめてエイっと投げ捨てちゃった。

あそこまで全否定されちゃって、それでも控訴するかしら?

一応するのかな、意味ないと思うけど。


<罪名:詐欺および詐欺未遂(審理)>

新件でも判決でもないので、予想していた通り、証拠並べで終わった。

なので、どんな悪いことをしたかどで裁かれているのか、全然わからなかった。

捕まる直前にコンビニで携帯を捨てたらしく、「オレオレ詐欺?」と思ったんだけど確信はない。

わからなすぎて、途中から眠くなっちゃった。

最後に、次回の証人尋問の日時を決めて終了していた。


<罪名:過失運転致傷(判決)>

検事が5分ほど遅刻して現れるという珍事のあとで、裁判は始まった。

大型車両を運転中、安全確認をおこたって車線変更し、後ろから走ってきたバイクにぶつけてしまった被告人。

バイクは車底に巻き込まれ、轢かれた被害者は全治160日の重傷を負った。

重大な結果に鑑み、懲役1年執行猶予3年という判決がくだった。


裁判自体はスムーズに進んだのだが、気になったのは傍聴席の顔ぶれだ。

どうにもガラのよろしくない面々が並んでいたのだ。

被告人の関係者なら、被告人のイメージも急落し、事故についても起こるべくして起こったものと勘ぐってしまう。

逆に被害者の関係者なら、被告人には相当なプレッシャーだろうなあ。

その辺がわからないので、ラッパーみたいな連中と一緒に座っていた私は、無駄に怖い思いをさせられたのでした。


<罪名:暴行(新件)>

最後の最後に、こんな超ド級の裁判を目撃することになるとは、予想だにしなかった。

生活保護を受けていた被告人(31歳)が、初対面のコンビニ店員に金の無心をしたところ断られ、逆上して肩を突き飛ばしたところ、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された、というのが事件の概要だ。

判決前なので詳細を書くのは控えるが、被告人のケタ外れのダメ人間ぶりに、開いた口がふさがらず。

あまりにあきれてしまって、裁判所を出たあと、ついつい母と話が盛り上がってしまった。

検察側の求刑は罰金15万で、これに対して弁護側は、この日の最初の裁判と同様、罰金刑を日次換算してお勤めで償えるよう求めていた。


いろんな意味でとんでもない被告が最後に登場したので、傍聴のしがいはあったと言えるかも。

裁判初体験の母にとっても、興味深い午後になったんじゃないだろうか。

困ったときの裁判傍聴、今後も使える手かもしれぬ。


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