今年の本屋大賞が発表され、昨日から今日にかけて一斉に報道された。
栄冠に輝いたのは、宮下奈都の「羊と鋼の森」。
直木賞の候補にもなった小説だ。
【スポンサード リンク】
他のノミネート作品は、以下のとおり。
「書店員が読んでほしい本」を決めるこのイベントは、「書店員が売りたい本」を選ぶ重要な会議でもある。
そういう意味では、芥川賞や直木賞を獲って、すでに売れている「火花」と「流」は、選ぶ理由に乏しい。
ちょっと物騒なタイトルの住野よる、3年連続本屋大賞にノミネートされている辻村深月、「このミス」連覇中の米澤穂信、海外の評価が高い中村文則あたりかなー、と予想していた。(どれも読んでないけど)
ふたを開けてみれば、意外なトップ当選。
え? 宮下奈都って誰?である。
2012年の本屋大賞で、「誰かが足りない」が7位になったそうだが、言われてはじめて「そうでしたか」という感じだ。
こんなダークホースだからこそ、売れるのびしろがあると踏んだのかな。
だって、他の候補者は全員それなりに知名度があるし、そこそこ売れてるもんね。
ちょっと打算的なものを感じる結果であった。
ただ、受賞作自体はいい作品らしいので、これを機会に読んでみようかという気にはなったね。
よし、図書館に予約してみよう!
札幌市図書館にログインして予約登録してみると、出てきた順番はなんと…
959!
こりゃ、永遠にまわってこないな。
ブックオフに出回るの待つ方が早いかも。
昨年の記事でも書いたが、ここで本屋大賞受賞作の読了状況をチェックしたい。
○ 第1回(2004年) 博士の愛した数式/小川洋子
△ 第2回(2005年) 夜のピクニック/恩田陸
△ 第3回(2006年) 東京タワー/リリー・フランキー
△ 第4回(2007年) 一瞬の風になれ/佐藤多佳子
○ 第5回(2008年) ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
○ 第6回(2009年) 告白/湊かなえ
○ 第7回(2010年) 天地明察/冲方丁
○ 第8回(2011年) 謎解きはディナーのあとで/東川篤哉
○ 第9回(2012年) 舟を編む/三浦しをん
○ 第10回(2013年) 海賊とよばれた男/百田尚樹
× 第11回(2014年) 村上海賊の娘/和田竜
× 第12回(2015年) 鹿の王/上橋菜穂子
× 第13回(2016年) 羊と鋼の森/宮下奈都
(○は読了、△は積ん読、×は未読(持っていない))
所有率は76%(昨年は75%)、読了率は53%(昨年は41%)だ。
昨年の本屋大賞発表以後、「博士の愛した数式」と「海賊とよばれた男」を読んだので、積ん読・未読は6冊となった。
なお、本屋大賞を受賞した作品は、映画化される運命にある。
今のところ「舟を編む」までが公開済み(「一瞬の風になれ」だけドラマ化のみ)で、現在、「海賊とよばれた男」の製作が進んでいる。
監督が山崎貴で主演が岡田准一という、同じ百田原作の「永遠の0」コンビが再びタッグを組んでいる。
派手な戦闘シーンはない代わりに、昭和の日本が復興していくさまを、「ALWAYS」のようなパノラマで見せてくれるのだろう。
今から12月の公開が楽しみだ。
栄冠に輝いたのは、宮下奈都の「羊と鋼の森」。
直木賞の候補にもなった小説だ。
他のノミネート作品は、以下のとおり。
- 朝が来る/辻村深月
- 王とサーカス/米澤穂信
- 君の膵臓をたべたい/住野よる
- 教団X/中村文則
- 世界の果てのこどもたち/中脇初枝
- 戦場のコックたち/深緑野分
- 永い言い訳/西川美和
- 火花/又吉直樹
- 流/東山彰良
「書店員が読んでほしい本」を決めるこのイベントは、「書店員が売りたい本」を選ぶ重要な会議でもある。
そういう意味では、芥川賞や直木賞を獲って、すでに売れている「火花」と「流」は、選ぶ理由に乏しい。
ちょっと物騒なタイトルの住野よる、3年連続本屋大賞にノミネートされている辻村深月、「このミス」連覇中の米澤穂信、海外の評価が高い中村文則あたりかなー、と予想していた。(どれも読んでないけど)
ふたを開けてみれば、意外なトップ当選。
え? 宮下奈都って誰?である。
2012年の本屋大賞で、「誰かが足りない」が7位になったそうだが、言われてはじめて「そうでしたか」という感じだ。
こんなダークホースだからこそ、売れるのびしろがあると踏んだのかな。
だって、他の候補者は全員それなりに知名度があるし、そこそこ売れてるもんね。
ちょっと打算的なものを感じる結果であった。
ただ、受賞作自体はいい作品らしいので、これを機会に読んでみようかという気にはなったね。
よし、図書館に予約してみよう!
札幌市図書館にログインして予約登録してみると、出てきた順番はなんと…
959!
こりゃ、永遠にまわってこないな。
ブックオフに出回るの待つ方が早いかも。
昨年の記事でも書いたが、ここで本屋大賞受賞作の読了状況をチェックしたい。
○ 第1回(2004年) 博士の愛した数式/小川洋子
△ 第2回(2005年) 夜のピクニック/恩田陸
△ 第3回(2006年) 東京タワー/リリー・フランキー
△ 第4回(2007年) 一瞬の風になれ/佐藤多佳子
○ 第5回(2008年) ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
○ 第6回(2009年) 告白/湊かなえ
○ 第7回(2010年) 天地明察/冲方丁
○ 第8回(2011年) 謎解きはディナーのあとで/東川篤哉
○ 第9回(2012年) 舟を編む/三浦しをん
○ 第10回(2013年) 海賊とよばれた男/百田尚樹
× 第11回(2014年) 村上海賊の娘/和田竜
× 第12回(2015年) 鹿の王/上橋菜穂子
× 第13回(2016年) 羊と鋼の森/宮下奈都
(○は読了、△は積ん読、×は未読(持っていない))
所有率は76%(昨年は75%)、読了率は53%(昨年は41%)だ。
昨年の本屋大賞発表以後、「博士の愛した数式」と「海賊とよばれた男」を読んだので、積ん読・未読は6冊となった。
なお、本屋大賞を受賞した作品は、映画化される運命にある。
今のところ「舟を編む」までが公開済み(「一瞬の風になれ」だけドラマ化のみ)で、現在、「海賊とよばれた男」の製作が進んでいる。
監督が山崎貴で主演が岡田准一という、同じ百田原作の「永遠の0」コンビが再びタッグを組んでいる。
派手な戦闘シーンはない代わりに、昭和の日本が復興していくさまを、「ALWAYS」のようなパノラマで見せてくれるのだろう。
今から12月の公開が楽しみだ。
羊と鋼の森 宮下 奈都 文藝春秋 売り上げランキング : 1 Amazonで詳しく見る |
↓↓↓↓↓ランキング参加中↓↓↓↓↓ | |
---|---|
にほんブログ村 |
人気ブログランキング |