札幌はごみの分別が超ラクだということは、昨年6月、「札幌のごみ事情」で書いた。

今日の記事では、このテーマをもっと深掘りしてみたい。



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札幌のごみ分別の最大の特徴は、ほとんどの紙類を無料で出すことができる「雑がみ」だ。

これのおかげで、有料の「燃やせるごみ」は本当に少なくて済んでいる。

最初は20ℓの袋を買って使っていたが、これだと袋がいっぱいになるまで結構な時間がかかってしまうので、今は10ℓにダウンサイズした。

その他のごみの分別もとてもラクで、思わず「札幌バンザイ!」と言いたくなるほどだ。



今日の記事を書こうと思ったきっかけは、札幌市が毎月発行している「広報さっぽろ」。

3月号の中央区のページを見ると、ごみ出しルールが特集されていた。

突然ですが、ここで○×クイズ!

  1. ティッシュの箱や、窓付き封筒に付いている透明なビニールを外さないと、雑がみには出せない。
  2. プラスチック製の注ぎ口が付いている紙パックのジュースや料理酒などは、注ぎ口を取らないと、雑がみに出せない。
  3. スキー靴は燃やせないごみである。
  4. マヨネーズなど中身を使い切ったチューブ類は、切り開いて中をきれいに洗わないと、容器包装プラスチックの日には出せない。
(広報さっぽろ3月号 中央1ページ)

札幌以外の街なら、全部○というところも多いんじゃないだろうか。

正解は…すべて×!

これって、すごくないですか?

ビニールやホチキス針や注ぎ口がついていても、「雑がみ」で出せちゃうのよ。

多少の金属がついていても、スキー靴は「燃やせるごみ」で出せちゃうのよ。

チューブ類は使い切っていればいいし、トレーやパックは固形物が落ちる程度に洗い流していれば、「容器プラ」で出せちゃうのよ。


私もここまでは理解していなかったから、紙とビニールはちゃんと分離していたし、チューブやトレーはきれいに洗ってから分別していた。

でも、そんな努力はできる範囲でいいみたい。

逆に、汚れが少し残っているからと、「燃やせるごみ」にしてしまっていたのは、実は間違いだったのだ。

平成26年度の「燃やせるごみ」の内訳を見ると、「雑がみ」か「容器プラ」にまわせるものが14%も入っていたらしい。

これからは、もっと気軽な感じでいいのね。



札幌は、ごみ袋を有料化したのが平成21年と、取り組みを始めたのが比較的遅め。

その分、後出しジャンケンで、簡易な分別ルールが可能になったのかな。

もしかしたら、これでも面倒くさいと思う人もいるのかもしれないけど、あちこち移り住んだ私の意見としては、札幌が一番ラクでお金がかからない。

セミリタイア者にとっては、ありがたい限りだ。


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