私が観た映画をレビューする記事の第24弾。
今回も、最近観た の5本を紹介したい。
(ネタバレはありません)
【スポンサード リンク】
<試写会で鑑賞>
ザ・ブリザード(2016) official site/Wikipedia/allcinema
60年前に起きた海難事故の救出劇を、クリス・パイン主演で映画化。
「アメリカ沿岸警備隊史上、最も不可能な救出ミッション」というコピーに疑問をはさむ訳ではないが、実話という武器に頼りすぎて、映画としての盛り上がりは今ひとつだった。
奇しくもアリステア・マクリーンの「女王陛下のユリシーズ号」を読んでいる最中で、あの北極海の激闘と比べると、どうしても見劣りしてしまう。
せっかくの3D上映も、冬の夜の暗い海では、モノクロ映画みたいで迫力も半減。
上映前の道警救助隊の皆さんのお話には、感銘を受けましたよ。
<自宅で鑑賞>
奇跡の旅(1993) Wikipedia/allcinema
1963年の「三匹荒野を行く」のリメイクだが、元ネタは未見。
犬2匹と猫1匹が、前の飼い主家族を探して森を越えての旅に出るのだが、この映画、犬好きかどうかで見方が分かれるね。
犬が好きなら、チャンスの行動を見ても微笑ましく思うんだろうけど、そうでなければ、あの駄犬は見ているだけで苦痛だ。
猫のサシーが川に落ちた時は、思わず悲鳴をあげてしまったけど、チャンスがハリネズミにやられても、自業自得としか思わなかった。
全体としてはハートウォーミングないい映画なんだけど、チャンスみたいな犬なら、ちっとも欲しいと思わないね。
おとなのけんか(2011) Wikipedia/allcinema
ヤスミナ・レザの戯曲を、ロマン・ポランスキ一監督が原作者と共に脚色した密室劇。
4人の名優たちの火花散る演技合戦に、一瞬たりとも目が放せない。
半狂乱のフォスター、尊大すぎるヴァルツ、のらりくらりなライリーも見ものだが、なんといってもすごいのは、ウィスレットのOOだ。
アカデミ一女優のあんなに激しいOOが見られるなんて、長生きはするもんだね。
子供のけんかに出てきた親同士の、犬も食わない大人のけんか、ぜひ舞台で観たくなりました。
ある殺し屋(1967) Wikipedia/allcinema
市川雷蔵がクールな殺し屋に扮した、森一生監督によるフィルムノワール。
寡黙な一匹狼の雷蔵が、しびれるくらい魅力的だ。
姑息な女狐の野川由美子も、増村保造のシナリオらしくエロスとバイタリティにあふれている。
裏表のあるヤクザ役の成田三樹夫も、個性が強くて面白い。
この3人が組んだヤマが迎える結末は、ある意味、日本映画の枠を超えていると思う。
キミとボク(2011) Wikipedia/allcinema
フラッシュアニメから生まれた、猫の「ボク」と拾い主の「キミ」の10年におよぶ物語。
これを観たら、猫好きじゃなくても猫を好きになってしまうだろうし、猫好きにとっては悶絶しっぱなしの45分だ。
生まれたての小さな体でとびはねる仕草、寝ている「キミ」の上にのってじっとしている様子、仕事中の「キミ」を邪魔する動き、膝の上の無防備な寝顔。
私はアレルギーなので猫を飼うのをあきらめたけど、飼えたとしても、あのペットロスには絶対に耐えられないだろう。
飼っていた猫を亡くしたことのある人は、まともに観ていられない映画かもしれない。
この5本を加えると、今年観た映画は60本になった。
目標の300本まで、あと240本だ!
今回も、最近観た の5本を紹介したい。
(ネタバレはありません)
<試写会で鑑賞>
ザ・ブリザード(2016) official site/Wikipedia/allcinema
60年前に起きた海難事故の救出劇を、クリス・パイン主演で映画化。
「アメリカ沿岸警備隊史上、最も不可能な救出ミッション」というコピーに疑問をはさむ訳ではないが、実話という武器に頼りすぎて、映画としての盛り上がりは今ひとつだった。
奇しくもアリステア・マクリーンの「女王陛下のユリシーズ号」を読んでいる最中で、あの北極海の激闘と比べると、どうしても見劣りしてしまう。
せっかくの3D上映も、冬の夜の暗い海では、モノクロ映画みたいで迫力も半減。
上映前の道警救助隊の皆さんのお話には、感銘を受けましたよ。
<自宅で鑑賞>
奇跡の旅(1993) Wikipedia/allcinema
1963年の「三匹荒野を行く」のリメイクだが、元ネタは未見。
犬2匹と猫1匹が、前の飼い主家族を探して森を越えての旅に出るのだが、この映画、犬好きかどうかで見方が分かれるね。
犬が好きなら、チャンスの行動を見ても微笑ましく思うんだろうけど、そうでなければ、あの駄犬は見ているだけで苦痛だ。
猫のサシーが川に落ちた時は、思わず悲鳴をあげてしまったけど、チャンスがハリネズミにやられても、自業自得としか思わなかった。
全体としてはハートウォーミングないい映画なんだけど、チャンスみたいな犬なら、ちっとも欲しいと思わないね。
奇跡の旅 [DVD] ロバート・ヘイズ,キム・グレイスト,ヴェロニカ・ローレン,デュエイン・ダンハム ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 売り上げランキング : 24010 Amazonで詳しく見る |
おとなのけんか(2011) Wikipedia/allcinema
ヤスミナ・レザの戯曲を、ロマン・ポランスキ一監督が原作者と共に脚色した密室劇。
4人の名優たちの火花散る演技合戦に、一瞬たりとも目が放せない。
半狂乱のフォスター、尊大すぎるヴァルツ、のらりくらりなライリーも見ものだが、なんといってもすごいのは、ウィスレットのOOだ。
アカデミ一女優のあんなに激しいOOが見られるなんて、長生きはするもんだね。
子供のけんかに出てきた親同士の、犬も食わない大人のけんか、ぜひ舞台で観たくなりました。
おとなのけんか [Blu-ray] ジョディ・フォスター,ケイト・ウィンスレット,クリストフ・ヴァルツ,ジョン・C・ライリー,ロマン・ポランスキー ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 売り上げランキング : 50562 Amazonで詳しく見る |
ある殺し屋(1967) Wikipedia/allcinema
市川雷蔵がクールな殺し屋に扮した、森一生監督によるフィルムノワール。
寡黙な一匹狼の雷蔵が、しびれるくらい魅力的だ。
姑息な女狐の野川由美子も、増村保造のシナリオらしくエロスとバイタリティにあふれている。
裏表のあるヤクザ役の成田三樹夫も、個性が強くて面白い。
この3人が組んだヤマが迎える結末は、ある意味、日本映画の枠を超えていると思う。
ある殺し屋 [DVD] 市川雷蔵,野川由美子,成田三樹夫,渚まゆみ,千波丈太郎,森一生 角川書店 売り上げランキング : 6359 Amazonで詳しく見る |
キミとボク(2011) Wikipedia/allcinema
フラッシュアニメから生まれた、猫の「ボク」と拾い主の「キミ」の10年におよぶ物語。
これを観たら、猫好きじゃなくても猫を好きになってしまうだろうし、猫好きにとっては悶絶しっぱなしの45分だ。
生まれたての小さな体でとびはねる仕草、寝ている「キミ」の上にのってじっとしている様子、仕事中の「キミ」を邪魔する動き、膝の上の無防備な寝顔。
私はアレルギーなので猫を飼うのをあきらめたけど、飼えたとしても、あのペットロスには絶対に耐えられないだろう。
飼っていた猫を亡くしたことのある人は、まともに観ていられない映画かもしれない。
キミとボク [DVD] 中村蒼,坂本真綾,小林優斗,中村映里子,谷川昭一朗,石坂拓郎,窪田崇,やまがらしげと,澤辺ヒロエ ポニーキャニオン 売り上げランキング : 32204 Amazonで詳しく見る |
この5本を加えると、今年観た映画は60本になった。
目標の300本まで、あと240本だ!
↓↓↓↓↓ランキング参加中↓↓↓↓↓ | |
---|---|
にほんブログ村 |
人気ブログランキング |