私が読んだ本をレビューする記事の第8弾。

今回も、最近読んだ の5冊を紹介したい。

(ネタバレはありません)

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ABC殺人事件/アガサ・クリスティー(1936)


アガサ・クリスティ女史の名作ミステリー。

米澤穂信の「クドリャフカの順番」を読んでいたら、途中で親切にも本作のネタバレ予告が出てきたので、中座してこちらに取り組んだ。

名探偵ポワロへの挑戦状から始まり、現場と被害者の頭文字がABCの順に続く連続殺人が発生する。

犯人らしき人物の独白が挿入されたり、無差別殺人のような犯行にさすがのポワロも苦戦するなど、それまでのシリーズにはなかった趣向がこらされている。

最後まで読むと、「さすがポワロ、さすがクリスティ」と唸らされ、名作の華麗な切れ味を堪能した。

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー,堀内 静子

早川書房
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クドリャフカの順番/米澤穂信(2005)


「愚者のエンドロール」に続く古典部シリーズ第3弾。

盛大に開催される文化祭の裏で連続盗難事件が発生し、われらが奉太郎がその謎に挑む。

盗まれる場所と物に共通点があるところが、クリスティの「ABC殺人事件」をモチーフとしている所以。

しかし、さすが米澤穂信、そこはちゃんとひとひねりが用意されている。

3作目になってようやく、斜に構えた奉太郎のつぶやきが、ツボにはまるようになってきた。

クドリャフカの順番<「古典部」シリーズ> (角川文庫)クドリャフカの順番<「古典部」シリーズ> (角川文庫)
米澤 穂信

KADOKAWA / 角川書店
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遠まわりする雛/米澤穂信(2007)


「クドリャフカの順番」に続く古典部シリーズ第4弾。

高校1年生の1年間で起きた7つのエピソードが収録されている短編集だ。

印象に残ったのは、校内放送の呼び出しひとつをとって、事件の背景を推理する「心あたりのある者は」、奉太郎と千反田えるが蔵に閉じ込められる「あきましておめでとう」、そして最後に掲載された表題作あたりか。

特に「遠まわりする雛」は、奉太郎と千反田の関係が、ほんのわずかだけど変わってきたみたいで微笑ましい。

古典部のもうひとつのカップルを描いた「手作りチョコレート事件」も、親友の里志という人間を深く掘り下げていて、興味深い一篇だった。

遠まわりする雛<「古典部」シリーズ> (角川文庫)遠まわりする雛<「古典部」シリーズ> (角川文庫)
米澤 穂信

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ふたりの距離の概算/米澤穂信(2010)


「遠まわりする雛」に続く古典部シリーズ第5弾。

2年目の春を迎えた古典部に入部を希望した新入生が、突然入部を取りやめると言い出し、われらが奉太郎がその訳を推理する。

マラソン大会のレース中に進行するストーリーは、スティーヴン・キングの「死のロングウォーク」を意識したらしい。

新入部員の大日向友子の物怖じしない性格が新鮮で、次作以降も登場してほしいキャラだった。

現状、この5冊目が最新刊らしいが、2年目、そして3年目の古典部の冒険の続きを、早く読んでみたいものだ。

ふたりの距離の概算<「古典部」シリーズ> (角川文庫)ふたりの距離の概算<「古典部」シリーズ> (角川文庫)
米澤 穂信

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金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?/堀江貴文(2013)


仮釈放された著者が、出所後すぐに出版したビジネス本。

これからの時代の新しいビジネスのアイディアと、メルマガ読者との一問一答、2ちゃんねるのひろゆき氏らによるホリエモン解説の、3つから構成されている。

セミリタイアした私には、ビジネスモデルの話はあまり興味がわかなかったが、Q&Aの中には面白いものがいくつかあった。

サラリーマンのメリデメを問われてのホリエモンの答えは、「デメリット:給料安い、出世に時間がかかる、意味なしの権力争い、足の引っ張り合い。メリット:なし」。

サラリーマンのメリットが何もないというのは、なかなか爽快な一刀両断だわ。

金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?
堀江貴文,西原理恵子,夏野剛,西村博之,藤沢数希,船曳建夫

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この5冊を加えると、今年読んだ本は20冊。

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