私が観た映画をレビューする記事の第13弾。
今回も、最近観た
(ネタバレはありません)
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今年最初の試写会は、「白鯨」の元になった壮絶な実話の映画化作品。
直前に1956年の「白鯨」を観た(下記参照)のだが、こっちを観ちゃうとあっちが完全にかすんじゃう。
迫力ある映像がすごいのは当然だが、それ以上に、「事実は小説より奇なり」だから。
白鯨との闘いも見ものだったけど、坊ちゃん船長と叩き上げ航海士の人間ドラマの方が引き込まれた。
封印した過去を語る、最後の生き残りを演じたブレンダン・グリーソンも味わい深かった。
今年最初の劇場鑑賞は、カンヌで2冠を獲得した動物パニックサスペンス。
犬より猫に愛情を感じる私でも、少女と犬の心のつながりには感動した。
しかし、あの犬たちの演技はすごい。
聞けば、いわゆる俳優犬じゃなくて、本当に保護されていた犬を指導して撮ったというじゃない。
野生化した彼らが怖ければ怖いほど、あの静謐なラストには心を洗われる。
各方面絶賛のホラーを、公開初日に観てきた。
こんなにオリジナリティあふれるホラーは久しぶりだ。
それを他人にうつすことができるというのは、「リング」を彷彿とさせるけど、私は初めて「エルム街の悪夢」を観たときの興奮を思い出した。
本作の敵はフレディほど何でもアリではないが、ねばり強さといやらしさでは負けていないし、あんなのに取り憑かれたら本当に怖い。
北方謙三なら、「ソープへ行け!」って言うだろうなー。
「白鯨の闘い」の試写会(上記参照)を前に、メルヴィル原作の海洋冒険ドラマを観た。
へー、ジョン・ヒューストン監督と一緒に、あのレイ・ブラッドベリが一緒に脚本書いていたんだ。
狂人と紙一重のカリスマ船長エイハブを、グレゴリー・ペックが鬼気迫る表情で怪演。
心情的には冷静なスターバックに共感していたけど、最後はやっぱり海の男たちだ。
映画として成功しているとは言い切れないが、60年前にしては特撮も健闘していたし、みんなずぶ濡れでがんばっていたし、漢の物語としての魅力はあった。
劇団ひとりが、自分の小説を自分で脚色し、監督もして出演もしているという、「ひとり祭り」な映画。
ストーリー的には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんだけど、過去に戻った主人公が両親に見たのは、生まれ来る自分に対する想いだ。
細部までよくできていて、親の愛に泣かされるとともに、劇団ひとりの才能に驚かされた。
俳優が芸人を演じると、どうしても違和感があるものだが、大泉洋も劇団ひとりもその点はまったくノープロブレム。
ひとりの中国人なんて、十八番の持ち芸じゃないか。
今年の映画鑑賞本数の目標は300本!
あと295本だ。
試写会は30本が目標だが、今月すでにかなり当たっているので、幸先いいスタートが切れそうだ。
今回も、最近観た
- 白鯨との闘い(2015)
- ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014)
- イット・フォローズ(2014)
- 白鯨(1956)
- 青天の霹靂(2014)
(ネタバレはありません)
<試写会で鑑賞>
白鯨との闘い(2015)
今年最初の試写会は、「白鯨」の元になった壮絶な実話の映画化作品。
直前に1956年の「白鯨」を観た(下記参照)のだが、こっちを観ちゃうとあっちが完全にかすんじゃう。
迫力ある映像がすごいのは当然だが、それ以上に、「事実は小説より奇なり」だから。
白鯨との闘いも見ものだったけど、坊ちゃん船長と叩き上げ航海士の人間ドラマの方が引き込まれた。
封印した過去を語る、最後の生き残りを演じたブレンダン・グリーソンも味わい深かった。
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<劇場で鑑賞>
ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(2014)
今年最初の劇場鑑賞は、カンヌで2冠を獲得した動物パニックサスペンス。
犬より猫に愛情を感じる私でも、少女と犬の心のつながりには感動した。
しかし、あの犬たちの演技はすごい。
聞けば、いわゆる俳優犬じゃなくて、本当に保護されていた犬を指導して撮ったというじゃない。
野生化した彼らが怖ければ怖いほど、あの静謐なラストには心を洗われる。
イット・フォローズ(2014)
各方面絶賛のホラーを、公開初日に観てきた。
こんなにオリジナリティあふれるホラーは久しぶりだ。
それを他人にうつすことができるというのは、「リング」を彷彿とさせるけど、私は初めて「エルム街の悪夢」を観たときの興奮を思い出した。
本作の敵はフレディほど何でもアリではないが、ねばり強さといやらしさでは負けていないし、あんなのに取り憑かれたら本当に怖い。
北方謙三なら、「ソープへ行け!」って言うだろうなー。
<自宅で鑑賞>
白鯨(1956)
「白鯨の闘い」の試写会(上記参照)を前に、メルヴィル原作の海洋冒険ドラマを観た。
へー、ジョン・ヒューストン監督と一緒に、あのレイ・ブラッドベリが一緒に脚本書いていたんだ。
狂人と紙一重のカリスマ船長エイハブを、グレゴリー・ペックが鬼気迫る表情で怪演。
心情的には冷静なスターバックに共感していたけど、最後はやっぱり海の男たちだ。
映画として成功しているとは言い切れないが、60年前にしては特撮も健闘していたし、みんなずぶ濡れでがんばっていたし、漢の物語としての魅力はあった。
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青天の霹靂(2014)
劇団ひとりが、自分の小説を自分で脚色し、監督もして出演もしているという、「ひとり祭り」な映画。
ストーリー的には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんだけど、過去に戻った主人公が両親に見たのは、生まれ来る自分に対する想いだ。
細部までよくできていて、親の愛に泣かされるとともに、劇団ひとりの才能に驚かされた。
俳優が芸人を演じると、どうしても違和感があるものだが、大泉洋も劇団ひとりもその点はまったくノープロブレム。
ひとりの中国人なんて、十八番の持ち芸じゃないか。
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今年の映画鑑賞本数の目標は300本!
あと295本だ。
試写会は30本が目標だが、今月すでにかなり当たっているので、幸先いいスタートが切れそうだ。
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