私が観た映画をレビューする記事の第12弾。
今回も、最近観た5本を紹介したい。
(ネタバレはありません)
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<劇場で鑑賞>
黄金のアデーレ 名画の帰還(2015) official site/allcinema
オーストリア政府を相手にクリムトの名画の返還訴訟を起こした、マリア・アルトマンの闘いを描いた人間ドラマ。
個人VS巨大な組織という構図に、池井戸潤的な爽快感を期待して鑑賞した。
溜飲を下げる場面もあるのだが、それ以上に、歴史に翻弄されたひとりの女性の凛とした生き方に感動した。
ヘレン・ミレンの気品漂う演技と、ライアン・レイノルズの信念を貫く姿は、いろいろノミネートされてもおかしくない素晴らしさ。
先日観た「ミケランジェロ・プロジェクト」からつながる話だが、同じ実話でも、仕上がったレベルはこっちの方が断然上だ。
ハッピーエンドの選び方(2014) official site/allcinema
安楽死装置を発明した老人たちの騒動を描く、イスラエル発の人間ドラマ。
邦題もポスターも予告編も、ヨーロッパ的ほのぼのコメディな雰囲気なのだが、実際はかなり違っていて正直とまどってしまった。
コミカルなシーンは確かにあるけれど、想像以上にシリアスなテーマのお話だった。
イスラエルも日本と同様、尊厳死を認めていない国みたいで、深刻な問題に悩む姿は共感しまくりだ。
自分がもしあんな状態になったら、あの機械はほしいと思うだろうからね。
<自宅で鑑賞>
ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(2008) official site/Wikipedia/allcinema
絵本作家ドクター・スースの「ぞうのホートンひとだすけ」を映画化したファンタジー・アニメ。
ホコリの大きさしかない国ダレダーレのピンチを救うため、ホートンが山の頂上をめざす。
まさに幼児向けのストーリーで、映画もそのあたりの年齢以外は対象にしていないようだ。
CGアニメの出来は素晴らしいけど、のめりこみはしませんでした。
汚れた大人になって、少年の心を失ってしまったのかしら…。
インサイド・ヘッド(2015) official site/Wikipedia/allcinema
「脳内ポイズンベリー」と同じく、頭の中の葛藤を擬人化したピクサー・アニメ。
こどもの頭が舞台なので、内容もこども向けかと思いきや、なかなかよくできたストーリーだった。
人生を楽しく生きるためには、ヨロコビだけいればよくて、カナシミなんて問題行動しか起こさないように思える。
でも、人は悲しみを知っているからこそ、やさしくなれるのだ。
そんなことを教えてくれるこの映画は、なかなか面白かった。
ラブ&ピース(2015) official site/allcinema
2015年最後の映画は、園子温監督の奇想天外なラブ・ファンタジー。
長谷川博己が、「MOZU」の東以上の振り切れ演技を披露する。
麻生久美子の女優オーラゼロなネクラ女ぶりもすごい。
こういう先読み不可能なストーリーで映画1本作っちゃうんだから、さすが園監督だわ。
「全力歯ぎしりレッツゴー」をまた聴けるサプライズはうれしかった。
2015年の映画はこれで終わり。
目標には届かなかったが、220本観ることができた。
今年は、もっとたくさんの映画を観たいものだ。
今回も、最近観た5本を紹介したい。
(ネタバレはありません)
<劇場で鑑賞>
黄金のアデーレ 名画の帰還(2015) official site/allcinema
オーストリア政府を相手にクリムトの名画の返還訴訟を起こした、マリア・アルトマンの闘いを描いた人間ドラマ。
個人VS巨大な組織という構図に、池井戸潤的な爽快感を期待して鑑賞した。
溜飲を下げる場面もあるのだが、それ以上に、歴史に翻弄されたひとりの女性の凛とした生き方に感動した。
ヘレン・ミレンの気品漂う演技と、ライアン・レイノルズの信念を貫く姿は、いろいろノミネートされてもおかしくない素晴らしさ。
先日観た「ミケランジェロ・プロジェクト」からつながる話だが、同じ実話でも、仕上がったレベルはこっちの方が断然上だ。
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ハッピーエンドの選び方(2014) official site/allcinema
安楽死装置を発明した老人たちの騒動を描く、イスラエル発の人間ドラマ。
邦題もポスターも予告編も、ヨーロッパ的ほのぼのコメディな雰囲気なのだが、実際はかなり違っていて正直とまどってしまった。
コミカルなシーンは確かにあるけれど、想像以上にシリアスなテーマのお話だった。
イスラエルも日本と同様、尊厳死を認めていない国みたいで、深刻な問題に悩む姿は共感しまくりだ。
自分がもしあんな状態になったら、あの機械はほしいと思うだろうからね。
<自宅で鑑賞>
ホートン ふしぎな世界のダレダーレ(2008) official site/Wikipedia/allcinema
絵本作家ドクター・スースの「ぞうのホートンひとだすけ」を映画化したファンタジー・アニメ。
ホコリの大きさしかない国ダレダーレのピンチを救うため、ホートンが山の頂上をめざす。
まさに幼児向けのストーリーで、映画もそのあたりの年齢以外は対象にしていないようだ。
CGアニメの出来は素晴らしいけど、のめりこみはしませんでした。
汚れた大人になって、少年の心を失ってしまったのかしら…。
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インサイド・ヘッド(2015) official site/Wikipedia/allcinema
「脳内ポイズンベリー」と同じく、頭の中の葛藤を擬人化したピクサー・アニメ。
こどもの頭が舞台なので、内容もこども向けかと思いきや、なかなかよくできたストーリーだった。
人生を楽しく生きるためには、ヨロコビだけいればよくて、カナシミなんて問題行動しか起こさないように思える。
でも、人は悲しみを知っているからこそ、やさしくなれるのだ。
そんなことを教えてくれるこの映画は、なかなか面白かった。
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ラブ&ピース(2015) official site/allcinema
2015年最後の映画は、園子温監督の奇想天外なラブ・ファンタジー。
長谷川博己が、「MOZU」の東以上の振り切れ演技を披露する。
麻生久美子の女優オーラゼロなネクラ女ぶりもすごい。
こういう先読み不可能なストーリーで映画1本作っちゃうんだから、さすが園監督だわ。
「全力歯ぎしりレッツゴー」をまた聴けるサプライズはうれしかった。
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2015年の映画はこれで終わり。
目標には届かなかったが、220本観ることができた。
今年は、もっとたくさんの映画を観たいものだ。
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