首を長くして待っていたわけではないが、今日のお昼頃、やっとマイナンバーの通知が届いた。

11日の時点で配達が終わったのは、全体の1割と報じられていたので、もしかしたら比較的早い方なのかも。

今日は日曜日だし、天気も芳しくないので、自宅で受け取る人も多いんじゃないだろうか。

【スポンサード リンク】


2015111501

中を開くと、個人番号が記載された紙、カード申請のための封筒、解説冊子が入っていた。

個人番号は4ケタ×3個、計12ケタの数字だ。

それを見て私が最初にしたのは、語呂合わせを探ること

今後、マイナンバーを求められた時に、暗唱できるようにするためだ。

3分ほど考えて、なんとなくマッチする言い回しを決めた。

文章として意味が通るような番号がよかったんだけど、これで妥協するしかなかろう。


「マイナンバーカードを作れば、覚える必要なんかない」というご意見もあるだろう。

しかし私は、そんなカードを作るつもりは、初めからなかった。

だって、作る意味がないんだもの。


冊子には、
  • 「メリット」いっぱい「個人番号カード」
  • とっても便利「コンビニ交付サービス」
  • 広がる使いみち「電子証明書」
なんて書いてあるけど、内容がなさすぎて、訴求力は限りなくゼロに近い。

逆に、こんなカード作って持ち歩く方がリスキーでしょ。

だったら、12ケタの数字ぐらい覚えたるわい、と思ったのだ。

携帯がなかった時代、親戚や友達の家の電話番号ぐらい、そらでスラスラ言えたものだ。

カードなんかなくたって、ひとつも困ることはない。

運転免許証があるから、今さら新しい身分証明書も必要ないしね。



ところで、セミリタイア生活の私には無関係の話だが、世の勤め人はすべからく、マイナンバーを会社に申告しなきゃいけないんだよね。

ひゃー、かわいそう。

会社に全幅の信頼をおき、会社に自分の人生を捧げてしまっている人ならば、なんのためらいもなくホイホイ差し出すんだろうけど、そんな人はきっとごくわずか。

大半の人は、なんとなく(またはものすごく)イヤーな感じを抱きながらも、言われた通りに仕方なく書類を提出するんだろう。

抵抗したって、どうにもならんしね。


世の中には、個人情報の管理が徹底している会社もあれば、まったくその逆の杜撰きわまりない会社もある。

どんなにちゃんとしていたとしても、結局管理するのは人間だし、そこに完璧は存在しない。

自分で納得して個人情報を教えるのならまだしも、あまり信頼の置けない相手から強制されるのは、やっぱり嫌だな。

マイナンバーのおかげで、改めて「セミリタイアしたよかった」と思えたわ。


inaの早期リタイア日記」のinaさんは、「マイナンバー退社」を考えているようだ。(「退職日を決めた理由」をご参照ください)

雇い主側のあまりの意識の低さに、同じような危機感を感じている人は、日本中にあふれかえっているんじゃないの?

でも、行動を起こすために残された時間は、あまりにも短い。

結局、なし崩し的に事が進み、国民が持つべき危機意識はどんどんスポイルされていく。

「この制度って本当にヤバイ」って、気づいた時にはもう遅いのだが…。


私はできるだけ抵抗しようと思います。

といっても、「カードなんかいらん!」とあっち向くぐらいしか、できることがないのが悔しいんだけど。


「マイナンバー法」を問う (岩波ブックレット)「マイナンバー法」を問う (岩波ブックレット)
清水 勉,桐山 桂一

岩波書店
売り上げランキング : 90108

Amazonで詳しく見る

↓↓↓↓↓ランキング参加中↓↓↓↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村

人気ブログランキング