セミリタイアするためには、お金がいくらあればいいのか?

セミリタイアした人も、これからしようと考えている人も、避けては通れないテーマだ。

でも、このブログでは、これまであえて触れたことはなかった。

なぜかと言うと…



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2015092901


そんなの人それぞれ。

私のケーススタディを書いても、それが状況の異なる赤の他人の役に立つとは、到底思えない。

そもそも、デリケートなお金の話を、赤裸々にカミングアウトするつもりもなかったし。


これからセミリタイアを目指す人に、ひとつだけ言えるとしたら、これかな。

Where there is a will, there is a way.
(意志あるところに道あり)


本当にセミリタイアしたいと思ったら、自分で必死に考えて、自分なりの方法を捜すでしょ?

その思いが強ければ強いほど、道は開けるんじゃないかな。

少なくとも、私はそうだった。


だから、こんな記事を参考にしている間は、「セミリタイアはまだまだ遠い」と言わざるを得ない。

あこがれのセミリタイア 必要な資金はいくら?
「早く会社を辞めて、好きなことだけして暮らしたい」。セミリタイアにあこがれを抱く人は少なくないだろう。ただし現実的には、早期退職して完全に仕事を離れるには一定の資金が必要となる。では、一体いくらあればセミリタイア生活ができるのだろう。
(ZUU online 2015/9/27)

記事中に出てくる「セミリタイアに必要な資金の計算式」は、次のとおりだ。

セミリタイアに必要な資金
=生活費(月額)×12カ月×セミリタイア後の余命(年)

手始めとしては、こんなところでいいと思うけど、出てくる答えはあまり参考にならない。

きっと、とんでもない金額になるだろうから。

本当に大事なのは、このあとの作業だ。


それは、自分の人生を深く見つめること。

「セミリタイアして、一体どんな人生を送りたいのか」ってことを、とことん突きつめて考えれば、自分に必要なお金が、細かいところまで見えてくるはずだ。

私の場合は、80歳を想定寿命と設定して、毎年の資産の増減をシミュレートする表をエクセルで作った。

そして、80歳になるまでは資産がマイナスにならないものができるまで、細かい修正を毎日加えていったのだ。


これが、なかなか楽しかったのよね。

やりたいことにかかる費用をできるだけ具体化して、それをシミュレーションに落とし込むのって、ワクワクする作業なんだもの。

もちろん、「あれもこれも」と、ラーメン二郎のマシマシみたいに夢を山盛りにしても、現実と離れていくだけだ。

必ず、妥協しなきゃならないところが出てくる。

削ぎ落とせるところは削ぎ落として、それでも削れないこだわりは、しっかりと残す。

そして、どうしたらそれが実現できるかを、真剣に考え抜く。

そうしていくうちに、シンプルだけど骨太な、自分だけのセミリタイアライフが近づいてくるのだ。


もちろんこれも、あまたあるセミリタイア道のひとつでしかないけど、この方法で今の暮らしにたどり着いた私は、幸せなんだとつくづく思う。

それなりの時間と工夫を重ねたおかげで、今の楽しい生活があるんだから。


前述の英語のことわざは、私が中三の時に担任だった英語の先生が、卒業する教え子たちに贈った言葉だ。

S先生、あなたがくれた言葉の意味、この歳になってよくわかりましたよ。


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