年配の方には敬意を払うものだが、世の中にはそれにまったく値しない人も多い。

前回に続いて、セミリタイア生活で見かけた“反面老人”を、今日も取り上げてみたい。



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ぼくたちは静かに座っていることができない


セミリタイアしてから、札幌地裁で裁判を何度か傍聴した。

初回は、見学ツアー的イベントに参加したのだが、その時に係りの人からこんなことを言われた。

「法廷内は、咳払いひとつはばかられる雰囲気ですので…」


法廷は、人ひとりの人生が決まる、運命の分岐路。

罪を犯した者は法律によって厳正に裁かれ、無罪を求める者は自由を勝ち取るべく必死に闘う。

検察側と弁護側が、それぞれのプライドを賭けて知力の剣を交える戦場、それが法廷なのだ。

第三者である傍聴人が、邪魔していいわけがない。


実際、あそこに座ってみると、かなり緊張するものだ。

音を出すなんてもっての外で、身じろぎするのも気を使うほど。


なのにだ。

先日の裁判員裁判に参加していたおじいちゃん、これが本当に困った人だった。

裁判の最中に、突然席を立って外に出て、また入ってくるのだが、これがバタバタとうるさいこと。

入退室は自由だけど、もう少し静かにできんもんかね。


さらにひどいのは、傍聴中の落ちつきのなさだ。

やたらと体を動かすので、ナイロンジャンパーが常に耳障りな音を立てる。

メモを取るのは構わないが、手帳をめくる音がなぜかやたらとでかい。

何度もカバンを開けて、中身をごそごそかき回す。

10~15秒間隔で、大きな息を吐き続ける。


あーっ、うるさいっ!


私が裁判長だったら、退廷を命じるところだわ。

傍聴には慣れてるようだったが、あそこが静かにしなきゃいけないところだって、なんでわかんないのかな。

温厚な私もさすがに頭にきて、精一杯の遺憾の意を視線に込めて送ったが、まったくのスルー。

鈍感力が強すぎない?



ある試写会では、私の斜め後ろに座ったおばあちゃんが、お菓子の袋らしきものを探っていて、最初から最後までずっとシャカシャカ音を立てていた。

図書館のテーブル席で静かに雑誌を読んでいたら、隣りに来たおじいちゃんが、持っていた本を机に叩きつけるように置いたので、椅子から飛び上がるほど驚いた。

なんでもかんでも目くじらを立てるつもりはないけど、度が過ぎるのは勘弁願いたい。

耳が遠くなってしまって、自分が騒音の発生源になっていることに気づかないのかな。

だとしても、そこが静かにすべき場所であることは知ってるしょ?

どんな行動がどんな音を立てるかは、考えればわかるでしょ?

自分のことしか考えてないのが、一番の問題だと思うが。


絶対に、あんなジジイにはなるまい、と心に誓うのであった。


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川本 鉄馬

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