娘社長の勝利で終わった、大塚家具のお家騒動。

 昨日発売の「週刊文春」に、「〈大塚家具〉かぐや姫の血も凍る粛清宣告」という記事が掲載され、今日のワイドショーで取り上げられていた。

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「粛清」とか「血も凍る」なんて言葉でおどろおどろしく煽っているけど、「週刊文春」の記事は残念ながら有料で読めない。

なので、代わりに「日刊ゲンダイ」の記事を。

久美子社長が大ナタ 大塚家具に吹き荒れる“パパ派粛清”人事

娘・大塚久美子社長(47)が勝利した「大塚家具」で、早くも“大粛清”が始まっている。

父の大塚勝久元会長(71)が2月に行った会見で、勝久氏とともに直立した元取締役ら4人が、人事部付となり“平社員”に降格。この人事は株主総会からわずか2日後の先月29日、社内に通達された。1日付の人事異動では、勝久氏を積極的に支持していた店長のひとりが交代したという。

また、東京・有明の本社5階にあった会長室は閉鎖された。会長職を解かれた勝久氏は、株主総会以降、本社に出入りできず、“締め出された”状態になっているという。

「株主総会後には『ノーサイド』を強調していた久美子氏ですが、その後の日経ビジネスのインタビューでは『就業規則に故意に違反するような活動をしていた場合は別』とトーンが変わっていました。その通りに“粛清”人事を実行したかたちです」(大塚家具関係者)
(日刊ゲンダイ 2015/4/3)

まあ、当たり前のことだけどね。

ボードに入ったり近づいたりすれば、派閥争いに巻き込まれることは承知の上で、彼らは出世街道を歩んでいたはず。

今回会長側について署名したり、記者会見に並んだりした人々は、「負ければ会社を辞める」くらいの覚悟もしていたはず。

だから企業内抗争での敗者は、冷遇されたってやむをえない。

大きな利益を得ようとしたら、大きな賭けには勝たなきゃいけないのだ。

他の店長は処分されないようだから、逆にありがたい話なんじゃないの?

私が社長だったら、反旗を翻した連中には、会社を辞めるまで冷や飯食わせるけどね。

よっぽど優秀ならば、復活のチャンスを与えてもいいけど、無能な腰巾着なら容赦しないわ。


そして、そんな不遇な方たちに、私からアドバイス。

イヤなら辞めれば?

会社の中にいる限りは、どんなに理不尽でも、会社のルールに従わなければならない。

戦争と一緒で、ルールは勝者の論理で決められるから。

それがイヤなら、辞めればいいのよ。

辞めれば、バカげたルールに従う必要ないでしょ?

転職するもよし、セミリタイアするもよし。

会社にしがみつかなければ、新しい人生が開けるかもしれなくってよ。


私がまだ会社勤めだったら、「お前はどうなんだ?」と言われちゃうところだが、もう辞めちゃったからね。

昔は私も葛藤していた時代があったけど、今はお気楽な立場なので、お気楽なことを言わせてもらいました。

あ~ん、お気楽ってサイコー!

(バカっぽい終わり方になってしまいました。不快に感じた方がいましたらごめんなさい)


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