今月12日、知事・道議・市長・市議選挙が一斉に行われる。

候補者のポスターが街のあちこちに貼られ、宣伝カーが朝から晩まで走り回っている。

北海道民、札幌市民として、ちゃんと判断して、しっかり意思表示をしたい。

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実は、こういう話をするのは、とても苦手だ。

「営業マンは政治と宗教の話をするな」という鉄則が、身にしみついてしまっているのでね。

大事なことなので、記事にしようと思うのだが、個別候補者の応援になるような書き方は避けておく。

2年前の公職選挙法改正で、ネット上の選挙活動についてもかなり緩和されているのだが、やっぱり政治の話は微妙だからね。



まず、道知事選について。

3期をこなした高橋はるみ現知事に、北海道での知名度は抜群の佐藤のりゆきが挑戦する今回の選挙。

高橋が勝てば初の4期目、佐藤が勝てば初の民間出身者。

どちらが勝っても、かつて例を見ない道知事が誕生する。


今回の選挙の争点は、「原発」「景気」「人口減少」あたりだろう。

先日行われた公開討論会をテレビで見たが、対立点がはっきりしているので、有権者にとっては選びやすいんじゃないだろうか。

私の支持も、さほど迷うことなく決めることができた。



次に、札幌市長選について。

こちらは、現職の上田市長が引退を表明しており、5人の新人候補者が立候補の届け出をしている。

選挙の争点は、「人口減少」「景気」「札幌オリンピック」そして「地下鉄延伸」といったところか。

札幌市長選の公開討論会も見たのだが、道知事選よりもこっちの方が、絞り込みが難しい。

あと1週間ほどでじっくり考えて、今後4年間の札幌市政を託せる人物を決めたい。


札幌は、住みやすいために人気は高い。

しかし一方で、深刻な問題もいろいろ抱えている街だ。

いち札幌市民として、責任を持って大事な一票を投じたい。



選挙権は、国民の権利じゃなくて義務だと思う。

特に理由もないのに、この義務を果たさない人は、次の選挙まで、政治に対して疑問や不平不満を口にするべきではない。

この義務をしっかり果たしてこそ、道民・市民としての権利を堂々と行使できるのだ。

みなさん、12日は必ず投票所に行きましょう。(期日前投票もアリよ)

若い人は特にね。

senkyo

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