2人めは、前任地で一緒に仕事をした人。

私が最後の勤務地に異動した3ヶ月後に、この人も辞令を受けて転勤していた。

その転勤先を、今回の旅で訪問したのだ。



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この人は私より5歳年上で入社も先輩なのだが、社歴は私より短い。

なぜなら、一度転職で会社を出たあと再入社した「出戻り組」だからだ。


人材不足の昨今、私の会社ではこのようなケースが増えている。

いろんな条件つきではあるが、正式な再入社制度があるのだ。

ただしこれを活用しているのは、結婚や旦那の転勤、親の介護などで退職した女性社員がほとんどだ。


だから、男性で戻ってきた人はきわめて珍しい。

いろいろ個人的な事情があって、本人も「俺だけじゃないか」と言ってるぐらいのレアケースだ。

一度会社を辞めているだけあって、私の立場にも理解を示してくれた。

「また戻ってこいよ」とも言われたけど。



焼肉をつつきながら話したのは、私のことよりも、会社の将来についての方が多かった。

今、会社が進めているビジネスモデルは、現場レベルで問題が噴出していて、「このままで大丈夫?」とかなり心配な状態になっているのだ。

会社で働き続けるこの人はそう思って当然だけど、私だって会社が繁栄してくれないと困るのよ。

退社したら、今度はひとりの「お客様」になるわけだから。


「あと10年は持つだろう」とこの人は予想していたが、これはどちらかというと願望。

私は、あと5年だってどうかと思う。

だから私の場合、定年まであと15年も会社にしがみつく方が、リスクが高い決断なのだ。



そんな話をしつつも、昔話に花を咲かせて、時の経つのもあっという間。

たくさんおごってもらって、散会となったのでした。


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