(「いつからセミリタイアを考えていたのか?」からの続き)
「45歳セミリタイア計画」が、会社の気まぐれで頓挫しようとしていた。
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とは言っても、この「早期退職制度」は決して正式な制度ではなく、あくまで、毎年検討した上で実施するかどうかを決める運営だった。
確かに、前年までの通知文を読めば、「来年やるかどうかはわからんよ」的文章が載っている。
でも、まさか自分が利用しようとした矢先になくなるとはね。ガックリ。
解体的出直しを余儀なくされた私は、もっと綿密なシミュレーション作りに取りかかった。
80歳まで生きると仮定して、今後の収支と資産の変化を、エクセルで計算できるようにした。
収入はきびしめに見積もっていたので大きくは変わらないが、支出はその時々の考えでコロコロ変わる。
「もっといいところに住みたい」「もっと遊んで暮らしたい」などと考えると、一気に収支は悪化し、資産の減少が加速する。
逆に、支出をシビアに考えれば、80歳まで何とか生きていけそうな計算になる。
45歳で辞める理由がなくなってしまったので、もっと早く退職することも考えた。
生活をかなり切りつめれば、なんとかなりそうな計算結果も出ていた。
しかし、どうしても踏ん切りがつかず、月日だけがずるずると過ぎていった。
ところで、私の会社では、パソコンでいつでも自分の退職金が計算できるようになっている。
ある日、45歳時点での退職金を出してみて驚いた。
それまでの増え方と、45歳を過ぎた時の増え方が若干違うのだ。
「早期退職制度」の足元にもおよばないが、45歳になると、いくらか加算されている。
これに気づいたとき、私の「45歳セミリタイア計画」は復活を遂げた。
もちろん、このまま会社に居続ければ、退職金のカーブは角度を増していく。
45歳じゃなく、50歳で退職という考えも、頭には浮かんだ。
しかしこの会社には、55歳での「早期定年制度」という、正式な退職金優遇システムがある。
もし50歳まで働けば、「あと5年で55歳だし」と絶対に思うはずだ。
そして55歳まで働けば、「あと5年で本当の定年だし」となるのは目に見えている。
そうして、大切な15年間を会社に捧げてしまうのだ。
そんな流れは、なんとしても避けたい。
辞めるなら、45歳しかない。
だから、今年のセミリタイアに照準を合わせて、準備を進めてきた。
札幌での家探しも、今年になって一気に話が進んだ。(「終の住処は札幌で」3部作を参照)
そして、45歳を迎えた今年9月、退職の申し出を行ったのだ。
道のりは長かったけど、これだけの時間をかけてきた重みが、今の私を支えている。
後悔はまったくしていない。
あるのは、セミリタイア後にやってみたい、山ほどの楽しみだけだ。
まさに、「働かないって、ワクワクしない?」だね。
「45歳セミリタイア計画」が、会社の気まぐれで頓挫しようとしていた。
とは言っても、この「早期退職制度」は決して正式な制度ではなく、あくまで、毎年検討した上で実施するかどうかを決める運営だった。
確かに、前年までの通知文を読めば、「来年やるかどうかはわからんよ」的文章が載っている。
でも、まさか自分が利用しようとした矢先になくなるとはね。ガックリ。
解体的出直しを余儀なくされた私は、もっと綿密なシミュレーション作りに取りかかった。
80歳まで生きると仮定して、今後の収支と資産の変化を、エクセルで計算できるようにした。
収入はきびしめに見積もっていたので大きくは変わらないが、支出はその時々の考えでコロコロ変わる。
「もっといいところに住みたい」「もっと遊んで暮らしたい」などと考えると、一気に収支は悪化し、資産の減少が加速する。
逆に、支出をシビアに考えれば、80歳まで何とか生きていけそうな計算になる。
45歳で辞める理由がなくなってしまったので、もっと早く退職することも考えた。
生活をかなり切りつめれば、なんとかなりそうな計算結果も出ていた。
しかし、どうしても踏ん切りがつかず、月日だけがずるずると過ぎていった。
ところで、私の会社では、パソコンでいつでも自分の退職金が計算できるようになっている。
ある日、45歳時点での退職金を出してみて驚いた。
それまでの増え方と、45歳を過ぎた時の増え方が若干違うのだ。
「早期退職制度」の足元にもおよばないが、45歳になると、いくらか加算されている。
これに気づいたとき、私の「45歳セミリタイア計画」は復活を遂げた。
もちろん、このまま会社に居続ければ、退職金のカーブは角度を増していく。
45歳じゃなく、50歳で退職という考えも、頭には浮かんだ。
しかしこの会社には、55歳での「早期定年制度」という、正式な退職金優遇システムがある。
もし50歳まで働けば、「あと5年で55歳だし」と絶対に思うはずだ。
そして55歳まで働けば、「あと5年で本当の定年だし」となるのは目に見えている。
そうして、大切な15年間を会社に捧げてしまうのだ。
そんな流れは、なんとしても避けたい。
辞めるなら、45歳しかない。
だから、今年のセミリタイアに照準を合わせて、準備を進めてきた。
札幌での家探しも、今年になって一気に話が進んだ。(「終の住処は札幌で」3部作を参照)
そして、45歳を迎えた今年9月、退職の申し出を行ったのだ。
道のりは長かったけど、これだけの時間をかけてきた重みが、今の私を支えている。
後悔はまったくしていない。
あるのは、セミリタイア後にやってみたい、山ほどの楽しみだけだ。
まさに、「働かないって、ワクワクしない?」だね。
働かないって、ワクワクしない? | |
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同じ年、と言うか、同学年?
だったんですね。
(* ̄ー ̄*)
札幌移住は私も散々考えているんですけど、超の付く寒がりだからなあ・・・・・・。テヘヘッ (*゚ー゚)>